愛(いとしみ)
愛しいという感情は、人間だけにあるものではありませんが、多くの動物の中でも最も尊く、温かい感情と言えます。
人が人に対して感じる愛情は、「誰かを守りたい」と思ったり、「全てを捧げたい」と思うこともあれば、「この人のためになることをしたい」など、誰かへの愛情を持つことで、自分の原動力となることも多いです。
それが、親から子どもへの愛情となると、「慈しみ」という言葉で表されたりもします。
誰かを愛することで、自分の中に優しい気持ちが生まれたり、前向きな気持ちになれたりもします。
憎(にくしみ)
憎しみの感情は、人間特有のものです。
例えば誰かが自分よりも優れていたり、誰かに傷付けられることがあれば、それは怒りを通し越して「憎しみ」の感情となります。
怒りが他者に対する愛や思いやりから生まれることはあっても、憎しみの感情は一つも良い結果には繋がりません。
心が荒み、顔つきや目つきも悪くなってきます。
また、誰かによって憎しみの感情を植え付けられることもあれば、自分の卑屈やネガティブな気持ちから、一方的な憎しみの感情を抱くこともあります。
何にせよ、憎しみは怒りよりもたちが悪く、また尾を引く恐れが強い感情です。
喜怒哀楽が激しい人が最も人間らしい!(まとめ)
喜怒哀楽の感情は、人間の中でも最も本能的な部分です。
それを誰が見ても分かりやすい人は、ある意味で最も「人間らしい」と言えるでしょう。
感情のままに動くことは、時にはリスクになります。
それを防ぐためにも、人間は理性的な行動を取ることが出来ます。
しかし、いつも感情を押し殺して生活していては、自分で自分らしさを殺してしまっていることにもなるのです。
喜怒哀楽の感情は激しいけれども、時と場所をわきまえてはしゃげる人の方が、より人間らしくて魅力的かもしれませんね。