一辺倒に、とにかく許してもらおう、とにかく自分が悪くないということを伝えたい、誤解を解きたいなんて考えた場合、謝ることにしか頭がいかず、強引に謝ってしまうことも多くあるでしょう。
しかし、そこは一度冷静になって、心から本当に申し訳なさそうに謝ってみるようにして下さい。
そうすれば、心がこもっているように感じますし、相手も「許してあげなきゃ」という気持ちにもなるでしょう。
言い方を変えるだけで雰囲気も変わる
このように言い方を変えるだけでも雰囲気も変わり、相手が許しやすい雰囲気に変わる事もあります。
例えば普段が前向きで明るいのが取り柄のあなたであれば、謝る時に神妙な面持ちで謝ったとします。
そんな時、相手からすれば「いつも明るい人なのに、こんなに真剣になるってことは本気で反省しているんだな」と感じる事ができます。
なので、謝罪の時は普段見せていない自分の一面を見せるのも効果的でしょう。
手紙に書いて伝える
言葉で謝罪を伝えるよりも、それを文章、手紙にして謝罪をした方がより伝わり効果が高い可能性もあります。
言葉で言われたり謝罪を聞いていたりすると、どうしても感情的になり冷静に聞いていられない可能性も考えられます。
また、謝罪の気持ちを上手に言葉にできないという人は、手紙に書いておいて、それを本人の前で読みあげるというのもおすすめです。
手紙であれば感情が大きくなってもぶつける相手がいないので、冷静にすんなりと謝罪の言葉が頭に入ってくることでしょう。
顔を見たくないほど腹が立っているなら、手紙で謝罪された方がましかもしれません。
自分が悪かった理由も書くと◎
しかし、手紙で謝罪をする場合注意しなくてはいけない点は、その内容です。
とにかく謝罪の言葉を書いて手紙を書くのであれば小学生でもできることです。
手紙の内容によっては、さらに相手を怒らせてしまう原因ともなってしまいます。
そうならないためにも、手紙で謝る場合はその内容に細心の注意を払いましょう。
手紙の内容には、自分が悪かった理由を書くのが良いです。
なぜ自分が悪かったか、そして、その悪かった部分をどう改善していくのか、そういったことを具体的に書くのが良いでしょう。
シチュエーション別の伝え方の注意点
謝罪をする場面はどんな時にも訪れます。
誰かとコミュニケーションを取っている日常であれば、いつその時が訪れてもおかしくはないでしょう。
何気ない一言で誰かを傷つけたり、何も考えない行動で誰かを怒らせてしまうことは多々あるはずです。
なので、それぞれシチュエーション別の謝罪の伝え方を紹介していきます。
仕事で伝える場合
仕事で謝罪をする場面は多くあるのではないでしょうか?
仕事でミスをしてしまった時、仕事が予定通り進まなかった時、また得意先に対して何か不備があった時などです。
しかも、上司の立場や先輩の立場であれば、その部下や後輩が何かミスをして周囲に迷惑をかけてしまった場合なども、代わりに謝罪をしなければいけない場面も訪れるでしょう。
会社は、本当に謝る事が多い場所です。
そのため、会社ではどのように謝罪をすれば良いのかを知っておく事は、社会人にとって大切なことといえるでしょう。
「ごめんなさい」は使わない
会社においてごめんなさいという言葉は、礼儀がなっていません。
ごめんなさいというのは、友達や家族、恋人などに使う言葉です。
普通、仕事において何か悪い事をしてしまった、謝らなければいけないことをしてしまったら、ごめんなさいというのは相手は失礼にあたるので使うのは避けましょう。
そのような、礼儀を知らずにごめんなさいと謝罪をすると、「礼儀がなっていないやつだ」というレッテルを張られ、さらに怒られてしまう可能性もあります。
謝罪をする上で、言葉遣いは非常に大切な要素となります。
「申し訳ございません」が無難
会社で謝罪をする場合は、ごめんなさいではなく「申し訳ございません」が無難でしょう。