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微笑ましいと思う13個のこと(続き3)

ひとやすみするというニュアンスもあることはあるのですが、面倒な事を頑張って片付けてほっと一息、という感じなのです。

他に三重の言葉では「ほっこりせん」と打ち消しの言葉を伴って、思わしくないという意味で使われています。

さて、微笑ましいにぴったりのニュアンスのほっこりは、標準語もしくは誤用で広まった京ことばの意味合いのほっこりになるでしょう。

ほっとした気持ち、あたたかい気持ち。

という感じですね。

気持ちが癒される。

落ち着くといったニュアンスも含まれるでしょう。

おおらか

おおらかとは、漢字では大らか、多らかとも書きます。

形容動詞です。

主にはゆったりとしていて、細かいことにとらわれない性格のことを指す言葉です。

おっとり、鷹揚(おうよう)などと言いかえられることもありますね。

『大らかに育った子ども』『大らかな態度』のように使います。

心がのびのびとしている様子を表します。

また、漢字の意味と同じく、多い、たくさんあるという意味合いもあります。

微笑ましい気持ちになっているときのおおらかとは、心がゆったりした状態になっていることを指します。

微笑ましいものを見たり聞いたりして、のんびり、ゆったりとした気持ちになっている、ということです。

気持ち良い

気持ち良い。

『気持ち好い』とも書きます。

心や身体の状態が良いこと、気分が良いことを指します。

晴れた朝や洗いたてのタオルなどを「気持ち良い」と言うことがありますね。

後者の場合は、心身の状態ではなくて、触ったときの感じが良いという意味になります。

その他には、物事がうまくなめらかに進んで良い状態であることを表現するときにも使います。

『渋滞が解消されて、車が気持ちよく進む』といった感じです。

人柄や考え方、行動などについて言うこともあります。

『あの人は気持ちのよい人だ』というような使い方ですね。

微笑ましい光景や人を見たときの気持ちが良くなるのは、この中では最後の使い方になるでしょう。

良いものを見ると、良い気持ちになりますよね。

なんとなく心が浮き立つような、柔らかな気持ちです。

爽やかな気持ちにもなるでしょう。

和む

気持ちが和らいで落ち着いた状態です。

静かな気持ち、緩んだ状態になります。

のどかな気持ちとも言えるでしょう。

和むには、動作を控えめにする、締切などの時間を伸ばす、猶予するという意味合いもあります。

時間に追い立てられず余裕のある状態、でしゃばらず穏やかな状態という意味も含まれるのです。

微笑ましい光景をみたら、焦る気持ちやいらいらする気持ちも吹き飛んで、和やかな気持ちになれることでしょう。

微笑ましいと思う瞬間

日頃『微笑ましいな』と具体的に言語化しないまでも、よくよく思い返してみると、ちょっとした微笑ましいことにはよく出会っているのではないでしょうか。