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経緯を確認するための7個の注意点。...(続き6)

分かりやすい言葉を使う

経緯を聞いているときには、相手に確認したくなることもあるはずです。

その場合には、できる限り分かりやすい言葉を使うようにしましょう。

また、分かりやすい言葉で頭の中で整理してみてください。

説明する方はできる限り分かりやすいように詳細に話してくれるかもしれませんが、聞いている方は、最初は詳細な状態を整理するよりもシンプルな分かりやすいものとして理解することが大切です。

分かりやすい言葉を使って、敬意をまとめられるように努力してください。

そして途中で確認するような場合には、相手がさらに面倒くさい説明をしなくても良いように、きちんと分かりやすい言葉を使って確認することを心がけてくださいね。

筋道立てて話す

話を聞いている方も、全く言葉を発さないということは絶対にありません。

経緯を聞いていると分からないこともできてきますから、途中で確認を取ることも必要なのです。

途中で確認を取るときには、きちんとその流れに沿った話をすることで再確認することができるでしょう。

例えば、「A→B→C→D」と言う説明をしてもらっているときに、Cのあたりで分からなくなってしまったとします。

そのときには、まず「A→Bと言うのは間違っていないんですよね?」という聞き方をすることで、自分の理解が正しいかどうかを確認してみてください。

自分が質問する側になっていたとしても、筋道立てて話すことで、説明する側もどこが足りていないのかを理解してくれるはずです。

そして、その穴を埋めようとしてくれるでしょう。

時系列順に

筋道立てて話を確認しようとするのなら、時系列順に話を並べることを忘れないようにしてください。

時系列と言うのは話を整理するためにはとても必要なこととなるはずです。

聞いているうちに時系列が分からなくなってしまったのなら、どこの時点までは時系列が分かっていたのかを相手に提示してみてください。

そうすれば、相手も話を整理し直してくれるはずです。

経緯を理解するために、時系列は大切な富豪の一つとなります。

理解をするために必要なツールは絶対に間違えないように、慎重に扱うようにしましょう。

複数の人に聞く

経緯を聞かなければいけない場合には、しっかりと複数の人に裏を取る必要がありますね。

相手のことを信頼していないというわけではなく、違う説明を聞くことで何が起こったのかということを理解しやすくなるからです。

経緯を説明するのは難しいので、一人の人の説明ではごちゃごちゃしてしまっている可能性があります。

一人の人の話を基準として、その間を埋めていくために複数の人の話を聞くのです。

その間を埋めておけば、きちんとした話として経緯が浮かび上がってくるでしょう。

一人だけの話で理解していては、その中にある主観を取り除くことはできません。

裏を取るという表現をすると、最初の人の話を疑っているように感じられるかもしれませんが、経緯は理解するのも説明するのも難しいので、自分自身の理解のためにも同じ話を違う相手から聞くというのは、絶対に必要なことだと言えるでしょう。

食い違いがある可能性

複数の人の話を聞いていると、その中に食い違う話が混じっていることを感じるかもしれません。

もちろん人間ですから間違うこともありますし、全てを正確に説明できるわけではありません。

複数人に話を聞いてみると、全ての人が違うことを言っているという可能性もあるのです。

食い違ってしまっている部分には、事実も混じっているかもしれませんが、中には予想も混じっているでしょう。

一人の人の話だけでは分からなかった「経緯の穴」を見つけることができるというのが、複数の人の話を聞くことの重要性の一つです。

また、食い違わない部分があるのだとすれば、そこが一番事実に近いところでしょう。

色々な人の話を聞いて、それらの話の違いや共通点を探して、より事実に近いところ、より予想で話しているところを分けられるようにしましょう。

真実に近いところをたどってみれば、大体の経緯は理解できるはずです。

詳細を理解するにはもう少し色々な調査をしなければいけませんし、事実だけを話している人を探さなければいけなくなります。