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忠実な人の18個の特徴(続き5)

適当な言い訳を言って仕事の急用を後回しにしたとしても不思議ではありませんね。

しかし、です。

やはり仕事と個人の優先順位は仕事ファーストに置かなければならないのです。

それが理不尽でブラック的な動きだ、というのもごもっともなのですが結局、人間の気持ちは自分のために予定外の時間を使ってくれた方に情や恩を感じてしまうものなのです。

忠実な働き方の凄み、少しはお分かり頂けたでしょうか?

労力

忠実な人間が犠牲に出来る2つ目は「労力」です。

労力とはいわゆる働く事。

その人のために寸暇を惜しんで働けるかどうかは、ひとえに忠実なるが故の行動です。

ただ、多くの人間は余計な仕事はしたくない、と思っています。

先ほどの時間とリンクする部分もありますが、とにかく「労を惜しまない」というのは本来は仕事の必須条件のはずなのですよね。

実は私は30代の10年間、ある大型店舗(ペット関連)で店長をしていた事があったのですが、接客業というのは労を惜しんだらやっていけない仕事だという事を嫌と言うほど現場で叩き込まれました。

例を取ると、猫ちゃんのトイレ用の砂。

10キロ入りの固まる砂が売れ筋だったのすが、お客様が女性客が多いという関係上、重い荷物はお客様の車や自転車まで運んであげるサービスを実行していました。

これってレジが忙しかったらとても出来ないんですが、いろんなスタッフを狩りだ出してやっていましたねえ。

本当にこれこそ「労を惜しまず」の典型だな、と思ったものです。

結局、忠実なるものが生き残れるのです。

どれだけ己の労力を出し惜しみせずに使えるか。

自分自身の人間力とも関わってきそうですね。

お金

忠実な人間が犠牲にできる3つ目は「お金」です。

これはいざという時やご主人様が困った状況になった時に、サッと自分の身銭を切ってその窮地から脱出する、という感じでしょう。

お金というのは大事なものであり貴重なものです。

誰だって1円でも多く稼ぎたいと思うものです。

だから自分のために使うのが何をおいても最優先。

それを他人のために使うなんてことは多くの人にとったらあり得ないことなのです。

しかし、自分の忠義心を発揮させるべき相手に対してなら話は別です。

自分の許せる範囲内でお金を使うことは、自身の忠実なる忠誠心を如何なく発揮している証しにもなりますからね。

お金は使える時に使ってこそ「生き金」になってくれます。

忠実さと懐の大きさはある意味、比例しているのかも分かりません。

考え方

忠実な人間が犠牲にできる4つ目は「考え方」です。

これは俗にいう「主義・主張」といった政治絡みの発想や趣味や嗜好の部分の考えも含んできます。

つまりあらゆる価値観において、忠実なる人はご主人様のものの考え方を否定しない、という事が言えるでしょう。

この犠牲心、今までの中で一番難しいかも分からないんですよね。

人間というのは自身の主義・主張の話しになると全く相手の意見と相容れない場面がよく出てきます。

白いものを黒と言え、と強制されているようなものですからね。

正義心が中途半端に強すぎるととても妥協できないやり取りになってしまう可能性もあります。

そういう意味では、忠実さを売りにする人というのは、確かに自分の事を犠牲にできる、自分を殺せる存在だと言えるでしょう。

ただ、口では簡単に言えそうでも実際やってみたら物凄く難しいことなのですよ。