劣等感
成長するために必要な要素の24個目は「劣等感」です。
劣等感、つまりコンプレックスは人間ならば誰でもが持っているものでしょう。
本来なら持ちたくないし、持っているが故、悩みの種になる「劣等感」ですが、ものは考えようで劣等感を逆手にとって、自身の成長に結びつけていく事は案外、簡単なのです。
ありきたりな言い方かもしれませんが、劣等感は自分の長所を引き出すための「バネ」になってくれます。
隠したいものは何も人前に出す必要はありません。
ならば、それらが目立たなくなるよう、他の分野をどんどん伸ばせばいいのです。
人は基本的に相手のいいところを見ようとする習慣があります。
そうすることによってその人が感じている「劣等感」は全く表面には感じられなくなるでしょう。
要するに「劣等感」を気にしないようになればいいのです。
それが出来た時、また一歩、あなたは成長しているでしょうね。
嫉妬
成長するために必要な要素の25個目は「嫉妬」です。
嫉妬心、どちらかと言えば「負」のイメージを醸し出す言葉です。
人格が形成された暁でも嫉妬心に燃えてしまう人間は多いもの。
それだけ人間の「業」というか「サガ」のようなものなのでしょう。
しかし、この「嫉妬心」、上手く使えばとてつもないエネルギーとなってあなたの成長を助けてくれる原動力になってくれます。
そもそも嫉妬の気持ちは、自分にないものを羨む気持ち。
だったらば、正当なる手段を持ってそのないものを獲得しにいけばいいのです。
目的物がはっきりしているだけに目標に向かってむらなく頑張る事が出来るでしょう。
人生、何でもいいように考えたら、無限の可能性が広がるように出来ているのですよ。
感謝
成長するために必要な要素の26個目は「感謝」です。
この感謝こそが人間の無限の可能性を正しく引き出してくれる、魔法の能力です。
「ありがとう」と心から感謝して発言できるようになったなら、もうあなたは無敵の存在かもしれません。
元々、人というもの、自分が得する事なら一生懸命になるのが普通ですが、それが他者のための行動となると、途端にトーンダウンしてしまいます。
それだけ人間は「利己主義」で「欲遠しい」存在といえるでしょう。
ですが、感謝の気持ちを本当に素直に身についた人には「得」がやってくるのです。
あらゆるいい運気やツキが向こうからやってきてくれるのです。
感謝できる心を持つという事はそうことなのです。
だから、皆、何とかして感謝の心を持とうと思って必死に毎日を生きているのです。
人間の成長に欠かせないのが「感謝」。
他者の為に身を粉に出来る人は文句なく成長した証しと言っていいでしょうね。
謙虚
成長するために必要な要素の27個目は「謙虚」です。
感謝と共に自身に取り入れたい能力がこの「謙虚」でしょう。
欲をもたず、自分の損得勘定を表さず、人のために文句も言わず動ける。
決して嘘はつかず、人の悪口も言わない。
そして常に笑顔を絶やさず、人の長所をみて相手を褒める。
こんな人間になれたなら、放っておいても向こうからその人に運が回ってくるでしょう。