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ごめんなさいの気持ちを伝えるために...(続き2)

謝るという行為には、もちろん自分の非を認め相手に謝罪をするという意味が込められていますが、一番は相手に許してもらうことです。

「それじゃあしょうがないな」といったように、そんなに謝るなら許してあげるよ、なんて言ってもらうのが目的となります。

しかし、相手が許してあげようと思うのは、あなたのごめんなさいがしっかりと心に伝わったことが前提となります。

間違いなく言えるのは、本当に心に伝わらない謝罪でなければ、「よし、許してやろう」という気持ちにはならないということです。

逆に立場になればわかることですが、本当に腹の立つ、はらわたが煮えくりかえるような行動をしてきた相手が謝ってきたとします。

そんな時あなたはどう思いますか?すぐに、許してやろうと考えますか?

そんなことはないはずです。

最初は何を言われても許そうとは思わないはず。

しかし、相手の謝罪が心に伝わってきて、本当に反省しているんだなと心に伝わるものがあれば許してあげるのではないでしょうか?

なので、相手の心に伝わらない謝罪は意味がないといえるでしょう。

心がこもった謝罪をしましょう

このように相手の心に伝わる謝罪をするには、自分の心がこもった謝罪をする必要があります。

人に対して本気で謝るというのは、雰囲気的にも緊迫した場面です。

なので、あなたの心がこもっていなければ相手にはすぐに伝わってしまいます。

中途半端に謝るのでは、全く相手には伝わらないということを覚悟しておきましょう。

本当に心から反省し、とにかく相手に対して申し訳ない気持ちを謝りたいと心から思わなければ心のこもった謝罪は絶対にできません。

少しでも「自分は悪くない」という気持ちがあると、それは行動として出てしまい、相手の心には伝わらない謝罪となってしまうでしょう。

人に本気で謝るということは、とても大変なことです。

例え心が本気でこもっていたとしても、相手が少しでも心を開いてくれなければ伝わらないですし、客観的に見て最高の謝罪の仕方をしても、結局は相手が許してくれなければ、無意味で終わる可能性もあります。

しかし、そうだからといって、自分が悪いのをほっといて謝らないというわけにはいきません。

ごめんなさいの伝え方

謝罪をする上で気をつけなくてはいけないことはいくつかあります。

要するにごめんなさいを伝えるのにも、良い伝え方と悪い伝え方があるということです。

いくら自分が心から悪いと思っていて謝罪をしたとしても、その伝え方が悪いと逆効果になってしまう場合もありますし、相手を逆に傷つけてしまうことだってあるくらいです。

心をこめて謝罪をすれば相手が確実に許してくれるという保証もありません。

少し許してくれる確立が高くなるという程度で、絶対に相手が許してくれる謝罪の方法は存在しません。

なのでできることは、誠意をもってとにかく謝ることです。

少しでも許してくれるように謝罪をするというのがポイントです。

過ぎた時間は返ってきませんし、相手を怒らせてしまってという事実も変えることはできません。

なので、とにかくごめんなさいの上手な伝え方を覚えましょう。

自分に落ち度があると認める

まずは、悪いのは自分で落ち度は確実に自分にあるという点を認めましょう。

このように謝る場合、「こっちが先に折れるんだから、あなたも最終的には折れてね」なんて心で思ってしまっている人もいます。

心では自分も悪いけどあなたの悪いでしょ?と思ってしまっているパターンですね。

こういった風に考えてしまうのもわかりますが、そのような謝り方では相手に伝わってしまうでしょう。

謝る時には100%自分に落ち度があるという考えで謝りましょう。

自分も謝るから相手にも謝ってもらおうという考えは捨てるべきです。

それを見透かされると、相手はより怒りが増すはずです。

相手は、確実にあなたに落ち度があると思っていますし、それをあなたに認めてほしいのです。