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貴重とはどういう意味?具体的な例も...(続き2)

2.珍しいもの


貴重の意味としては、「珍しいもの」も挙げられます。

珍しいの意味は、“ありふれておらず、興味が引かれること”や“機会が少ないこと”。

また、“目新しいこと”などになります。

この「珍しい」という言葉から意義を考えてみると、「希少性のあること」や「頻度が非常に少ないこと」が貴重の意味だと捉えることが出来ますね。

この様に、滅多に起こらない稀なことやレアなこと、珍しく希少価値のあるものなどは、私たちの日常では簡単に出会うことができないモノや出来事です。

そういった希少なものを見ることができたり、滅多に会うことができない人に会えたりすることは、とても貴重な体験や時間となります。

もちろん、その物事自体が貴重であり、それは多くの人にとって、同じように貴重な存在であることが多いでしょう。

例えば、オーロラを見ることなどは珍しくて、貴重な体験となりますよね。

見られる場所も限られ、様々な気象条件が揃わないとならないので、オーロラを見に行って実際に見られるかどうかは運次第。

まさに希少性のあることです。

また、1点しかない名画なども、希少価値のある貴重なものであり、それを見ることができるというのは貴重な体験となるでしょう。

もし、名画が日本にやってくるようなことがあれば、とても貴重な物を自分の目で見られる貴重な機会。

何が貴重であるかを知っておくこともまた、貴重な体験が出来るチャンスを逃さないようにする方法となりますよね。

3.得難いものであること

貴重の意味は、「得難いものであること」と表現することも出来ます。

得難いには、“手に入れにくい”という意味があります。

手に入れにくいものというのも、モノだけじゃありませんよね。

時間や体験にも、なかなか得ることが難しい貴重なことが沢山あります。

貴重って、とても身近にあるものの場合もありますが、このようになかなか手に入らないものだからこそ貴重だという場合も、もちろんあるんですよね。

得難い貴重さというのも、自らそれを求めていくことも出来ます。

でも、不意に訪れることもあるんですよね。

よく「貴重なお話を聞かせていただきました」とお礼を述べたりすることがありますけど、こういうのって、出会って初めて知る貴重さで、後に得難い経験をしたな…と思わされた時に、自然と出てくる言葉でもあると思うんです。

訪れた場所に、予想もしていなかったような感動があったり、たまたま出会った人の話に感銘を受けたり。

そういった不意に訪れたものが自分にとって特別なものだと気付いた時、同時に得難いものを得られたと感じ、それが貴重なことであると心底思うのではないでしょうか。

日常にはない、求めたからって得られるとは限らない、そんな貴重なことも沢山あるんですよね。

4.価値が高いこと

貴重には、「価値が高いこと」という意味もあります。

価値にも、色々な意味がありますよね。

まず、“物事がどれくらい役に立つかという程度”という意味が基本でしょう。

そして価値と言えば、“商品が持つ交換価値の本質”を指すこともあるし、“真、善、美など、絶対価値”もあります。

哲学的には、“人間の欲求や関心に対しての、対象の持つ意味”が価値とされています。

貴重と言われる価値となれば、その価値の程度はかなり高いものと言えます。

非常に役立つコトであり、品質の高いモノであるのです。

そのどれもが、人の欲求を最大限に満足させるようなものですよね。

そこに人は価値を見い出すし、貴重だと感じさせられるのではないでしょうか。

モノで言えば、その価値は値段で示されていることが多いです。

値段が高いもの程、価値が高いということが出来ます。

しかし、貴重と言われるような価値の高さは、もっと精神性のある価値のような気もします。

例えば、何万年も前の化石とかは、値段で示されることはなくても、その価値が高いことは誰もが分かります。