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童心に返るための10個の方法(続き4)

でも調べるだけではなく、周りに自分より詳しく教えてくれる人がいるのであれば、どんどん質問するのも良いです。

もちろん自分で調べれば済むようなことを人に質問して、相手の貴重な時間を自分のために浪費させるというのは問題行為なので注意してください。

そうではなく、自分で調べてもわからなかった、自分より詳しい人・専門家が身近にいる、というときには聞いてみましょう。

自分の目線ではわからなかったことが、詳しい人の視点なら簡単にわかるということもあります。

自分で調べるだけでは限界があることが、専門家ならたくさんの知識の中から抽出し、わかりやすく教えてくれます。

そうすることで自分の世界も広がりますし、「この人はこういうことに興味がある人なんだな」と周囲に知ってもらうこともできます。

なにかの事柄だけでなく、誰かに対しても疑問に思ったことはきいてみましょう。

世知辛い世の中ですから、セクシャル・ハラスメントにあたらないよう内容には注意が必要ですが、「もしかして関西なまりがあるように聞こえますが、関西の出身なのですか?」など疑問に思ったことを聞いてみます。

「そうです。大阪です」「そうなんですか。自分も大学時代大阪に住んでいたことがあって」「どこですか?」などと会話が盛り上がるきっかけになることもあります。

相手に疑問を持ち質問するということは、その人に興味があるということ。

逆に言えば、なんの疑問もわかないのはその人にさほど興味がにないということにもなります。

関係性を見直してみましょう。

新しいことを学ぶ

疑問をそのままにしないようにするということは、日々新しいことを学んでいけるということになります。

今はなにか疑問に思ったときでも、コンピューターやスマートフォン、タブレットなどが手元にあって、インターネットにつながってさえいれば数秒で調べることができます。

検索結果が正しいかどうかを見極める必要があるので鵜呑みにしてはいけませんが、それでも本屋さんへ行って関連書物を探して調べて……といった手間がなくなっています。

「あれ?」と思ったら検索してみる癖をつけておくと良いでしょう。

検索して「ふーん」だけでは忘れてしまうこともあるので、日記や手帳に書き留めておき、それを時々見返すという習慣もつけておくと良いかもしれませんね。

もちろんもっと能動的に、本を読んでみたり、外国語を勉強してみたり、楽器やカリグラフィーなどなにか習い事を始めてみるのも良いでしょう。

好きなことに夢中になる

あなたの好きなことはなんでしょうか。

毎日仕事や家事に追われてばかりのあなた。

好きなことに夢中になれる時間を、一日10分でも良いので作ってみましょう。

小さい頃は気の赴くままに絵を描いたり、お話を作ったり、おままごとをしたりしていたのではないでしょうか。

友達とオリジナルルールを作ってかくれんぼやかけっこなどをしたこともあるでしょう。

大人になると、「そんなことに時間がとれないから」「自分には絵の才能があるわけじゃないし、ちゃんと習ったこともないから」などと言って、なにかに夢中になることをやめてしまいがちです。

「失敗したらどうしよう」「うまくやれなかったらどうしよう」子どもの頃、やりたいことなのにそうして躊躇してしまってやらなかったこと、というのは、多分少ないと思います。

「この年になってなにかに夢中になるのも……」「今更なにか新しいことを始める年齢でもないし」なんていって自分の可能性を狭めてしまわず、時には小さい頃のように気の赴くままに、やりたいことをやってみましょう。

それも大人になって忘れてしまっていた、ひとつの冒険です。

趣味など自分の時間を作る

昔はギターを弾いていたけど、最近は時間がとれないからやめていた。

学生時代に短期留学をしていたけれど、日常で使わなくなったから英語がどんどん話せなくなってきているかも。

そんな方は、まず時間をやりくりして作ることから始めてみませんか。

時間を作ってギターに触ってみたり、英会話教室に通ったりしてみましょう。

自分を磨くための時間をもつことで心にゆとりもできますし、教室で新たな出会いがあり、人間関係が広がっていくということも考えられます。

絵を描いたり作品を作ったりする

子どもの頃は図工の時間ではなくても、クレヨンやえんぴつを握って絵を描いていることが多かったのではないでしょうか。

あぶらねんどやかみねんどを使ってなにかを作ったり、砂場でお城を作ったり、ブロックで飛行機を作ったり。

大人になると「無駄なことだから」とか「自分は特別絵の才能があるわけじゃないから」と言ってやらなくなってしまっているのではないですか?