私たちは数字に出会うのはとても幼い頃です。
最初は絵を見ながら数を数えてあそんだりしますよね。
これはすでに算数という事への基礎になってきます。
小学校に入ると計算という事を習っていきます。
足し算や引き算、掛け算や割り算というように数学への基礎を6年間学ぶわけです。
その中で計算問題が苦手であったり、図形の問題がわからないといった疑問などもだんだんと出てきますよね。
わからない問題がある場合は前に習った部分を忘れている事がとても多いです。
前の問題もわからない場合はその前へと遡っていきます。
こうした繰り返しを12年間続けて大学への入試へ挑む事になります。
基礎がある状態でも使いこなしていくためにはかなりの時間が必要になってきますが、最初からない場合ならこの時間の何倍も費やしていく事になるのです。
先人たちはこうしたものを残してくれました。
それはとても長い時間だったでしょうし人から人へと受け継がれて今にあります。
基礎というものはとても貴重なものであり、それがなければ何も始まる事はありません。
また、この基礎がいかに大事なのかをお話しいたします。
2.基礎がないと応用が全くきかなくなる
長い月日をかけて何かしらの基礎が出来上がります。
そしてその基礎を私たちは使い様々な事に挑んでいきますが、新しい事に挑戦する時にも基礎が大切になってきます。
基礎がなっていなければ応用が全くきかなくなります。
それは勉強でもスポーツでも一緒です。
最初にきちんと覚える事をしなければ次に進んだ時に戸惑ってしまうのです。
サッカーなどの場合はきちんと軸足が安定しなければ力強いシュートを打つことは出来ません。
これは基礎の中でも最も最初に習う事でもあります。
この基礎がいい加減だとしたら横からきたボールや斜め後ろからきたボールを打つことも出来ないでしょう。
勉強でも同じ事が言えます。
先ほどの算数が出来なければ数学の問題を解く事は出来ないのです。
算数を覚えていればある程度の数学の問題も解けるのですが基礎力がなければそれもまたムリというものです。
そして基礎を大事にすると、このような事が出来るようになります。
3.基礎があるからこそ後に効率化ができる
何かを学んでいく時に私たちは効率というものを考えていきます。
どうしたら時間を短縮化出来るかなど、色々な角度から物を見ていきますよね。
ただし、それも基礎がなければ何も出来ません。
ここまでくる過程が理解出来なければ効率化というものは出来ないからです。
ここでもまた基礎という恩恵を利用する事になってきます。
色々なものを習得しようとする時には初めに基礎があり、段々と難しいものへと変化させていきますよね。
次の段階で失敗してしまったらまた基礎に戻るはずです。
きちんと理解していない状態では効率というものは生まれません。
しかしながら、多くの人はその基礎を飛び越えて効率というものへ目を向けてしまいます。
基礎が無いうちから時間や努力の効率化をするのはNG
何かを始めた時に基礎をする事が嫌になりすぐに違う事を始めてしまう人がいます。
自分であればこれ位は出来るという自信もある為やってみても、どれをやってみてもサッパリうまく出来ない結果となります。