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垣間見るとはどういう意味?よくある使い方を紹介します


「違う一面を垣間見たような気がする…」というセリフをよく耳にしますが、一体垣間見るというのはどのような見方なのかわかりますか?

日本語には難しい表現が沢山ありますが、普段何気なく使っている「垣間見る」という言葉にも様々な意味があります。

今回は「垣間見る」という言葉の意味や使い方についてご紹介します。

覚えておけば適材適所で「垣間見る」を使うことができますよ!

この記事の目次

垣間見るとは?

「垣間見る(かいまみる)」は何かを見る時の仕草や見方です。

なんとなく家政婦のように壁から半分だけ顔を出して見るというイメージがありますが、果たして実際にはどんな見方が「垣間見る」と言われるのでしょうか?

こっそりと覗き見る


相手に気付かれないようにこっそりと覗き見することを垣間見ると言います。

例えば彼氏のスマホを見てしまう女性は多いですが、隠れてガッツリ見るのはただの「盗み見る」や「覗き見る」です。

それに対して彼氏がスマホを使っている時に気付かれないように横目で覗き見することが「垣間見る」という意味になります。

ちらっと見る

俗に言う「チラ見」です。

気になった物に対して短時間、または一瞬だけ視線を向ける様子ですね。

この場合は意識的にちらっと見る場合と無意識のうちに目を奪われてちらっと見る場合の両方のシチュエーションが考えられます。

気になる人のことはついつい目で追ってしまいますが、この行動も「垣間見る」と言えます。

物事の様子の一端をうかがう

こちらは「見る」というよりも「感じる」という意味合いが強い場合です。

「彼の意外な一面を垣間見たような気がする」「大人の世界を垣間見る」など、実際に目にするという視覚的な意味ではなく感覚的な意味での「垣間見る」になります。

今までは全く見当もつかなかったことや、かねてから興味があったことに触れる機会があった時に使える言葉です。

短期間何かを見る


そもそも「垣間」とは家の周りを囲んでいる垣根や生け垣などの間のことであり、そこから見ることが「垣間見る」ということですが、その状況で長時間見続けるのは厳しいですよね。

基本的にじっくり見たり長時間見続ける場合には「凝視する」「直視する」「注視する」などが使われて「垣間見る」という表現が使われることはありません。

垣間見るの読み方は2通り

「垣間見る」という言葉は良く目にしたり、耳で聞いたりすると思いますが、実際どのように読んでいらっしゃいますか?

実は「垣間見る」には読み方が二つあります。

「かいまみる」と「かきまみる」です。

おそらくほとんどの方が抵抗なく使用していたと思います。

たぶん、どちらで表現されても抵抗はないので、特に読み方が違うと言った感じで意識したことはないと思います。

そこでこの不思議な言葉である「垣間見る」について、今回はこちらの記事で説明してみたいと思います。

ぜひ、参考にしていただきまして、どう言った時に「かいまみる」を使用するのが適切か、もしくは「かきまみる」が適切化を考えていただけましたら幸いです。

言葉の多い国・日本の特徴を感じましょう。

かいまみる

一般的にはこちらの読み方をされる方が多いのではないでしょうか?もともとは「垣間(かいま)」から見るから派生した言葉です。

「垣間(かいま)」とは家の周りにある「垣根」や「生垣」などの壁のようなものを表しています。

ようはそこから見ることが、こそこそと除くような感じの動作に見えたことから「かいまみる」という言葉になりました。

「垣間から見る」からかいまみるなのです。

そう考えると自然と違和感がないですよね。

そのため、一般的に使用されている方が多いのです。