漫才やコントの中で相手のキャラに合わせたセリフを用意して、思いもよらないタイミングでふっていくという技術でもあります。
ふられた方は意味不明な回答であったりキレのある返事で相手をへこませたりと返し方も一つではありません。
そういうやり取りの面白さが日常の中でも使われるようになり「むちゃぶり」が怖いという人も出てくるようになっているようです。
2.他人に突然話をふること
「むちゃぶり」も常にふられる立場では楽しくありません。
自分がふる時にはどのようにすれば良いのかも考えていきましょう。
誰かと話していてちょっと後ろを歩いていた友人に突然ふってみましょう!
後ろを歩いていた人はかなり動揺しますよね。
何がなんだかわからない状況ですし挙動もおかしくなってきます。
何かを話したい気持ちは伝わりますがモゴモゴと言葉にならなかったりと普段では見られない光景を目にすると思います。
ふられた方はいい迷惑ですが、確実にその後は笑える時間に変わっていきます。
その場合は自分でちょっとフォローを入れたりしながらふった相手の気遣いも忘れないでやってあげて下さい。
フォローがあれば相手も気持ちを落ち込ませる事もなくなりますので「むちゃぶり」して終わりという事は避けるようにして下さい。
3.話を聞いていなさそうな人にふる
「むちゃぶり」をするポイントですが、友人同士が集まって話す時でもきちんと意識を向けていない人って必ずいます。
スマホをいじってみたり、何か別の事を考えていたりと、顔や仕草をみているとだいたい分かると思います。
ふる時には話しをあきらかに聞いていなさそうな人へふってみましょう。
想像するとどんな行動をするのか楽しいですよね。
一瞬固まってしまったりキョロキョロと周囲を見回してみたりと私たちを動きだけでも楽しませてくれるでしょう。
最後のフォローに「ちゃんと話を聞いていなさそうだからちょっといたずらしてみた」など言っておくと相手も理由がわかっていいかもしれませんね。
4.話に関係ない人にふる
話をしていると話題についていけない人も出てきます。
自分が知っている時は話す事に参加出来ても知らない事にはついていけません。
「むちゃぶり」はそういった人への気遣いの要素も持っています。
例えば3人で話をしていた場合、話の内容次第では一人が孤立してしまう事もありますよね。
自分では話を違う話題に変えてあげたいけど、話している友人がノリノリで話していたら止まらなくなってしまいます。
そんな暴走を抑える時に「むちゃぶり」は効果を発揮するのです。
明らかに話題についていけない友人へ「むちゃぶり」をしてみて下さい。
意味もわからずかなり面白い反応が見れると思います。
この時点で3人が共有できる事が見つかったと言えます。
ふった相手の反応を茶化してみたり3人での楽しい時間へと戻る瞬間にもなります。
こうした後であれば3人がわかる話をしようという提案も出来ますし、ふられた方もなぜこんな事をしたのか理解出来るはずです。
5.相手を動揺させて笑いに変えるため
それでは改めて「むちゃぶり」の持つ意味を考えていきましょう。
何かを話していた時に今までの話題とは全く関係ない事を言われたらビックリしますよね。
言われた方は何を答えていいのかわかりませんのでとにかく動揺します。
その様子がとても面白くて場を一気に和ませるのです。
周りの人も笑いながらその事で話も弾みます。
乱暴でもありますが笑える環境を作るといった役割も持っています。
ちょっと空気が重くなってきたなどは一瞬で嫌なムードを断ち切る事が出来ますし、一緒に笑う事が出来るとますます友情も深まっていきます。