「貴重」という言葉って、きっと皆さん、ごく自然に使っているのではないでしょうか。

この意味について、深く考えることもあまりなく、貴重なモノやコトって、潜在的に分かるものだったりしますよね。

そんな当たり前に使われるこの言葉の意味について、今回は掘り下げて考えてみたいと思います。

そしたら今よりもっと、貴重という言葉が意味する価値を、実感できるようになるかもしれません。

「貴重」は良く使う言葉ですが・・・

貴重は、よく使う身近な言葉でもありますよね。

だけどその意味を説明しようとすると…筆者なら「大事なもの」くらいしか答えられません。

だけど、「大事なもの」という説明では、ちょっと不足があるように思いますよね。

これだけでは、貴重の貴重さも、貴重の価値も…貴重であることの本質が、伝わらないように思います。

筆者のように、貴重の意味が説明できないということは、貴重という言葉が示すその本質を、本当は理解出来ていないということにもなると思います。

貴重なモノ・コトの価値をもっとちゃんと理解するためにも、まずは貴重の意味、貴重とは何なのかを、しっかり確認しておきましょう。

貴重の意味


日本語って、ひとつの言葉に沢山の意味や意義を、含んでいたりしますよね。

また、言葉を使う時のニュアンスや、使われる状況によって、その言葉の意味は少しずつ変わってきたりします。

それが日本語の難しいところであり、面白いところでもあるでしょう。

貴重という言葉にも、沢山の意味が含まれています。

基本的には、どれもポジティブな意味合いですが、貴重という言葉が示すものは、実に多岐に渡ります。

普段何気なく使うこともある貴重という言葉。

貴重なことって、それだけ私たちの身近にも溢れているということですよね。

貴重の意味をひとつひとつ見ていくと、沢山の貴重なモノやコトに、気付かされる思いです。

分かっているつもりでも気づいていない貴重…。

意味をひとつひとつ確認しながら、身近な貴重を見つけてみませんか?
それではさっそく、貴重という言葉を紐解いていきましょう。

1.とても大切であること

貴重の意味として代表的な「とても大切であること」。

この意味に関しては、皆さんも何となく想像していますよね。

筆者も、「大事なこと」と表現しましたが、要は大切なことです。

ただし貴重という意味に当てはめるなら、“とても”大切であること。

と言った方が、確かにしっくりきますよね。

貴重の意味を辞書で調べてみても、真っ先に“きわめて大切なこと”と出てきました。

ただ、大切という言葉も沢山の意味を含んだ言葉ですよね。

というわけで大切の意味を調べてみると…“値打ちが大きいさま・丁寧に扱うさま”とありました。

そう考えると…大切という意味においての貴重には、「自分にとって」という意味合いが強いのかもしれませんね。

自分にとって大切だと感じるコト・モノ・人は、貴重だと感じます。

もちろん、それが人々にとって同じように大切である場合も多いですが、その価値は、まず自分がよく理解出来ていないと、感じられないものでもあるでしょう。

自分が理解していてこそ、自然と大切なものを丁寧に扱おうという気持ちも芽生えてくるのだと思います。

ですので、貴重の意味は、自分がとても大切にしているモノや人、大切にしたいと思うコトと言うことが出来ます。

この意味で言うと、自分が持っているお金や高価な品などが、それに当てはまりますよね。

お財布等は、貴重品とも表現されますから、最も身近な“貴重”だと言えるのではないでしょうか。

2.珍しいもの


貴重の意味としては、「珍しいもの」も挙げられます。

珍しいの意味は、“ありふれておらず、興味が引かれること”や“機会が少ないこと”。

また、“目新しいこと”などになります。

この「珍しい」という言葉から意義を考えてみると、「希少性のあること」や「頻度が非常に少ないこと」が貴重の意味だと捉えることが出来ますね。

この様に、滅多に起こらない稀なことやレアなこと、珍しく希少価値のあるものなどは、私たちの日常では簡単に出会うことができないモノや出来事です。

そういった希少なものを見ることができたり、滅多に会うことができない人に会えたりすることは、とても貴重な体験や時間となります。

もちろん、その物事自体が貴重であり、それは多くの人にとって、同じように貴重な存在であることが多いでしょう。

例えば、オーロラを見ることなどは珍しくて、貴重な体験となりますよね。

見られる場所も限られ、様々な気象条件が揃わないとならないので、オーロラを見に行って実際に見られるかどうかは運次第。

まさに希少性のあることです。

また、1点しかない名画なども、希少価値のある貴重なものであり、それを見ることができるというのは貴重な体験となるでしょう。

もし、名画が日本にやってくるようなことがあれば、とても貴重な物を自分の目で見られる貴重な機会。

何が貴重であるかを知っておくこともまた、貴重な体験が出来るチャンスを逃さないようにする方法となりますよね。

3.得難いものであること

貴重の意味は、「得難いものであること」と表現することも出来ます。

得難いには、“手に入れにくい”という意味があります。

手に入れにくいものというのも、モノだけじゃありませんよね。

時間や体験にも、なかなか得ることが難しい貴重なことが沢山あります。

貴重って、とても身近にあるものの場合もありますが、このようになかなか手に入らないものだからこそ貴重だという場合も、もちろんあるんですよね。

得難い貴重さというのも、自らそれを求めていくことも出来ます。

でも、不意に訪れることもあるんですよね。

よく「貴重なお話を聞かせていただきました」とお礼を述べたりすることがありますけど、こういうのって、出会って初めて知る貴重さで、後に得難い経験をしたな…と思わされた時に、自然と出てくる言葉でもあると思うんです。

訪れた場所に、予想もしていなかったような感動があったり、たまたま出会った人の話に感銘を受けたり。

そういった不意に訪れたものが自分にとって特別なものだと気付いた時、同時に得難いものを得られたと感じ、それが貴重なことであると心底思うのではないでしょうか。

日常にはない、求めたからって得られるとは限らない、そんな貴重なことも沢山あるんですよね。

4.価値が高いこと

貴重には、「価値が高いこと」という意味もあります。

価値にも、色々な意味がありますよね。

まず、“物事がどれくらい役に立つかという程度”という意味が基本でしょう。

そして価値と言えば、“商品が持つ交換価値の本質”を指すこともあるし、“真、善、美など、絶対価値”もあります。

哲学的には、“人間の欲求や関心に対しての、対象の持つ意味”が価値とされています。

貴重と言われる価値となれば、その価値の程度はかなり高いものと言えます。

非常に役立つコトであり、品質の高いモノであるのです。

そのどれもが、人の欲求を最大限に満足させるようなものですよね。

そこに人は価値を見い出すし、貴重だと感じさせられるのではないでしょうか。

モノで言えば、その価値は値段で示されていることが多いです。

値段が高いもの程、価値が高いということが出来ます。

しかし、貴重と言われるような価値の高さは、もっと精神性のある価値のような気もします。

例えば、何万年も前の化石とかは、値段で示されることはなくても、その価値が高いことは誰もが分かります。

また、身近なところで言うと、先祖の形見などは、そのモノ自体にそれ程価値がないとされても、自分にとっては何物にも変えることが出来ない価値ある品ですよね。

そう考えると貴重って、示されるものではなく感じるもの。

そう理解したほうが、その本質に近い捉え方が出来るような気がします。

5.意義が大きいこと

貴重には「意義が大きいこと」という意味もあります。

意義とは、“その言葉が表す内容や概念”また、“物事が存在するにふさわしい価値”などの意味です。

「言葉の本来の意義」や「意義ある生活」など、目には見えないけど人々が感じる、精神的価値のある言葉や物事が、意義が大きく、貴重さを感じることと言えるでしょう。

先ほども、貴重とは示されるものではなく、感じる部分によるものが大きいことをお話ししましたよね。

意義が大きいという意味の貴重こそ、まさに精神性の意味合いが強いものと言えるでしょう。

私たちにとって貴重に値するものって、自分がその価値を感じたり、見い出したりすることで存在するものでもあるんですよね。

時に私たちは、世の中で価値があるとされるものを、貴重なものだと思い込んでしまいます。

だけど、それが何故貴重なのか、本質が分かっていない場合も多いのではないでしょうか。

価格の示されたものに踊らされ、実はその価値を分かっていないということは、往々にしてあります。

そして、価値を知らないまま、価格の高いものを手に入れることだけにステータスを感じてしまったりするのです。

ブランド品なんかは、まさにその象徴ではないでしょうか。

ブランド品は、確かに貴重な品です。

だけどなぜ、その品にその価格がつくのか、どんな貴重さがあるのかは知らない人も多いでしょう。

私たちはもっと、言葉や物、時間や体験にどんな意義があるのか、知るべきなのかもしれません。

ひとつひとつの物事に向き合い、知ろうとすれば、貴重な物事は身近に沢山あるのだと思います。

【意義については、こちらの記事もチェック!】

6.為になること

貴重には「為になること」という意味もあります。

為になるとは、“利益になる”ことや“得になる”ことです。

この場合も、精神性の意味合いが大きいですよね。

人から聞いた話や、何かを体験することは、お金では示すことが出来ない価値があり、自分にとってお金には変えられないほどの利益になることです。

そのように自分の為になることは、他の人にとっては貴重じゃなくても、自分にとってはとても貴重なことになります。

先程、ブランド品のお話をしましたが、ブランド品はある意味、お金を出せば手に入るものですよね。

もちろん、そのお金が高額でなかなか手に出来ないものだったりもしますけど、頑張れば手に入れることは不可能ではありません。

そうやって高額の支払いをして手に入れたものは、確かに貴重品です。

だけど貴重って、お金には変えられないものにこそあったりするものです。

ブランド品も、その名前やロゴではなく、素材や思い入れ、デザイン性や製造の拘りなど…注目すべき価値は沢山あるはずです。

もちろん、ブランド品ともなればその名前やロゴにこそ、お金に変えられない価値があるとも言えますけどね。

でも本来、バッグであれば、自分の為になる価値は、使い心地や長持ちすること、デザインの美しさによるファッション性などでしょう。

ブランドネームによるステータス感も、自分の為になるといえばそうですが…本質は別にあるものだと思います。

マスターカードのCMで、人生の中での時間や体験は「プライスレス」だと表現されていますよね。

あのCMで示されるような出来事こそ、貴重な経験であり、為になる体験。

そして、お金には変えられない価値ある時間となるのだと思います。

実際はクレジットカードのCMで、お金には変えられない貴重なことにカードを使おう!ということですから、ちょっと複雑な気持ちにもなりますけどね。

でも、上手いところをついたCMになっていますよね。

人生の貴重さを説く、意義あるCMだと思います。

目に見えるもの、見えないもの両方に使う

ここまで、貴重の意味をひとつひとつ紐解きながら考えてみました。

貴重がどれだけ貴重であるか、そんな実感は得られたでしょうか?筆者は、こうして改めて貴重という言葉の意味を考える中で、今まで気づいていなかった貴重なこと、貴重だと思っていたのにその本質を分かっていないことが、沢山あることに気付きました。

これからは、世の中の認識や意見に惑わされることなく、自らその貴重さを感じ取っていきたいなと思います。

さて、意味を解説しながらも度々お話してきたので、皆さんももうお分かりだとは思いますが、「貴重」には、目に見えるものと目に見えないもの、両方があります。

貴重と言われる対象は、モノであり人であり、時間であり経験であり…と、実に多岐に渡ります。

人がそこに価値を見い出せば、どんなことも貴重になる。

対象は様々ですが、私たちの心が動くことにこそ、貴重な物事はあるのです。

1.貴重なご意見をありがとうございます

例えば、「貴重なご意見をありがとうございます」と言う時。

この場合は、頂いた意見がとても意義のあることで、その意見によって何かに気付かされたり、成長するキッカケになったりしたということですよね。

目には見えないものですが、その意見には、お金には変えられないほどの価値があるといえます。

この場合は特に、何かのクレームに対して頂く意見であることが多いと思います。

こういったご意見は、お金を払ってもいただけるものではありません。

むしろ、相手に損失を与えてしまったことによって、得られた意見です。

それは相手にとってみれば、お金を支払ってさらに、相手にとって為になる意見を与えることになるのです。

普通は有り得ないことですよね。

それでも相手は、あなたの為を思って意見するのです。

それはとても、貴重なことと言えるでしょう。

ですので私たちは、相手の気持ちを受け取り、その価値を理解しなければなりません。

それが貴重なものだと気付くことが出来なければ、お礼も言えませんよね。

相手にとっては、何よりその意見の価値に気付いてもらうことが大切であり、気付いてもらえたことで報われるのです。

筆者も接客業をしていたころ、こういった機会が何度もありました。

クレームとなれば、お客様からお叱りを受けることになり、それはとても気が重いことです。

しかし、そのクレームと向き合うと、お客様は沢山のご意見をくださいます。

そこには、サービス向上のヒントや、成長のチャンスが散りばめられているのです。

若いころは、クレーム対応は上司がしてくれていたので、お客様からご意見をいただくことの貴重さも知りませんでした。

だけど、自分が責任をとる立場になり、お客様のクレームと実際に向き合うようになると、そのクレームを心底有りがたいと思うようになりました。

お客様はお客様目線で、沢山のアイディアをくれるんですよね。

サービスを提供する側が気付かない部分や、見落としていた部分を沢山教えてくれるのです。

そういった時、「貴重なご意見をありがとうございます」という言葉が、自然と自分の口から出てきます。

人からの“ご意見”に向き合うと、その貴重さを実感させられるのです。

2.これは貴重な国宝だ

「これは貴重な国宝だ」と、モノの価値が表現される場合もありますね。

この場合は、モノとして目に見える貴重さと、目に見えない貴重さがあると言えます。

国宝とは、その名の通り国の宝です。

特にその価値が高いと判断された時、国家が“国の宝”と指定し、特別に保護や管理を行います。

主に歴史的な建築物や美術品などが、国宝に指定されています。

国宝に指定されるようなものは、その国の歴史や文化を表わすような重要なものであり、お金には変えることが出来ない貴重さがあります。

私たちは、国宝と聞けば、国がその価値を認定していることもあり、実際にはそれにどれだけの価値があるのか知らなくとも、貴重なものであることだけは分かります。

ですがこういうものにこそ、私たちはもっと興味をもって、その価値を実感として得るべきなのかもしれませんよね。

貴重な国宝は、国が管理し大切に扱いますが、その価値を知る人が居なくなってしまったら?その国宝を大切にしていく人が居なくなってしまいます。

そうなれば、国の歴史や文化を知ることは、出来なくなってしまいますよね。

私たちは新たな発展をしていかなければなりませんが、どんな歴史を歩んで今があるのかを知っておくことも、とても大切なことです。

そうでなければ、犯してきた大きな過ちを繰り返すことにもなりますし、それでは国は発展していきません。

その歴史にこそ、目には見えない価値があり、歴史こそが貴重なのです。

3.ここで貴重な経験ができました

また、「ここで貴重な経験ができました」と使われることもありますね。

この場合も、その貴重さは目に見えないものです。

そして、貴重な経験ができた…これこそ、自分がその経験の貴重さに気付かなければ、言えない言葉ですね。

貴重な経験というのは、実際に体験して、実感として価値を感じて初めて、貴重な経験だと思えるものです。

それは誰かに指示されて行うものではなく、誰かに「貴重な経験だ」と言われて感じられるものでもありません。

自分にとってどれだけ為になり、どれだけ価値があったか。

それを知らずしては、貴重な経験を得ることは出来ないのです。

私たちは日々、いろんな経験をしています。

そこにどれだけ貴重な経験があるか、それは本人の感じ方次第です。

貴重な経験とは、何も特別な経験だけに言えることではないと思います。

日々経験することの、ひとつひとつの意味や意義に真剣に向き合っていれば、毎日が貴重な経験で溢れているのかもしれません。

どんなことでもその貴重さに気付き、その経験が出来たことに感謝の気持ちを持つ。

これって、豊かな人生を送っていくうえでも、とても大切なことなのではないでしょうか。

どんなものが貴重とされるか

ここまでは、貴重というひとつの言葉を色々な角度から考え、その意味を理解してきました。

さらに貴重への理解を深めるため、ここからはどんなものが貴重とされるか、その具体的な例を挙げてみたいと思います。

もちろん、貴重というのは、自分がその価値を理解していなければ感じられない、精神性の意味合いが強いものでもあります。

ですので、ここでご紹介する例に、貴重さを感じられない人もいれば、今までは感じていなかったけど初めて貴重さに気付く人もいるでしょう。

それぞれ皆さんが貴重としている物事から、ぜひ自分なりに貴重さを感じ取ってみて下さいね。

1.国宝

先ほども、貴重の使い方の例として挙げた「国宝」。

国宝は、国がその価値を認定し、貴重だと位置づけたものです。

日本の国宝は、「絵画、彫刻、工芸品、書跡・典籍、子文書、考古資料、歴史資料、建造物」の8つのジャンルに分けられています。

日本の場合は、重要文化財のうちでも特に優れていて、世界の文化から見ても重要で価値が高いとされるものに対し、文部科学大臣のもと国宝指定がされ、管理・保護を行っています。

2017年9月現在で、絵画は160件、彫刻は131件、工芸品は253件、書跡・典籍は225件、古文書は60件、考古資料は46件、歴史資料は3件、建造物は223件が国宝として指定されています。

建造物においては、その場所が観光地になっていたりもしますよね。

その他の国宝についても、展示されていて見る機会があるものも多いと思います。

旅先で、または地元にある国宝について、その貴重さを改めて感じてみるのもいいのではないでしょうか。

筆者が毎年参拝に行く茨城県の鹿島神宮にも、国宝になっている直刀が所蔵されています。

…されているのは知っていたのですが、毎年行くわりに見たことがありませんでした。

宝物殿という建物の中にあり、確か拝観料がかかるので、これまで興味を示しませんでした。

だけど今、こうして貴重なことを色々考えてきたら、何故傍にある貴重なものに気付かなかったんだろう…と思ってしまいますね。

今度の参拝の際には、ぜひ国宝の刀を見てみたいと思います。

それまでの間に、その歴史的価値なども勉強しておきたいですね。

2.有名な人と会えること

また、「有名な人と会えること」も貴重なことですよね。

有名な人は、TVなどで間接的には見ていても、直接会うことはそうありません。

最近ではアイドルが身近になってきてもいるようですが、本来はなかなか会えないからこそ、アイドルでありスターなんですよね。

そういった、会うことが出来ない有名な人に会う機会は、まさに貴重な体験となるでしょう。

たとえそれが、お金を払って手に入れたものだとしても、その貴重さに価値を感じることが出来るから、その体験と時間に、みんなお金を払うのです。

ですので、その有名人の存在が自分にとって貴重とは感じられず、会うことに意義を感じることが出来なければ、有名人に会えることに対して貴重だと思うこともないでしょう。

筆者はどちらかというと、有名人に実際に会うことに、あまり価値を感じられません。

もし、会って貴重な話を聞くことができ、感銘を受けたりしたら貴重だと思うでしょうけど、ただ会うことや見ることには、あまり興味がないのです。

テレビや雑誌で見るくらいで十分だと思ってしまいます。

だけど案外、実際に会ってみたら、これまで気づくことの無かった価値に気付けるのかもしれない…。

そこにもしかしたら、筆者の知らない貴重な何かがあるのかもしれないと思ったら、機会があればライブ等に足を運んでみようかなと、思うようになりました。

きっと皆さんも、これまで興味のないことに触れてみることで、これまでには得られなかった貴重な体験が出来るかもしれません。

貴重なものを探して、新たなことにチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。

3.試験前の時間

「試験前の時間」も、多くの人が貴重としているものですよね。

試験は日時が決まっていますから、試験合格のために努力する時間には、タイムリミットがあります。

そして試験が終わり、結果が思うようなものでなければ、次に挑戦する機会はもう無いかもしれないし、あったとしても半年とか1年後です。

試験自体が稀なものであり、さらにその後の人生を左右するかもしれない大事なものです。

ですから、その試験前の時間は、1分1秒も無駄にしたくない、とても貴重な時間になりますよね。

これは多くの人が実感として持っていると思います。

だけど中には、その貴重さに気付いていない人も居るかもしれませんね。

そういった人の場合は、試験が終わり、結果が思ったものじゃなかった時に初めて、試験前の時間が貴重だったことに気付くのではないでしょうか。

だけど後から気付いたのでは、もう遅い場合もあるのです。

貴重って、気付かないことによって、それを失ってしまうこともあるんですよね。

しかも失って初めて気づくので、大きな後悔を生むことになるのです。

そうならないためにも、大切なことに気付ける目も養っておきたいですよね。

4.健康

「健康」というのも、貴重なものです。

だけどとても身近なことでありながら、その貴重さに気付けないことだったりするのが、健康ではないでしょうか。

健康って、健康なうちはその大切さに気付くことが出来ません。

だけど病気になった時に、初めて健康がいかに貴重であるかに、気付かされるのです。

だけど、健康を害してからでは遅い…それが、貴重なことに気付かないことの代償でもあるんですよね。

やり直しのきく病気なら、その経験を活かして健康を大切にしていくことも出来ますが、手遅れだったら…?後悔しても遅いかもしれません。

自分がいかに自分の身体を大切にしてこなかったかを、悔やむことになってしまうのです。

貴重なことというのは、私たちひとりひとりが、その価値を理解しなければ大切にすることが出来ません。

そして、貴重なことを大切にしなければならないのは、それが自分にとって、重要であり、意義のあることだからです。

ですので、それに気付くことが出来なければ、ただ見過ごしているだけじゃなく、貴重なものを傷つけているかもしれないのです。

そう考えたら、貴重なものは、「その貴重さに気付かなければならないもの」とも、言えるのかもしれません。

5.命

健康がいかに貴重であるか…それは「命」に関わることだからですよね。

ですので、命の大切さを知らなければ、健康の貴重さも分かりません。

命と健康は、切っても切り離せないものです。

健康を大切にしなければ、命を脅かすことにもなるのです。

逆に言えば、命の大切さが分かっていれば、健康にも気を遣うようになるでしょう。

もちろん、命を脅かすのは健康だけではありません。

人の悪意によって、また不慮の事故に巻き込まれることによって、命が危険にさらされることもあります。

また、私たちが考えなければならない命は、人間の命だけではありませんね。

動植物にも同じように、命があります。

私たちは、その命を実に無意識に頂いています。

ですので、命の貴重さに気付いていないことは、多々あるのです。

もちろん、世の中弱肉強食の世界ですから、知恵を身につけた人間は強者となっています。

だけど知恵を働かせることが出来るために、食料を手に入れるのに、命をかけて戦うようなことはしませんよね。

実に簡単に、スーパーで食肉を手に入れ、野菜を手に入れるので、その貴重さを感じにくくもなっています。

もちろん、スーパーで売られているものには提供者がいて、そういった人たちは身近で、動植物との命と向き合っています。

なので、間接的に手に入れる人よりは、その貴重さや命の大切さも実感していることでしょう。

だけど大半の人が、命の大切さを、理解しているようで理解出来ていなかったりする。

それが、今の便利な世の中でもあると思います。

そのため、時に人間の命の大切さまで忘れてしまう人が出てくるのです。

命が貴重であることは、誰もが知っていることでしょう。

だけど筆者も含め、本当にその貴重さを分かっているのか…改めて、考えるべき時なのかもしれません。