という事になってしまうでしょう。
つまり汚職や賄賂の類の事を言っているわけです。
ニュースや新聞紙上でトップニュースに扱われるような腐敗したことが忠実な人にとったら最も忌み嫌うものだからです。
だから、忠実さを売り物にしている人達というのは、往々にして頭が硬く頑固な人達、とも言えるでしょうね。
ビジネス界にしろ裏の世界にしろ、のし上がろうと思えば大なり小なり、世間の目から見たら汚い事をやっているのが普通です。
品行方正に清く正しくやっていたらみすみす大きな儲けを誰かに持って行かれてしまうでしょう。
だから、忠実な人というのはご主人のいい面だけを見ていたらいいのでしょう。
世の中、全てを知らずに生きている方が幸せだという事もありますからね。
しっかり者
忠実な人の特徴の5つ目は「しっかり者」という事です。
しっかり者だから忠実さが際立つのか、その逆なのか、それは定かではありませんがいずれにしても忠実な人があらゆる面でしっかりしている人物であることは疑いようがありません。
しっかり者は道徳心に厚く、義理や人情を大切にする人が多いようです。
生きていく上での基本ポリシーが「信用」に裏打ちされているのですからそれも頷けます。
だから、仕えるべき主人に対してあそこまで忠実になれるのです。
またしっかり者は働き者でもあります。
所定労働時間を超過してもそれがご主人様のための労働であれば何の文句もありません。
この精神があるからこそ、主君側は安心して忠実なる部下を召し抱えられるのでしょう。
責任感が強い
忠実な人の特徴の6つ目は「責任感が強い」です。
それはそうでしょうね。
でなければとても忠実な働きっぷりなど出来るものではありません。
忠実な人というのは曲がった事が大嫌い。
人生は常に正攻法。
姑息な事はまずしません。
そういった性格の人が無責任な人間、になれるものではありません。
自分が引き受けた仕事はいかなることがあっても最後までやり通す。
それが忠実なる仕事を標榜する人の最大なる信念なのです。
ただ、責任感が強い故に頑固さも輪をかけて強い部分もあります。
主君たる人はそのあたりも計算に入れて使うことでしょう。
【責任感が強い人については、こちらの記事もチェック!】
尊敬の念が強い
忠実な人の特徴の7つ目は「尊敬の念が強い」です。
忠実さをモットーにしている人は自分が心からその人についていきたい、と思った時の心の在り様はその人に対する「尊敬の念」で一杯になっています。
ちょっとかなり盲目的な接し方かも分かりませんがそれが忠実さを売りにしている人の特徴なのです。
誰かのために尽くせる人なのです。
そのためには自分の思い描く正しい事への行いと一致している事が欠かせません。
尊敬できる人というのは、忠実な人からみたら、一点も裏切られる要素がない、と思えるからです。
それ以上も以下もありません。