でも、「人生」という勝負には彼女の方が勝利する可能性が高くなるのです。
白石麻衣さんのような金魚にはだらしのないダメな男も、イケメンでかっこいい男も、どちらもたくさん寄って行きます。
たくさんの男が彼女に優しくすると、白石麻衣さんのような性格も良さそうな女性は「誰を選んだらいいのか」分からなくなってしまい、結局、押しの強い、その中のアグレッシブな男と「できちゃった結婚」するのが関の山です。
その後、アグレッシブな男は慎重さを欠いて事業に失敗、白石麻衣さんのようなタイプは貧乏な暮らしで苦労する・・・なんて結末を辿ることになってしまうのです。
でも高橋みなみさんのような金魚の糞側には、彼女を本当に好きな男性だけが数人アプローチしに来ます。
白石麻衣さんよりも高橋みなみさんのことを好きになる男性、それはみなみさんのことを良く理解して彼女の良いところに惚れた男性です。
できちゃった結婚なんてしない、堅実な男性、そういう人と人生を送る・・・長い目で見るとこっちの方が人生幸せになったりするもんなんです。
切り離せない
表裏一体という言葉と意外と近い意味なのが「切り離せない」という言葉です。
表裏一体という言葉は、表と裏の存在があることを知りながらも、この2つを切り離したくない、例え切り離したいと思っても切り離せない、表と裏があるけれど、それら2つの事柄を2つ以上にはできないという意味なので、つまりイコール「切り離せない」という言葉とはニュアンスがとても似ているということが言えます。
切っても切れない
切っても切れないという言葉でまず最初に思い付くのが「切っても切れない腐れ縁」という言葉だと思います。
その関係を立ちきりたいなぁと思っても、なんとなくずるずると続けてしまう関係は確かに切っても切れない関係ということになりますよね。
表裏一体は裏と表の2つのことが存在するのだけれども、それら2つのことは結局1つにまとまるんだという意味で、もしも裏と表が「この関係を絶ちきりたい」と思ってしまえば、切れない関係ではないので、切っても切れない関係よりは、本人たちが望んで1つになっている関係ということができます。
離れられない
ここ最近連日のように世間を騒がせている「不倫問題」を起こす男女もまた、離れられないという言葉がぴったりの関係の1つですよね。
本人たちは「早く関係を終わらせないと」「大問題になって自分の身が危なくなるかもしれない」と分かっているのに、「あともう1回だけ会いたい」と思ってしまうのでしょう。
結局離れられない関係になって、家族や職場、政治家ならマスコミを通して世間にまで、その関係が知れ渡ってしまうのです。
世間にばれても何もかも失っても、それでも離れられなかったのなら、その時は「表裏一体だ」と言えるのかもしれません。
しかし本人たちは表裏一体でも、裏切られた方は「なんじゃそれ」といったところですよね。
二面性
人間は感情の動物であるので、好きな人や嫌いな人に接する時には態度が変わることはあります。
会社勤めの時には、嫌いな上司がいると顔を見るのも嫌なものです。
そんな上司から、何かを特別に頼まれると、はいと答えながらも顔は引きつっているのです。
逆に、親切で面倒見が良い上司であれば、嫌なことでも喜んで引き受けてしまう時もあるようです。
このような態度は、二面性と言われるもので、明らかに態度が違っている場合に、あいつは二面性がある、と評価されます。
女性の場合には、同性と異性に対する態度が露骨に違う人がいるようです。
男性の前だと猫なで声で甘えるように話すのですが、同性の場合には急にどすの利いた男性言葉になって、ぶっきらぼうに話す人です。
明らかに雰囲気が変化するのです。
同性の女性からは、「あの人は男性の前では弱い女を演じるのが上手い。あんな態度で男は騙されるのに」と厳しい意見が多いようです。
自分で意識して二つの性格を使い分けるのです。
両方の性格は表裏一体で、異性に優しい顔と、同性に厳しい顔の二面を、裏と表として持っているのです。
二重人格とも違っています。
二重人格というのは、ひとりの人間の中に、別々の人格を持っていることです。
ある時は善人になったり、凶悪犯になったり人格が変わるのです。
二重人格だけでなく多重人格の人もいるように、これはれっきとした病気(乖離性同一性障害)です。
ひとりの人間ですが、別人が存在しているということです。
二面性とは、同じ人が別の性格を持っているということで、場面によって性格が変わるのが特徴です。
表裏一体となっている二面性の性格を使い分けるのです。
密接な関係
表裏一体ということは、表と裏の性格が存在するのですが、どちらも根本では繋がっているということです。