そして、貴重なことを大切にしなければならないのは、それが自分にとって、重要であり、意義のあることだからです。
ですので、それに気付くことが出来なければ、ただ見過ごしているだけじゃなく、貴重なものを傷つけているかもしれないのです。
そう考えたら、貴重なものは、「その貴重さに気付かなければならないもの」とも、言えるのかもしれません。
5.命
健康がいかに貴重であるか…それは「命」に関わることだからですよね。
ですので、命の大切さを知らなければ、健康の貴重さも分かりません。
命と健康は、切っても切り離せないものです。
健康を大切にしなければ、命を脅かすことにもなるのです。
逆に言えば、命の大切さが分かっていれば、健康にも気を遣うようになるでしょう。
もちろん、命を脅かすのは健康だけではありません。
人の悪意によって、また不慮の事故に巻き込まれることによって、命が危険にさらされることもあります。
また、私たちが考えなければならない命は、人間の命だけではありませんね。
動植物にも同じように、命があります。
私たちは、その命を実に無意識に頂いています。
ですので、命の貴重さに気付いていないことは、多々あるのです。
もちろん、世の中弱肉強食の世界ですから、知恵を身につけた人間は強者となっています。
だけど知恵を働かせることが出来るために、食料を手に入れるのに、命をかけて戦うようなことはしませんよね。
実に簡単に、スーパーで食肉を手に入れ、野菜を手に入れるので、その貴重さを感じにくくもなっています。
もちろん、スーパーで売られているものには提供者がいて、そういった人たちは身近で、動植物との命と向き合っています。
なので、間接的に手に入れる人よりは、その貴重さや命の大切さも実感していることでしょう。
だけど大半の人が、命の大切さを、理解しているようで理解出来ていなかったりする。
それが、今の便利な世の中でもあると思います。
そのため、時に人間の命の大切さまで忘れてしまう人が出てくるのです。
命が貴重であることは、誰もが知っていることでしょう。
だけど筆者も含め、本当にその貴重さを分かっているのか…改めて、考えるべき時なのかもしれません。