すると、あまり意味のないことや関係のないことまで話し出し、落ち着きが無いように見えてしまいます。
そうなると、話の内容や目的も、信用できなく感じてしまうのです。
人を信用させる方法として、内容のない話でも大きな声と早口の勢いで押し切る時がありますが、こんな話術を使うことはめったにありません。
ただ、嘘をついてバレそうになった時の説明は、ついつい早口になってしまいます。
相手に反論の機会を与えないように、大して意味のない言葉を繰り返したり、結論を作り上げたりする時もあります。
しかし、結局は話に矛盾が生じてきて自滅してしまうのです。
額に汗をかいたり、顔が赤くなったりして、嘘をついていると分かるものですが、せっかちにしゃべりまくるのです。
4.食べるのが早い
せっかちの人は、食事にも特徴があります。
みんなで家庭で食事をしたり、時にはレストランに出かけて外食をしたりします。
そんな時に、せっかちの人がいると何だか落ち着きません。
外食の時では、メニューを選ぶ時もせっかちです。
和食の場合はまだ良いのですが、イタリアンやフランス料理、地中海料理となると厄介です。
メニューの内容が分からなかったりすると、周りのテーブルに置いてある料理を指さして、あれは何かとか忙しく聞きとります。
ウエイトレスに確認するまでもなく注文して、あれでよかったのか反省ばかりです。
料理が届くまでの時間が待てなくて、周りをキョロキョロしてしまいます。
とにかく、家庭でも外食でも、やっと料理が揃って早速食べることになります。
せっかちな人は、料理の品定めも終わっていて、あとはすぐに箸をつけるだけです。
いざ、皆が食べ始めると、黙々と食べ続けます。
よく噛んで食べているのかなと思うくらいのスピードです。
せっかちの人は、本当に食べるのが速いのです。
他の人が、会話を楽しみながら食べるのと正反対で、次から次に食べていきます。
一緒に食べている人も、その様子をみてつい焦ってしまい、普段よりも早食いになってしまうようです。
お酒を飲みながら、ゆっくり食事をする人とは、食事のペースがまったく違います。
こんな二人が外で食事をすると、せっかちな人は時間を持て余してしまい、場合によっては先に帰ってしまうことにもなるのです。
いずれにしても、食事の相性は最悪となります。
5.他の人をも急かす
世の中には、せっかちな人とそうでない人がいるのです。
生きてきた家庭環境や両親の性格など、それぞれが異なるからです。
自宅が食堂を経営していたり、コンビニのような小売を営んでいると、家族はみんな時間に追われせっかちな性格にならざるを得ません。
のんびりとしていると、たちまち客に怒られてお店が潰れてしまうからです。
都会でよく目にする牛丼店は、安くて速いのでせっかちな人に人気があるのです。
注文してから届くまでの時間を短縮しているのです。
これは、利用する人に対して、短縮した時間も提供していることになります。
せっかちな人に気付いて欲しいことがあります。
それは、せっかちな人は、知らず知らずのうちに他の人をも急かすことになっていることです。
よくあることですが、せっかちな友人と休日を一緒に過ごすことになって合流します。
相手はせっかちなので、いつも合流予定時間のはるか前(30分から1時間まえ)には来ているのです。
こちらには、時間通りでいいよと言うのですが、早めに待っていると思うと、ついこちらも早めに合流します。
地下鉄に乗る事になって改札に向かいますが、地下鉄の車両がホームに到着する音を聞くと、これに乗ろうと急いで行くことになります。