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オウム返しをするコミュケーション上...(続き4)

なので言ってみれば、自分自身の心から出た言葉を相手が外側から繰り返して言ってくれることで、より自分の考えが明確化したり、自分自身がこだわっているということをさらに気付かせてあげることができるようになります。

例えば、相手が何かしらのことをあなたに相談したりしてアドバイスを求めてきたとします。

そんな時に相手の話を聞いてあげ、その過程でオウム返しなどを行っていれば、相手が自然と自分の内側から出した言葉を客観的に聞いて初めて気づくこともあるということです。

そこからたくさんの考え方に結び付いたり、新たな気づきなどを得る事が出来る場合もあります。

オウム返しをするという事は、単にコミュニケーションをするだけのメリットではなく、より相手の思考を掘り下げる効果も持っているのです。

好感度が上がる

次にご紹介するオウム返しをする効果としては、好感度が上がるということです。

なぜオウム返しをすることによって好感度が上がるのかと考えた時に、それはこれまでにご紹介してきた効果を考えていただければ当然のことだと思います。

自分の話してる内容に対してきちんと理解し共感を示してくれる。

なおかつしっかりと自分の話に耳を傾けてくれる。

そして、自分を肯定してくれているという姿に対して、好感度が上がらないという事は基本的にあり得ないですよね。

あからさまなオウム返しに関しては、人によってはあまり良い気持ちを持たない方がいるかもしれません。

しかし、上手なオウム返しをすることによって、相手が不快感を持つようなことは基本的にありません。

オウム返しは簡単で効果的!

ここまではオウム返しする事によって得られる効果をご紹介していきました。

オウム返しをすることによって、これだけたくさんのメリットを得ることができると感じていただけたと思います。

日常生活の中でオウム返しを取り入れてみようかなと考える方も多いと思います。

なおかつ、細かい心理テクニックを応用してコミュニケーション術ではなく、シンプルで誰でも少し意識すればできるようなテクニックでもあります。

簡単で効果的とくれば、やらないメリットはないですよね。

だからこそたくさんの方にこのテクニックを積極的に用いて、質の良いコミュニケーションを生み出していただきたいと思います。

オウム返しの例え

ここからはオウム返しをするときに、どのようにして行うべきなのか簡単に触れていきたいと思います。

十分なメリットが分かっても、正しい使い方ができていなければ意味がありません。

オウム返しの例えについてここから詳しくご紹介します。

もしも行う場合は、これからご紹介するポイントを踏まえた上で行ってください。

相手の発言の単語を拾う

オウム返しの例えの1つとして、相手の発言の単語を拾うということが挙げられます。

例えば先ほどご紹介したように、友達がコンビニに行った時にタメ口を店員に聞かれてしまったという話を例として挙げます。

その場合は相手に対するオウム返しは、単語を拾うのであれば「タメ口!?」というように返せばオウム返しになります。

タメ口というキーワードをもとにして、その単語からオウム返しの文章を脳の中で作成して相手に返すだけという簡単な方法です。

キーワードとなる単語さえわかれば、すぐにオウム返しができますので、初歩的なオウム返しの方法として活用できます。

そのまま返す

オウム返しの例えの1つとして、相手にそのまま返すということです。

これは先ほどの例で考えれば、「店員がタメ口きいてきたの?」というような返しです。

相手が言った発言をそのまま返すような方法となります。

これは相手が言ってきた言葉をそのまま相手に返すだけです。

簡単にできるようなテクニックになりますので、誰でも簡単に行えます。

なので、もし相手の話を聞いていなかったとしても、簡単に行う事もできます。

しかし、それを癖にしてしまうと相手の話を本当に聞けない人になってしまいます。

それは危険なので、ちゃんと話は聞くようにしてくださいね。