小さいことや少ないことの意味であるマイナーは、重要でないという意味にもなるんですよね。
もちろん、小さいことこそ重要だって考え方もあるけれど…
「そんな小さいこと気にするな」なんて使われ方をすれば、「重要じゃないから気にすることないよ」という意味になりますからね。
ただ、これに関しては日本では、あまり“重要ではない”という意味で、マイナーが使われることは少ないような気がします。
マイナーだからこそ重要視されないというニュアンスは有ります。
どちらかといえば“知名度が低いこと”や、“少なくて目立たない存在”のような意味で使われることが多いですよね。
4.弱いこと
また、マイナーは「弱いこと」というニュアンスで使われることもあるそうです。
本来の意味にはないので、「小さい存在→弱い存在」という解釈によって、マイナーのひとつの意味とされているのでしょう。
確かに、小さい存在は注目されることもなく、何かの陰に隠れてしまいやすい存在です。
知名度が低ければ、重要視されることも無く、立場は弱いですからね。
またフェンシングの話を例に挙げると、こういった競技人口が少なくて結果が出ていないスポーツだと、オリンピックに向けた強化費なんかも少ないのだそう。
それが、オリンピックでメダルをとった選手が出てから、大幅に増えたと聞きました。
女子サッカーなんかもそうですよね。
ワールドカップで優勝するまでは、かなり弱い立場だったのではないかと思います。
日本代表の選手すら、アルバイトなどをしながら取り組んでいたと言いますしね。
スポーツでは、そういったマイナースポーツは弱い立場に立たされやすいのかな?って思います。
結果を出してようやく、日の目を見ることが出来るようになる…。
なんだか、世の中薄情ですよね。
もちろん、マイナーなことはスポーツ界に限りません。
弱い存在でありながらも、地道に愛し努力が続けられている分野が、いたるところに埋もれているのでしょう。
5.目立たないが可能性に溢れていること
「目立たないが可能性に溢れていること」…これは、マイナーの意味というよりは、マイナーの本質のようなものでしょうか。
先ほどもお話したように、弱い立場でありながらも地道に努力している人がいて、そこから這い上がってメジャーになっていく人や分野が、たくさんあるのも事実です。
それこそが、マイナーの魅力でもあるのでしょうね。
女子サッカーだって、今やマイナーとは言えないでしょう。
ニュースでも取り上げられるし、注目度も高いです。
フェンシングはなかなかそうはいかないみたいですけど、それだけ伸びしろがあるってことですからね!
もちろんスポーツ界以外にも、可能性に溢れていることは沢山あるのです。
特に近年は、SNSからじわじわと注目を集め、一気にメジャーになっていくことも多いですよね。
ピコ太郎さんなんかも、そうやってメジャーになったひとりなのではないでしょうか。
もともと芸人仲間からの評価は高かったと言いますしね。
どこでマイナーからメジャーに逆転するか分からない!そんな可能性を秘めているのが、マイナーなのです。
2.マイナーなことを極めれば第一人者になれるかも?!
マイナーなことは、知名度の低いことではありますが、それだけ、それを行っている人が少ないことでもあります。
つまり、穴場でもある!ということなんですよね。
これから何かを始めてトップをとりたい!という野望がある人は、そういったマイナーな分野を極めてみるのもひとつの手でしょう。
1.既に関わっている人が少ないから
関わっている人が少なく、極めれば第一人者になれるという可能性を秘めているのも、マイナーなことなのです。
因みに、またまたフェンシングの話をしちゃいます。