いかにしてその人から、自分の心が感動させられるくらいのものを提供されるか。
忠実なる人はその部分を心の拠り所として生きているわけなのです。
人との関係を重んじる
忠実な人の特徴の8つ目は「人との関係を重んじる」です。
忠実さをモットーにする人にとって、人間関係は非常に重要です。
人間関係における事の善し悪しが忠実なる人の原動力となります。
つまり世の中からいいと思われる事は喜々として行えますが、反対になるような事は「裏切られた」という感情がすぐ表れて、もう自身の働く拠り所を失ってしまいます。
それくらい、忠実なる人は人間関係面を重要視します。
別の見方をすれば、自分ん行っている事が人から見たらどう思われているのか、を非常に気にしているというようにも言えますね。
いずれにしても忠実な人が最も生き甲斐というか働き甲斐を感じる場面は「対人間関係」においてです。
そういう意味においては、忠実なる人は社交的ともいえるでしょうね。
信頼を大事にする
忠実な人の特徴の9つ目は「信頼を大事にする」です。
基本的に忠実さをモットーにしている人は、対人関係面において規律と信頼関係とを重んじます。
こちらもルールや規律を順守しますが、同じように相手にも同等のモラルを求めます。
それが認められるものと判断された場合にのみ、忠実さを発揮できるのです。
つまり社会規範を守らず、規律を破るようなやりたい放題の人物の元では、とてもではないが信頼感を置く事が出来ないのでその組織や人物に対して忠実に従う、という事はしないのです。
「信頼」というものは人間同士の無言の契約です。
双方が裏切らない行動を暗黙の了解の元で行い続けているからこそ生まれる感情なのです。
誰でもかれでも、自身の忠実さを発揮出来る訳でもない、という事がいえそうですね。
自分を犠牲にする
忠実な人の特徴の10個目は「自分を犠牲にする」という事です。
「自分を犠牲にする」これは口で言うのは容易いでしょうが、やってみたらこれほど苦痛感を伴う感情はないくらい苦しいものなのですよね。
そもそも人間というのは利己的です。
自分の事が一番です。
自分のお腹が空いているのに食料を自分以外の人に分け与えられる人というのは中々いません。
また、自分が腹の立つ時は周囲に当たり散らしたりもします。
その時の感情はいかにも自己中心的ですね。
とても忠実なる人間の行為のようには見えません。
という事で、それでは忠実なる人間はどのような事を犠牲にも出来るのでしょうか?4つの要因を挙げていきますね。
時間
忠実な人間が犠牲にできる最初の要因は「時間」です。
これは自分の都合や予定を一切、後回しにする、という意味合いです。
自分のための時間は仕事やその他の用事が終わってから、というスタンスの事なのです。
この動き、要するに「優先順位」を表しています。
特に仕事を行う現場において重要視される一つのスキルですね。
例えば今日の夜、あなたは恋人とデートの約束をしていました。
そんなところへ急な仕事の用事が入りました。
さてあなたはどっちの用事を優先しますか?というノリです。
今の時代、個人の自由や情報が法の改正によって従来以上に尊重された時代です。