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垣間見るとはどういう意味?よくある...(続き4)

新しいことに挑戦するのは勇気がいります。

しかし目標を達成して自信がつくと、意外に自分はできる人間だと思えるようになりますが、それはまさに自分の新しい一面を垣間見た瞬間です。

また自分以外に対しても使うことができます。

バリバリのキャリアウーマンタイプの女性が実は料理がうまかったりする一面を知ると男性はそのギャップに魅力を感じますが、そんな時にも「彼女の新しい一面を垣間見て好きになった」というフレーズがピッタリです。

理想の世界を垣間見る

あくまでも「理想の世界」なので、全てが明らかになっていないという前提があります。

全てがクリアになったらそれは理想ではなく現実の世界なので、理想の世界はちらっと見るくらいがちょうど良い表現となります。

現実社会の中に自分が理想とする世界を見つけた時は、大げさに言えば絶望の中の一筋の光を見たような気分になるので、普段と同じテンションの「見た」ではなく、少々秘めた思いが見え隠れする「垣間見る」を使う方がしっくりくるでしょう。

道の途中で不思議なものを垣間見た

こちらは非常に単純に「目で見る」という意味で使われている「垣間見る」です。

しかし見る対象が「不思議なもの」ということでわざわざ「垣間見る」が使われて言います。

人間は不思議なものや怖いものに対して恐怖心があるので、なかなか直視できない傾向が強いです。

「直視する」と「垣間見る」は対義語なので、直視出来ないものが主語になっている場合は述語が「垣間見る」となる場合が多いです。

彼の男ぶりを垣間見れて感心した

直接的ではなく間接的に感じることを表す「垣間見る」です。

こちらの文章のシチュエーションとしては、普段は真面目でおとなしい男性が重い荷物を運んでくれたり、困っている時に何も言わずに仕事のフォローをしてくれたりした時などが考えられます。

わかりやすい表現で男らしさをアピールしてくる男性に対して「垣間見る」は使いませんが、無意識に行うしぐさや行動に男らしさを感じる時にはよく使われます。

同じ使い方でも「本性を垣間見る」「心の闇の部分を垣間見る」などは逆にネガティブな意味が強調されます。

異様な光景を垣間見た

現実離れした光景を見た時は恐怖心や不安感に襲われて、それ以上見てはいけないような感覚になり凝視はできません。

また事前に予想していたとしてもちらっと見るのが精一杯ですよね。

堂々と見るのではなく隠れて覗き見するという意味での「垣間見た」の使い方としてはお手本のような文章です。

一緒に覚えておこう!「垣間見る」の活用形

こっそり覗くような感じの意味のある「垣間見る」ですが、では、どのような感じで使用すればいいのか?実は具体的にわかっていらっしゃる方が少ないと思います。

ほとんどの方はネガティブな感じで捉えていらっしゃる方が多いと思います。

そこで、「垣間見る」という言葉の活用術をここからはご説明していきたいと思います。

活用術を覚えることでネガティブ意外な印象も生まれて、もしかしたら使う頻度が多くなるかもしれませんよ。

言葉の多い国・日本です。

1つの言葉の中にも意味が10通り以上あったり、1つの言葉から活用方法が何十通りも生まれる可能性もあるので、ぜひ、「垣間見る」という言葉に関しても注目してみてみましょう。

面白いですよ。

垣間見える

垣の間から見えることで、要は小さな隙間からでも見ることができると言った感じの時に使用されている言葉です。

よくあるのが隠れた感じで行っていることが、バレバレの時などに「垣間見えてるよ」と言った感じに言われることもあって、要は隠しごとが完全にばれている意味として使用されることもあります。

ただ、見た時に見えたと言う意味だけでなく、各仕事などがばれてしまうこととして表現する時もあります。

サプライズを考えている友達などに、「垣間見えてる」と言ってドキっとしたら、まさにサプライズを考えていることがバレバレと言うことです。

このように相手にとってはこのように言われると心地よくない場合もありますし、使い方によっては良い表現になることもありますので、場面場面を考えて使用するようにしましょう。

垣間見せる

垣の間からだろうがなんだろうが見せてしまうことを表現した言葉です。

要は隠すほどのものでもないので、見せてしまうと言うことです。

よく、プロのスポーツなどでは、完全非公開にして練習を見せないと言った感じのことをしますが、それをなくして公開することを「垣間見せる」と言うこともあります。