人間はこの世に生まれやがてその命を全うして肉体が滅ぶまでの間、常に「成長」し続けるべき存在ではないでしょうか?
つまり「人間、死ぬまで勉強」という事にもなりますね。
成長なき人間はそこでストップするどころか時代の流れに取り残され、後退するよりほかないでしょう。
それでは人間が成長するためにはどのような要素が必要なのでしょうか?人間を成長させてくれる様々な要素を考えていきましょう。
自分をもっと成長させるために
人間は絶えず、前へ、前へ、の精神が必要です。
「自分は今まで十分頑張ってきた。
だからもうこのあたりで成長するための頑張りは終了だ」と、本気で思っているとしたらそれは飛んだ大間違いです。
人間は成長する意欲を停めた瞬間から「堕落」が始まってしまいます。
だからこそ、人間には他の動物にない「心」というものを獲得したのです。
人間を堕落から救うのは紛れもない「心」の力。
「克己心」という漢字をよーく眺めてみたら分かるはずです。
「己に打ち克つ」。
何とも言えずカッコいい響きではないですか。
こんな気持ちを持つ生き物がこの自然界に他にいるでしょうか?
それでは人間をもっともっと成長させてくれるための様々な要素をご紹介して参りましょう。
全部で27個あります。
この27個全てを納得して体得していこうとしたあなたは、素晴らしき人間として、成長していく事が可能となるでしょう。
成長するために必要な27個の要素
それでは人間が成長するために必要な要素を27個、紹介して参ります。
いずれも人間の器を成長させてくれる、とっておきの要素です。
尚、今回の成長は人間の内面の成長の事です。
背が何センチ伸びる、といった身体的な成長の方ではありませんので悪しからずお読み下さいね。
好奇心
成長するために必要な要素の最初の1つ目は「好奇心」です。
好奇心は全ての成長のための源のようなものです。
昔から「好きこそものの上手なれ」という諺もあるくらい、何かの分野で成功したり突出した存在になるためには、その物事に対して食事をするのも忘れるくらい「好きだ」という気持ちがあるかどうかが大事なのです。
という事は親や周囲の者からやかましく言われて嫌々やっているうちは、上達もしませんし、人間的な成長も、期待する事はできない、という事になりますね。
例えば卓球で世界を相手にまたにかけた「福原愛」さん。
彼女の幼少の頃の映像を記憶していらっしゃる方も多いかも分かりませんがお父さんやお母さんに叱責され泣きながらも一生懸命、ラケットを握って卓球に打ち込んでいましたよね。
そう、彼女は根っから卓球が好きだったから今現在の成長を遂げる事が出来たのです。
卓球に対する好奇心が人一倍、強かったからの賜物なのです。
こう見ると幼い頃に抱いた「好奇心」は、そんじょそこらの邪魔がはいったところでびくともしないような気がしますね。
童心
成長するために必要な要素の2つ目は「童心」です。
童心。
つまり幼心というか子供の心そのまま、という感じです。
童心な気持ちには一切の言い訳も邪悪な気持ちも入っていません。
ただあるのは好きなものに対する無垢な思いだけです。
手垢も何もついていない、まっさらな心の状態をいいます。
こういった気持ちを持ち続ける事が人間の成長につながる事は多くの大人達も知っています。
しかし、大人は加齢して年齢を重ねていくうちに「いい事」も「悪い事」も「嫌な事」も「よこしまな事」も経験し記憶の中に記録していき現在の人格を形成しました。
一旦、植え付けられた気持ちを元の「童心」に戻すことなどほぼ100%の確立で無理な相談なのです。
だから大人になっても人を疑う事を知らず、どんな人にも等しく愛情を注げるような人間だけが特別な成長を遂げられるのでしょう。
それは一種、「神の領域」かも分かりませんね。
一般の常人には中々出来ない芸当なのでしょう。
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