全身全霊をかけてやりたいと思うこと。
仕事や家族との関係など、あなたにはありますか?
全身全霊をかけてやりたいことがある!
あなたには全身全霊を傾けてやりたいことがありますか?
どんなことがやりたいですか?
仕事を全力でしているという方もいらっしゃるでしょう。
家族のためにこれをしている、という方もいらっしゃるでしょうね。
自分のためにこういうことがしたい、と野望を抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
全身全霊とは
心と体のすべてのこと
『全身全霊』とは、文字どおりすべての身体とすべての精神力のことを指します。
『霊』は心のことを指します。
すべての心、精神力ということですね。
元々は、『全身全霊を捧げる』『全身全霊を傾ける』『全身全霊を注ぐ』といった使い方をしてきました。
すべての心と身体の力をあることのために捧げる、あることをなすために傾ける、注力する、という意味合いになります。
最近では、『命を懸ける』のように、失う覚悟をしてでも取り組むということで、『全身全霊を懸ける』という言葉遣いも増えてきているようです。
全力で取り組むこと
なにかに全力で取り組むこと。
大人になればなるほど、力はついてきているはずなのだから全力で取り組めそうなものなのに、なぜか「全力だったか」と自問自答すると、「全力というわけではなかったな……」となってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
子どもの頃の方が、遊ぶのも寝るのも勉強するのも、なんでも全力で取り組めていたかもしれません。
毎日仕事や家事に追われて、「全力を出す気力も体力もない」なんていう方も多いかもしれないですね。
全身全霊でやりたいこと、ありますか?
やりたいことをやるだけでは生きていけない。
近頃ではそんな世の中になってきています。
たとえば作家になりたいという夢を追い続け、全身全霊を注いで夢が叶い、作家になったという人でも、小説だけを書いて生きていけるわけではありません。
最近では昔のように印税だけではとても生活ができないという『本が売れない時代』。
作家になっても会社員との二足のわらじを履いているという作家先生も増えました。
入社したらその会社に終身雇用され、定年まで働き続けるというのも変わってきました。
不況で会社側がひとりの社員に払える給料も下がり、物価はあがっており、今いる会社の給料だけでは自分ひとりが生きていくので精一杯で、とても家族は養えないというのが普通です。
夫婦共働きで働いてやっと家族が生活できるだけの収入になります。
それでも人によっては日々の生活を過ごすことでぎりぎりで、老後のためやもしものときのために貯金ができないという世帯も増えています。
会社の仕事が終わった後や休みの日にアルバイトとして別のところで働いたり、自宅でできる仕事を持っていたりする人もいるでしょう。
パラレルキャリアという言葉も出てきて、副業を持つことが当たり前になりつつあります。
生活費を稼ぐことに時間を使ってしまって、自分のやりたいことが全然できない、という人もいるかもしれません。
やりたいことをやりたいのに、やる時間がない人の他に、やりたいことが特に見つからない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
『やりたいことをやる』。
簡単なようでいて、とてもむずかしいことです。
自分のやりたいことをやって生きていけたならどんなにいいだろうかと、誰しも想像したことがあるのではないでしょうか。
やりたいことをやって生きていく。