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表裏一体とはどういう意味?使い方を紹介します!


表裏一体という言葉を聞いたことがあるという人は多いと思います。

でも、本当の意味・言葉の奥の方に隠されている意味を考えたことはあるでしょうか?

表裏一体という言葉はいい意味なのか、それとも悪い意味なのか、その語源に迫ってみたいと思います。

この記事の目次

️表裏一体って?

表裏一体という言葉は日常生活の中で何度も耳にする言葉ではないけれど、誰でも一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?

でも、表裏一体の本来の意味を正しく知っているのかというと??私は少し自信がなくなってしまいます。

そもそも表裏一体とはどんな意味なんでしょうか?

表裏一体の意味

表裏一体とは、一見、相反する二つのものが大もとでは一つになっていること。

そして二つのものの関係が密接で切り離せない状態にあることを意味します。

2つの関係が密接で切り離せないこと


一見2つのものに見えるものが、実は切り離せない関係になっているなんて、なんだか、そんな関係はミステリアスな雰囲気がして面白いかも、なんて思ってドキドキしてしまうのは私だけでしょうか?

2つの関係が密接で切り離せない、2つが隣同士とか近くに存在しても良さそうなのに、切り離せない関係になってしまうなんて一体表裏一体という言葉にはどんな魅力が隠されているのでしょうか。

表と裏のような関係

表裏一体という言葉通り、どちらかが表でどちらかが裏にならなければなりません。

例えばお笑い芸人のコンビの内、どちらかが表となってスポットライトを浴びる反面、どちらか一方が裏方をする、そんな状況はテレビの中で良く見かけますよね。

残酷な現実の一つではありますが、表裏一体という言葉はそんな、光を浴びる側、影を進み続けるものという使い方をされることもあるのです。

表裏一体の読み方

表裏一体という言葉には、ちょっと難しい漢字が使われていますが、「表裏一体」がどんな読み方をするのか、皆さんはすぐに分かりましたか?

表裏一体=ひょうりいったい

表裏一体は「ひょうりいったい」と読むのが正解です。

漢字が苦手な人だと「おもてうらいったい」とか「おもてうらいちたい」なんて読んでしまった人もいたのではないでしょうか。

「おもてうら」ではなく「ひょうり」と発音する、ここが一番難しいのですが、一度覚えてしまえば、忘れづらい言葉とも言えそうです。

表裏と一体

表裏と一体、分けて考えるとそれぞれどんな意味になるのでしょうか?

表裏=うらおもて

表裏、ひょうり、うらおもての意味は、ある意味そのままの意味ということができます。

表の部分とそれを支える裏の部分、物事って大体、裏と表がひとつのセットになっていることが多いですよね。

誰かが表に出るかわりに、それを支えている裏が存在する、自分が表の立場に立った時には、常に自分をサポートしてくれる裏の存在があることを思い出し、感謝しなければなりません。

一体=ひとつのもの

一体、いったい、ひとつのものとはどんな意味なのかというと、その名の通り、裏や表のない、1つの物体を表しています。

2つ以上に別れていないたった1つのものという意味です。

「一体」という言葉について深く考えてみると、2つなのに1つになるなんて、なんだか少し不気味な気もしますし、2つのはずのものがいつも一緒なんて、逆にロマンチックな気にもなってしまいます。

️表裏一体の類語


表裏一体という言葉に似た言葉にはどんなものがあるのでしょうか?見て行きましょう。

背中合わせ

「せなかあわせ」という言葉はとても表裏一体と似ている言葉です。

お互いの背中がくっついていて、左右違う側面を持ち合わせているというのに、お互いは絶対に離れることができない「ぴったりとくっついた」関係です。

結婚した夫婦が、もしもこんな関係になれるのであれば、きっと素敵な毎日が送れるはずだよな、そんな夫婦になれたらなぁなんて思えてなりません。