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オウム返しをするコミュケーション上...(続き5)

自分の言葉で言い換える

オウム返しの例えの1つとして、自分の言葉で言い換えで相手に返すという方法があります。

これは相手が言ってきた発言を一度自分自身で受け止めて、それを自分自身の考えを込めながら相手にそのまま返したりする方法です。

なので、もしも相手の話しているエピソードが自分だったらということを考えた上で、言葉を言い換え直す必要性があります。

あなたも店員からタメ口を聞かれることに対してありえないと感じているのであれば、「店員がタメ口きくって店員失格じゃない?」という風に返してあげればよいのです。

相手が話したい内容であったり相手の気持ちを汲み取った上で、相手を肯定してあげるオウム返しをすることによって、相手は必ずあなたに対して好意をもってくれるはずです。

簡単なテクニックでありながら、相手と一気に親密感や距離感を詰めることが可能になります。

是非日常生活で使用していただきたい方法です。

NGなオウム返し

ここまではオウム返しの例えについてご紹介していきました。

ある程度オウム返しのやり方なども理解いただいたところで、ここからはオウム返しをする際の注意点をご紹介していきます。

これまでご紹介した内容を踏まえれば、オウム返しはまさにコミュニケーションをとる上で、とても最適な方法です。

しかし、正しい使い方をしたければ、時には相手に対して不快感を与えてしまう行為にもなってしまいます。

何事に関してもメリットがある反面デメリットも存在するということです。

ではどのようなオウム返しがNGなのか、これからご紹介する注意点を確認してみてくださいね。

どうでもいいところを返す

NGなオウム返しの1つは、どうでもいいところをピックアップして相手にオウム返しするということです。

これはどういうことかと言いますと、先ほどご紹介したコンビニの店員にタメ口を聞かれたというエピソード。

当然話をしている側は、店員がタメ口をしたことに対して怒っているのです。

それなのにもしもあなたが、「えっコンビニに行ったの?」なんてオウム返しをしたところで相手は違和感しか感じませんよね。

そもそも話したい内容の重要性を理解していないです。

そして、こちらに対して共感してくれるわけでもなく、どうでもいいことを返された側は苛立ちさえ覚えかねません。

なので十分に相手の話を理解していないのに、とりあえずオウム返しをしないといけないと考えて行なうのはNGです。

せっかく相手と良い関係を持ちたいと思ってオウム返しをしているのです。

どうせするならば相手に喜んでもらえるオウム返しをするように注意して下さい。

ネガティブな部分を返す

NGなオウム返しの1つは、ネガティブな部分を返すということです。

例えば、エピソードを交えてあなたが自分の会社であるミスをしてしまって上司から怒られてしまったということを誰かに愚痴ったします。

当然ながら誰が考えても話をしている側の心理としては失敗をしてしまったもそうですが、上司から怒られてしまったという事に対して感情的になって怒っているのです。

なのでこのような状況になっているのであれば、単純に話を共感しながら聞いてあげるだけで落ち着くかもしれません。

そして、話を聞いてあげて、落ち着いたところでなぜミスをしたのかという事や、改善するためにはどうすればよいのかという根本的な話をしてあげればよいのです。

しかしこのような話をしている時にわざと、「えっ失敗したの?」「ミスしちゃったの?」などと相手のネガティブな部分を抜き取って返したりするのは良い方法ではありません。

ただでさえ感情的になってイライラしている人間に対して、相手のネガティブの部分を強調するようなオウム返しをしていると喧嘩を売ってると思われかねません。

これではせっかく相手と良いコミュニケーションを取ろうとしているのに、正反対のことをしてしまっているのと等しいです。

なので相手のネガティブな部分に関しては、なるべくオウム返ししないようにすることが大切です。

やり過ぎ

NGなオウム返しの1つは、やり過ぎです。

オウム返しはとても便利な方法です。

相手とコミュニケーションをしっかりと取れるということはこれまでご紹介していた通りなのです。

しかし、注意しないといけないのは、オウム返しはやりすぎてしまうと相手にとっては不快感を与えてしまうということです。