シンプルであっても、きちんと流れが分かるようになっていれば問題ありません。
むしろ、詳細に説明しすぎて出来事の説明のようになるのは避けた方が良いでしょう。
過程は出来事とは異なりますから、その違いをはっきりとさせてあげてください。
結果
結果を説明することも大切です。
経緯を説明することになったということは、何らかの結果が出たということになります。
結果は実際には相手に見えているということもあるでしょう。
相手にとっては結果を目の前にしており、その経緯の説明ばかりを求めているかもしれません。
ですが、だからといって結果を言うことを省いてはいけません。
流れの中では絶対に結果が必要なのです。
結果がきちんと目の前にあるとしても、そこに至る過程や出来事を説明してきたのなら、その行き着くゴールの部分をしっかりと忘れずに言うようにしてください。
もし、相手の目の前に結果が見えているようなら、その結果の説明を詳しくする必要はありませんが、話しのゴールとして触れることは必要です。
もし、相手に結果が見えていないようなら、きちんと結果も出来事の一つとして詳細に説明する必要があります。
結果がなければ、話しの中で締める部分ができずに、流れが止まらずに終わってしまいます。
流れを作ったのなら、それが止まるところもきちんと示してあげなければ不親切と言ものでしょう。
理由
もし説明をできるのなら、その経緯の理由も説明すると良いかもしれません。
変化の理由はあった方が分かりやすくなるからです。
また、もし分かるのなら、その流れが起こった背景を説明するというのも良いでしょう。
背景を説明することで、変化が起こった理由が分かるからです。
経緯ばかりを淡々と説明していても、それを分かることと理解することは違います。
もし、その理由が分かっているのなら、相手への理解を助けるために理由を説明してあげてください。
その経緯を説明した場合に、理由がなければ理解がしにくいような状態になら、きちんと詳細に理由を説明することが必要でしょう。
もし、理由がなくても分かるようなら、あまり説明しなくても大丈夫ですが、軽く言っておけば相手が理解してくれやすくなります。
どれか1つだけでは経緯にならない
経緯を説明するときに絶対に覚えておかなければいけないのは、どれか一つだけを説明するだけでは意味がないということです。
例えば、出来事の一つだけを説明するだけでは、それは物事の説明で会って経緯の説明ではありません。
ただの出来事の説明と言うだけでは、聞いている人は経緯を理解してくれることはないでしょう。
また、過程を一つだけ説明したところで何が怒っているのかを理解できないはずです。
理由だけを説明したところで、何が起こったのかという説明にはなっていませんし、結果だけを言っても、そこに至る過程を知ることができなければ、敬意を上手に説明できているとは言えません。
経緯を説明するのが難しいのは、そのうちの一つだけを説明するのだけでも難しいのに、さらに他のことまで関係性を見つけて説明しなければいけないからです。
どれか説明をするだけでも難しいですが、経緯の説明を求められている場合には、一つだけを取り出すようなことはしないでください。
きちんと相手が何を求めているのか、どうすれば経緯について分かってもらうことができるのかを考えましょう。
最初は難しい言葉を使う必要はありません。
ただ、ぶつぶつと単体での出来事を説明するだけでは、経緯の説明とはならないです。
時系列でしっかりまとめて話す
経緯を説明する場合には、しっかりと時系列をまとめて話すようにしてください。
時系列と言うのは経緯を説明する上では絶対に必要です。
流れを説明する場合に、時系列はとても役に立つツールだと言えるでしょう。
時系列をしっかりさせておくことができれば、詳しい説明をしなくても流れを理解してもらうことができるからです。