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成長するために必要な27個の要素(続き2)

手垢も何もついていない、まっさらな心の状態をいいます。

こういった気持ちを持ち続ける事が人間の成長につながる事は多くの大人達も知っています。

しかし、大人は加齢して年齢を重ねていくうちに「いい事」も「悪い事」も「嫌な事」も「よこしまな事」も経験し記憶の中に記録していき現在の人格を形成しました。

一旦、植え付けられた気持ちを元の「童心」に戻すことなどほぼ100%の確立で無理な相談なのです。

だから大人になっても人を疑う事を知らず、どんな人にも等しく愛情を注げるような人間だけが特別な成長を遂げられるのでしょう。

それは一種、「神の領域」かも分かりませんね。

一般の常人には中々出来ない芸当なのでしょう。

【童心については、こちらの記事もチェック!】

冒険心

成長するために必要な要素の3つ目は「冒険心」です。

ところが多くの人は冒険心を起こすのに二の足を踏みます。

それは冒険しようと思えば、自分の身の上にどのような災害や辛苦が降ってくるか分からないからです。

そんな厄介な苦しみや損な事をわざわざ享受しに行かなくても現状の生活のままでいいじゃないか、と考えてしまうのもまた人間の本性なのです。

よって冒険心を起こすためには、危険を承知で自分の身の上にどのような災害が起ころうとも、それ以上に世の中の人間のために何かいい事が出来る事はないのか?

という「使命感」のようなものが必要になってくるでしょう。

それは日本の並みいるトップ企業の創設者たちの半生を見れば納得できます。

彼らは成功を納めるまでの期間、果たして楽で安全な道ばかりを歩いて来たでしょうか?

そんな事はありませんよね。

皆、苦労の連続です。

それでも最初の意思を貫き通して成功を納めました。

一歩踏み出す「冒険心」があったからこそ、彼らは成功できました。

しかし、想像以上の困難な道であった事も付け加えておきますね。

向上心

成長するために必要な要素の4つ目は「向上心」です。

そう、自分は常に上を目指すんだ、という前向きな気持ちなくして真の成長はあり得ないのです。

それもちょっとやそっとの困難や諦めざるを得ないような局面に遭遇しても決してへこたれず、かえって以前よりもファイトを燃やして前に進めるくらいの意気ごみが必要なのです。

よって頭だけで思い描くような形だけの向上心では何の成果も上がらないのですよね。

向上心を結果に変えるには「行動力」も必要になるからです。

ちょっとぐらいの失敗で尻込みしてしまい「もういいや」となってしまうようでは成長も何も得る事はできないのです。

失敗にめげずに前に前に行こうとする弛まぬ向上心とそれを支える行動力。

この2つが車の両輪のようになるからこそ真の成長へ向かう事が出来ると言えるでしょうね。

思考力

成長するために必要な要素の5つ目は「思考力」です。

人間は正しき論理の元、筋道だった「思考力」を身につけない事には、真の正しき人としての道を生きる事は出来ません。

思考力を誤った方向で身につけてしまうと身の破滅にもつながりかねない一大事に陥る事もあるのです。

当然ながらそのような間違った「思考力」を身につけてしまったら人としての成長は期待すべきもありません。

正しき思考力は、人間社会において法を順守し、周囲の人に危害を加えず、文化的で健康的な生活を過ごせる手助けを行えるべきもののはずです。

いくら学校を優れた成績で卒業し、知能指数が一般人のそれをはるかに超えた数値で保有する天才であったとしても、周囲の人間に愛を配れず、ただ己の利益だけのために生きていく姿勢ではとても全うな思考力ともいいにくくなってしまうのです。