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喜怒哀楽が激しい人の10個の特徴と...(続き5)

あえて何か他のことをする

喜怒哀楽が激しい人は、物事に対してつい感情的になりやすいです。

それはその物事に対して、それだけ熱心に自分の気持ちを傾けているからで、それ自体は何も悪いことではありません。

しかし、怒ったり泣いたりと、一般的に周囲に「迷惑」となる行動を取ってしまうと少々厄介です。

そのため、自分が「カッとなって興奮するかもしれない」とある物事に対して予め感じる場合には、それに夢中にならないためにも、あえて何か他のことをしましょう。

例えば恋人同士で喧嘩をしそうな雰囲気の時には、まず言い合うのではなく、誰もいない場所へ移動する。

またコンビニの列に並んで自分がイライラしそうな時には、あえて列から抜け出して、もう少しほかの商品も見て回るなど、意識的に本来自分がしたいことと違う行動を取ってみるのも良いかもしれません。

また、既に感情的になってしまっている場合は、中々そこから別の行動を取ることが難しいです。

そんな時には、一緒に友人がいればその友人にさりげなくその場から自分を連れ出してもらうなどすると良いでしょう。

自分を客観的に見てみる

思わずカッとなりそうな時には、まず深呼吸をして、それから周囲を見回してみましょう。

もし周囲に誰かいれば、その時だけ周囲の人の気持ちになって考えてみるのです。

「もしこの場でいきなり騒ぎ出す人がいたとしたら、迷惑かどうか」「もし騒いでいる人がいれば、『いい年をしてみっともない』と思えてしまうかどうか」など。

例えその時に楽しい感情が自分の中に広がっていたとしても、周りも自分と同じように「楽しい」と感じていなければ、あなたがこれからしようとしていることは、傍から見たらただの「迷惑行為」になりかねません。

それらをいったんじっくりと考えてみましょう。

実際に行動をするのはそれからにします。

気持ちが昂っていると、中々冷静な判断は下しにくくなりますが、そんな時にはある程度、自分のテンションよりもネガティブに物事を考えるようにします。

例えば「自分は今嬉しい気持ちでいっぱいで、今すぐに叫び出したい。でも周りからすればただの迷惑かもしれない。」「今この場で泣きわめきたいが、周りからすればドン引きする行為かもしれない」など。

自分が本来したい行為を無理に抑えることになるので、慣れるまでは自分自身にストレスがかかってしまいます。

しかし、結果的にはそれが「自分が冷静に判断して動けた」という後の自信へと繋がります。

客観的に物事を考えるべき11個の理由やシチュエーション」の記事にもあるように、客観的に物事を考えられると良いことがたくさん出てきます。

これが出来るようになると、かなり理性的な行動がとれるようになり、もう「感情的に行動する人」ではなくなっていると言えます。

自分を客観的にみる方法ついて詳細はこちら >

生活習慣を見直す

「自分の趣味に没頭し過ぎて、つい睡眠時間を削ってしまった」「いつも食事を抜いているから、何かあるとカリカリしやすい」など、生活習慣の問題が人の精神面に与える影響はとても大きいです。

例えばいつもよりも数時間睡眠時間を削っただけで、人の思考はぼーっとして不注意の状態となります。

そんな頭では冷静に物事を考えることが出来ずに、仕事でうっかりミスをしたり、車の運転を誤ったりする恐れが十分にあります。

また、食事を抜くと空腹感からイライラしやすく、些細なことで怒れてしまいます。

時々レストランで食事が運ばれてくるのに時間がかかると怒鳴り散らす人がいますが、そういった人はまさに「空腹による凶暴状態」と言えます。

この場合には腹が満たされないとずっとイライラが続くため、特にダイエット中の人は精神面も荒れやすいです。

このように、生活習慣がきちんとしていないと、人はちょっとしたことで感情が大きく揺らぎます。

一般的な人でさえそうなのですから、喜怒哀楽の激しい人はもっとそれが大きく、自分にも周囲にも悪影響を及ぼす恐れがあります。

そうならないためにも、日頃から生活習慣を見直すことが重要です。

「大したことない」と思っているかもしれませんが、実際はあなた自身に無意識の内に悪影響を及ぼしている可能性があります。

発言する前に一度考える

感情的になると、反射的に口から言いたいことが飛び出してしまいます。

しかしその一言をグッと飲み込んで、自分の思いのままに発言する前に一度よく「言うべきか否か」を考えてみましょう。

もちろん、それが出来れば苦労はしませんし、それが出来る人は既にある程度理性的な行動がとれる人です。