何か悪い事をしてしまったり、申し訳ないようなことをしてしまったらその謝罪を意味を込めてごめんなさいと謝る事は、人間が生きていく上、または人間関係をうまくしていくためにも大切なことですね。
そのようなごめんなさいという気持ちを、あなたはしっかりと伝えることはできているでしょうか。
本当に悪いことをしまったのであれば、謝るのは簡単ですが、仲が良い人や、普段距離が近い人に対して、なかなか素直にごめんなさいをできる人は少ないのかもしれません。
距離が普段近いからこそ、これくらい謝らなくてもいいか、ごめんなさいって言わなくても大丈夫かなと思ってしまう人は多いですね。
また、ごめんなさいということを伝えたいんだけど、どう伝えて良いのかわからないということもあるでしょう。
あなたの記憶には「あの時しっかりごめんなさいいと謝っておけば良かった」ということはありませんか?
あの時しっかり謝罪をすることができていれば、今こんなに後悔することはなかったのにと感じているのではないでしょうか。
しかし、その時はうまく上手に謝ることができなかったはずです。
完全に自分が悪いと自分の中でわかっていれば謝り易いものですが、そうでない場合自分の非を認めるのって、なかなか難しいんですよね。
今回は、そんな方に向けてごめんなさいの気持ちの伝え方を紹介していきます。
ごめんなさいという言葉は気持ちで伝えるものですよね?
あなたはごめんなさいという、申し訳ない気持ちを伝える場合、まずはどのようにして伝えようと考えますか?
伝え方はたくさんあるでしょう。
手紙などを書いて、その謝罪の気持ちを文章で書いたり、メールで送る方法もあるでしょう。
しかし、謝罪というのは相手に自分に非があったという気持ちを伝えることです。
中途半端に謝ったところで、相手には許してもらえないはずです。
なので、自分の誠意をみせることが大切なことになります。
誠意を見せるというのは、自分がいかに反省しているか、いかに悪い事をしたと思っているかという姿勢を見せる事です。
そのように考えるのであれば、やはり近くの人であれば、直接自分の言葉でごめんなさいと謝るのが良いでしょう。
恥ずかしいから、直接言うのは言いずらい、という理由でわざわざLINEやメールで謝罪をする人もいますが、まずは自分の口で直接ごめんなさいをすることを心掛けましょう。
やはり、謝られる方としても直接言われた方が気持ちが良いですし、許してあげようという気持ちにもなるでしょう。
素直に言えない「ごめんなさい」の言葉
ごめんなさいという言葉は、なかなか素直に出てくる言葉ではないんですよね。
いかに自分に非があっても、自分が悪いと認めるのは相当な素直さがない人でなくては難しいでしょう。
誰しもが自分が悪いとは認めたくなく、誰かや何かのせいにしてしまいがちです。
しかし、そんなことでは上手に謝ることはできません。
あなたの目的はしっかりと相手にごめんなさいと言って、相手にあなたのことを許してしまうのが目的です。
なので、本当に謝ろうと考えた場合中途半端に謝っていては、うまくいくものもいかないでしょう。
本当に謝ろうと考えた場合は、まずは自分の気持ちに素直にならなくてはいけません。
なんで謝るのか、謝って相手にどう思ってほしいのか?そのようなことをしっかりとイメージし、謝る準備をするようにしましょう。
そのような謝る際に、どのような心構えで謝罪をすれば良いのかをまとめました。
ただ謝るだけではダメ
わかるとは思いますが、ただ形式上に謝るのではいけません。
形式上で謝るのは誰にでもできることです。
私たちは感情豊かな人間ですし、しっかりと相手に対応することができれば、相手がどのような感情で謝っているのかがわかります。
どういうことかというと、形式上で謝るのでは相手に気持ちがこもっていないということを悟られてしまうんです。
もしあなたが気持ちのこもっていない謝罪をされたらどう思いますか?
「こいつは謝る気がないんだな」と判断してしまい、全く謝られた気がしないことでしょう。
ただ謝るだけでは、相手に見透かされてしまいます。
そのように謝るくらいであれば、謝らない方がましともいえるでしょう。
相手の心に伝わらないと意味がない
ごめんなさいと相手に謝る上で、一番重要なのは相手の心に伝わるか?という部分になります。
謝るという行為には、もちろん自分の非を認め相手に謝罪をするという意味が込められていますが、一番は相手に許してもらうことです。
「それじゃあしょうがないな」といったように、そんなに謝るなら許してあげるよ、なんて言ってもらうのが目的となります。
しかし、相手が許してあげようと思うのは、あなたのごめんなさいがしっかりと心に伝わったことが前提となります。
間違いなく言えるのは、本当に心に伝わらない謝罪でなければ、「よし、許してやろう」という気持ちにはならないということです。
逆に立場になればわかることですが、本当に腹の立つ、はらわたが煮えくりかえるような行動をしてきた相手が謝ってきたとします。
そんな時あなたはどう思いますか?すぐに、許してやろうと考えますか?
そんなことはないはずです。
最初は何を言われても許そうとは思わないはず。
しかし、相手の謝罪が心に伝わってきて、本当に反省しているんだなと心に伝わるものがあれば許してあげるのではないでしょうか?
なので、相手の心に伝わらない謝罪は意味がないといえるでしょう。
心がこもった謝罪をしましょう
このように相手の心に伝わる謝罪をするには、自分の心がこもった謝罪をする必要があります。
人に対して本気で謝るというのは、雰囲気的にも緊迫した場面です。
なので、あなたの心がこもっていなければ相手にはすぐに伝わってしまいます。
中途半端に謝るのでは、全く相手には伝わらないということを覚悟しておきましょう。
本当に心から反省し、とにかく相手に対して申し訳ない気持ちを謝りたいと心から思わなければ心のこもった謝罪は絶対にできません。
少しでも「自分は悪くない」という気持ちがあると、それは行動として出てしまい、相手の心には伝わらない謝罪となってしまうでしょう。
人に本気で謝るということは、とても大変なことです。
例え心が本気でこもっていたとしても、相手が少しでも心を開いてくれなければ伝わらないですし、客観的に見て最高の謝罪の仕方をしても、結局は相手が許してくれなければ、無意味で終わる可能性もあります。
しかし、そうだからといって、自分が悪いのをほっといて謝らないというわけにはいきません。
ごめんなさいの伝え方
謝罪をする上で気をつけなくてはいけないことはいくつかあります。
要するにごめんなさいを伝えるのにも、良い伝え方と悪い伝え方があるということです。
いくら自分が心から悪いと思っていて謝罪をしたとしても、その伝え方が悪いと逆効果になってしまう場合もありますし、相手を逆に傷つけてしまうことだってあるくらいです。
心をこめて謝罪をすれば相手が確実に許してくれるという保証もありません。
少し許してくれる確立が高くなるという程度で、絶対に相手が許してくれる謝罪の方法は存在しません。
なのでできることは、誠意をもってとにかく謝ることです。
少しでも許してくれるように謝罪をするというのがポイントです。
過ぎた時間は返ってきませんし、相手を怒らせてしまってという事実も変えることはできません。
なので、とにかくごめんなさいの上手な伝え方を覚えましょう。
自分に落ち度があると認める
まずは、悪いのは自分で落ち度は確実に自分にあるという点を認めましょう。
このように謝る場合、「こっちが先に折れるんだから、あなたも最終的には折れてね」なんて心で思ってしまっている人もいます。
心では自分も悪いけどあなたの悪いでしょ?と思ってしまっているパターンですね。
こういった風に考えてしまうのもわかりますが、そのような謝り方では相手に伝わってしまうでしょう。
謝る時には100%自分に落ち度があるという考えで謝りましょう。
自分も謝るから相手にも謝ってもらおうという考えは捨てるべきです。
それを見透かされると、相手はより怒りが増すはずです。
相手は、確実にあなたに落ち度があると思っていますし、それをあなたに認めてほしいのです。
なので、相手の怒りをおさめたり、許してもらおうと考えるのであれば、まずは、自分の落ち度を完全に認めるということが必要になります。
どこが悪かったかを認めた上で謝る
自分のどこが悪かったのかをしっかりと認め、それを説明したうえで謝る様にしましょう。
そうしなければ相手は納得しないことでしょう。
謝られている方は、あなたに全力で非を認めて欲しいと考えています。
自分がいかに悪い事をしたか?本当に反省をしているのか?そういった気持ちや態度の部分を見られます。
なので本気で謝るのであれば、自分の何が悪かったのか、相手に対してどのような迷惑をかけたのかも説明しながら謝ると良いでしょう。
同じ過ちをしないための策を示す
悪い所を認める事ができたら、次は同じ過ちを繰り返さない為にどのようなことをするかの策を示すようにしましょう。
いかに自分が反省していて、同じようなことはもうしませんという反省の心を見せるわけです。
これも中途半端ではいけません。
相手が納得するような策を示さなくてはいけませんし、「そんなの誰でもできるだろ」なんて思われてしまう事は避けなくてはいけません。
「お?本当に反省しているんだな」と心から思ってもらえるような策を考えましょう。
相手と衝突しない
謝罪をしようとしたり、謝っている最中でも自分の感情が怒りの感情に変わってしまうこともあるでしょう。
謝罪の気持ちはあるんだけど、相手の態度が気に食わなくてどうしても感情が表に出てしまうことはよくあります。
しかし、謝罪をする上でこれは逆効果になるのは言うまでもありません。
ごめんなさいと言いたい時に、一番やってはいけないことは相手と衝突してしまうことです。
ここには細心の注意を払いたいところです。
ヒートアップし余計険悪になる
このような感情をむき出しにしてしまっては、相手もその態度に気づくので怒りは倍増してしまうでしょう。
なので、ヒートアップし余計険悪になることがほとんどです。
相手は謝る気なんてさらさらないですし、あなたが悪いものだと一方的に思い込んでいます。
その気持ちに気付くとなおさら腹が立ってしまいますが、ケンカなどをしている場合はどちらかが折れなければ終わりは見えません。
なので、ここは大人の対応で、ヒートアップするのを避けましょう。
あなたが我慢すれば、それだけ和解への道は早くなります。
相手も怒っていると感情的に言い合いになりやすいけど、それは避けて!
相手が怒っている時に謝るのは本当に至難の業です。
なにせ、感情をぶつけてきますから、こちらも感情的になりやすいといえるでしょう。
しかし、お互いが感情的になっていても話は進みませんし、何も解決はしないのです。
そのため、相手が感情的になっている時こそこちらは冷静にならなくてはいけません。
いくら相手が怒っていようが、自分が感情的になろうが、とにかくひたすら誠意を見せて謝り続けましょう。
それができなければ、解決へは向かいません。
責任転嫁・開き直りなどはしない
ひたすら謝っていて、なかなか許してくれない場合、誤っているのが馬鹿らしく感じる時があります。
そんな時に、何かや誰かに責任転嫁をしたり、開き直って逆切れをしたくなるかもしれませんが、そのような態度は絶対に出さないようにしましょう。
これは自分の感情をうまくコントロールできればできることですが、そういったコントロールは非常に難しいのもわかります。
しかし、相手からすれば責任転嫁や開き直りは非常に癪に障るので、ただ相手の怒りを増長しているだけと思って間違いないでしょう。
そもそも謝罪にならない
責任転嫁や開き直りなどは、そもそも謝罪になりません。
そんなことをするくらいなら、なぜ謝ったのか?ともいえるでしょう。
謝罪する時は覚悟を決めて、自分が悪いと思いこまなくてはいけません。
少しでも相手にも非があるんだという気持ちがあると、謝罪の途中で考えが変化してしまい、自分はもしかして悪くないのでは?なんて気持ちがこみ上げてくる事もあるでしょう。
そんな時に責任を転嫁したり、自分は悪くないと開き直ってしまう人が多いのです。
謝罪されている方は、そんな態度を示されて、許してあげようなんて思うはずがありません。
相手より下手に出る
相手に謝罪をすることにおいて、相手より上の立場にいるような態度をとってはいけません。
相手より下手にでることで、相手は気持ちのどこかで満足します。
自分より偉そうにしている人から謝罪を受けても、何も感じないことでしょう。
謝罪をする姿勢はとにかく腰を低くし申し訳なさそうな態度を取ることがポイントです。
相手に見下されるといえば言い方は悪いですが、見下されていた方が謝罪の際には都合が良いといえるでしょう。
反論や逆ギレに近い行動は取らない
謝罪の最中に何か相手に言われて、言い返したくなったり逆切れをしてやりたくなる気持ちの時もあるでしょう。
しかし、そんな時こそ我慢が必要で、反論や逆切れのような行動を取ると、相手の苛立ちは最高潮になってしまうことでしょう。
あなたが謝罪をしていることに対して何か言ってくるということは、逆にあなたを怒らせようとしている可能性も考えられます。
そういったことを客観的に理解して、あなたは冷静に謝罪することだけを考えていれば問題ありません。
普段から「ごめん」を連発しない
普段の生活からごめんなさいを連発していると、いざ謝る時に効果がなくなります。
普通に考えて普段から軽い気持ちでごめんごめんなんて気軽に言っていると、それは嘘っぽく感じてしまうのは当然のことでしょう。
なので、なるべくならごめんという言葉は発しない方が良いです。
もちろん、この先謝罪なんてする場面が訪れないと断言できる方は良いですが、人生そうもいかないことが多いです。
自分が悪くなくても謝らなくてはいけない時もあるでしょうし、誰かの為に謝罪を余儀なくなれることはあるでしょう。
そんな時がいつきても良いように普段の軽いごめんは、言わない方が良いかもしれません。
言葉の意味を最大限に発揮出来なくなる
ごめんという意味に込められている意味は、本当に反省しているもう二度と同じ過ちを繰り返さないということにあります。
なので、ごめんとは確かに軽く口にできる言葉ですが、本来であれば簡単に口にしてはいけない言葉になります。
普段の生活のごめんは非常に薄っぺらい言葉なので、言葉の意味を最大限発揮できなくなります。
最後は「ありがとう」で締める
しっかりと謝罪し誠意を見せることができたのであれば、最後にはありがとうという言葉でしめるようにしましょう。
そのありがとうの意味は、自分の謝罪をしっかりと聞いてくれてありがとうという意味です。
許してくれたのなら、とにかく許してくれたことに対してありがとうと感謝の気持ちを伝えて下さい。
ありがとうと言われて嫌な気持ちになる人はいません。
なので、しっかりと謝罪の最後はありがとうで締めるということを把握しておきましょう。
許しを得られなくても伝える
例え、あなたの謝罪を許してくれなくても、ありがとうという言葉伝えた方が良いです。
そのまま許してくれなくてその場からいなくなったとしても、相手はあなたに謝られた事をひとりになってからも考える事でしょう。
その時に、ありがとうという言葉があったかなかったかでは、考え方や感じ方が大きく違ってきます。
ひとりになって怒りが収まった時に、「やっぱり許してあげよう」「やっぱり許せない」と思うのは、ありがとうという言葉が鍵になっています。
言い方を変えてみる
ごめんなさいの言い方を変えてみるのも良い方法です。
一辺倒に、とにかく許してもらおう、とにかく自分が悪くないということを伝えたい、誤解を解きたいなんて考えた場合、謝ることにしか頭がいかず、強引に謝ってしまうことも多くあるでしょう。
しかし、そこは一度冷静になって、心から本当に申し訳なさそうに謝ってみるようにして下さい。
そうすれば、心がこもっているように感じますし、相手も「許してあげなきゃ」という気持ちにもなるでしょう。
言い方を変えるだけで雰囲気も変わる
このように言い方を変えるだけでも雰囲気も変わり、相手が許しやすい雰囲気に変わる事もあります。
例えば普段が前向きで明るいのが取り柄のあなたであれば、謝る時に神妙な面持ちで謝ったとします。
そんな時、相手からすれば「いつも明るい人なのに、こんなに真剣になるってことは本気で反省しているんだな」と感じる事ができます。
なので、謝罪の時は普段見せていない自分の一面を見せるのも効果的でしょう。
手紙に書いて伝える
言葉で謝罪を伝えるよりも、それを文章、手紙にして謝罪をした方がより伝わり効果が高い可能性もあります。
言葉で言われたり謝罪を聞いていたりすると、どうしても感情的になり冷静に聞いていられない可能性も考えられます。
また、謝罪の気持ちを上手に言葉にできないという人は、手紙に書いておいて、それを本人の前で読みあげるというのもおすすめです。
手紙であれば感情が大きくなってもぶつける相手がいないので、冷静にすんなりと謝罪の言葉が頭に入ってくることでしょう。
顔を見たくないほど腹が立っているなら、手紙で謝罪された方がましかもしれません。
自分が悪かった理由も書くと◎
しかし、手紙で謝罪をする場合注意しなくてはいけない点は、その内容です。
とにかく謝罪の言葉を書いて手紙を書くのであれば小学生でもできることです。
手紙の内容によっては、さらに相手を怒らせてしまう原因ともなってしまいます。
そうならないためにも、手紙で謝る場合はその内容に細心の注意を払いましょう。
手紙の内容には、自分が悪かった理由を書くのが良いです。
なぜ自分が悪かったか、そして、その悪かった部分をどう改善していくのか、そういったことを具体的に書くのが良いでしょう。
シチュエーション別の伝え方の注意点
謝罪をする場面はどんな時にも訪れます。
誰かとコミュニケーションを取っている日常であれば、いつその時が訪れてもおかしくはないでしょう。
何気ない一言で誰かを傷つけたり、何も考えない行動で誰かを怒らせてしまうことは多々あるはずです。
なので、それぞれシチュエーション別の謝罪の伝え方を紹介していきます。
仕事で伝える場合
仕事で謝罪をする場面は多くあるのではないでしょうか?
仕事でミスをしてしまった時、仕事が予定通り進まなかった時、また得意先に対して何か不備があった時などです。
しかも、上司の立場や先輩の立場であれば、その部下や後輩が何かミスをして周囲に迷惑をかけてしまった場合なども、代わりに謝罪をしなければいけない場面も訪れるでしょう。
会社は、本当に謝る事が多い場所です。
そのため、会社ではどのように謝罪をすれば良いのかを知っておく事は、社会人にとって大切なことといえるでしょう。
「ごめんなさい」は使わない
会社においてごめんなさいという言葉は、礼儀がなっていません。
ごめんなさいというのは、友達や家族、恋人などに使う言葉です。
普通、仕事において何か悪い事をしてしまった、謝らなければいけないことをしてしまったら、ごめんなさいというのは相手は失礼にあたるので使うのは避けましょう。
そのような、礼儀を知らずにごめんなさいと謝罪をすると、「礼儀がなっていないやつだ」というレッテルを張られ、さらに怒られてしまう可能性もあります。
謝罪をする上で、言葉遣いは非常に大切な要素となります。
「申し訳ございません」が無難
会社で謝罪をする場合は、ごめんなさいではなく「申し訳ございません」が無難でしょう。
言葉遣いとして正しいのは申し訳ございませんです。
言われている方も、その方がしっくりきますし、反省しているという気持ちが出やすいです。
本当に申し訳なさそうな顔をしながら謝る事ができれば、許してくれるのは時間の問題のはずです。
もちろん、取り返しのつかないことや、何か重大なミスをした場合は、なかなか許してくれない可能性もあります。
恋人に伝える場合
恋人に謝る場合は、その事の大きさにもよるでしょう。
恋人の怒り具合によっても謝罪の力は変わってくるはずです。
たいしたことがないのであれば良いですが、相手が相当怒っていたり、自分が本当に悪いんだと反省する場合は、それぞれポイントを押さえて謝罪をする必要があります。
また、恋人の性格にもよりますし、いつまでの根に持つタイプの人も多いことは確かです。
なので、しっかりとした謝罪をして少しでも早く許してもらいたいものです。
後悔の気持ちを伝える
自分がいかに後悔しているか、悪い事をしたことに対してどのくらい後悔しているのかという気持ちを伝えましょう。
どのくらい反省しているのかを話したり、本当にしてしまったことを後悔しているという気持ちを率直に伝えるのです。
もちろん嘘はいけませんし、本当に心から思っていることしか言ってはいけません。
素直に謝り、許しを請う
とにかく素直に謝り、許してもらえるように謝罪をしましょう。
この時に何かのせいにしたり、自分は悪くないような態度を示すのはよくありません。
とにかく素直に謝る事が大切で、謙虚な姿勢で何を言われても反論をせず、許してもらえるまでひたすら反省の態度を貫き通しましょう。
相手の立場になる
謝っている時は相手の気持ちになることが重要です。
自分にこんなことをされてどう思っているか?どのように謝れば心に届くのか?自分本位の考えや、ただ許してほしいという考えでは、そのような考えは見透かされますし、謝られている方としては良い気分はしません。
謝罪をされてどんな気分か?どのように言われるのが一番心が許せるか?
そのような相手の気持ち、立場をしっかりと考え謝罪をすることができれば、どんなごめんなさいをすれば良いかわかるのではないでしょうか?
「好きだ」という気持ちを伝える
謝ると同時に、いかに恋人のことを好きかという気持ちも伝えるようにしましょう。
もしかすれば恋人は、謝ってほしいと思うと同じくらい、自分への愛の確認をしたがっているのかもしれません。
いかにあなたのことが好きなのか、とにかく好きだから必死で謝っているという態度を出すと相手は、そんな悪い気分にならないかもしれません。
なので、しっかりと好きだという気持ちも伝えるようにしましょう。
友達に伝える場合
友達に伝える場合、友達だからといって軽率な気持ちで謝る人が多いです。
ですが、親しい中にも礼儀ありという言葉があるように、仲が良いからこそ、しっかりと誠意をもって謝罪をする必要があります。
タイミングを計って謝る
謝るタイミングは大切です。
いつでも、どこでも謝ってもいいわけではありません。
相手が受け入れやすい場所をタイミングを見計らって、ごめんなさいをしましょう。
謝罪と相手を思う気持ちも伝える
謝るのはなぜか、いかにあなたを大切に思っているかも一緒に伝えるとよいでしょう。
やはり友達は、謝ってもらうのもそうですが、友達に大切にしているということを感じたいんです。
なので、友達を大切に思う気持ちがあるということをしっかりと伝えて下さい。
第三者に入ってもらう
友達と二人きりだと気まずい場合や、話しを聞いてもらえない場合、第三者を交えて話し合うこともできます。
間に入ってくれそうな共通の友人や信頼できる人に頼みましょう。
しかし、ここで注意したいのは、謝る相手が不快になる状況を作らないことです。
二人だけの問題なのに、突然第三者を連れてこられたら困惑するでしょうし、一人で謝ることもできないの?と思われてしまうかもしれません。
二人だけの問題であれば、できるだけ二人きりで話した方がいいかもしれません。
第三者に入ってもらうかどうかは、状況によって判断するようにしてください。
上手に謝る事はより良く生きるための必須テクニック
人に上手に謝るということは、相手の気持ちをよんだりするのがうまくなくてはいけません。
ということは、人生をうまく生きていく為に必須なテクニックともいえます。
ぜひ上手に謝るテクニックを磨いて下さいね。