CoCoSiA(ココシア)

感覚を研ぎ澄ますための6個の方法(続き4)

嬉しい感情を思い出すとき、同時に笑いがこみ上げてくることはありませんか?

気持ちが落ち込んでしまっているときに、嬉しかった記憶を思い出すことは、感情のコントロールが出来るので有効ですよ。

人はいつも機嫌が良いわけではありません。

時々は嫌な思いもし、理不尽なことで叱られ、ストレスが溜まってしまうこともあるものです。

怒りに満ちていたときや、テンションを上げたい時に嬉しかったことを思い出すと、気持ちも落ち着きつくことが出来ます。

嬉しかったときの感情は、自分の気持ちをいつも安定させるために必要だとされています。

上手くいけばどんなに辛い目にあっても、気持ちのコントロールが上手くできるようになりますよ。

腹が立ったとき

腹が立ってしまったとき、この感情は重要です。

しかし他の感覚と違い、出来ればあまり腹が立つことは感じないようにしましょう。

腹が立つという感情は他の感情と異なり、自分にも他者にも不快にさせてしまうからです。

悲しいとき、不安なときなどの感情が入り交じった結果、人は腹が立ち怒りやすくなると言います。

実は短気な人ほど、自分に自身がない人も多いのです。

何に腹が立ったかという感情は、自分がこんなことをされたら不快に思うという自己サーチに使う方が良いかもしれません。

人によって何に腹が立つかは違います。

それに気がついたとき、どのように対処すれば良いかも自然に判断がつくでしょう。

幸せを感じたとき

幸せを感じたときの感覚は、めったにないかもしれません。

嬉しいこと以上の感覚なので、レアだと思って下さいね。

幸せを感じやすい出来事というと、美味しいものを食べたとき、寒い冬ふかふかぬくぬくのお布団にくるまっているとき、彼氏彼女と一緒にいるときなどがあげられます。

幸せな感覚は、必ず覚えておいて下さい。

特に自分がへこんだときや、身の危険を感じたときほど、幸せだった頃の記憶が走馬灯のように思い出すものです。

現実逃避ともとれるかもしれませんが、人は
幸せな頃を思い出して、再び立ち上がろうという気力を振り絞るためにも幸せを感じたときの記憶が必要なのです。

何が幸せなのかは普通の環境ではわかりません。

人は辛いときや落ち込んだときに、初めて自分が何が幸せだったか、そして幸せだったのときの感情を思い出せるのです。

落ち込んだとき

人は落ち込んでしまうときが、多いかもしれません。

仕事で上手くいかないとき、何か失敗してしまったときなど、テンションなんてとても上げられませんよね。

落ち込んだときの感情は、今後の教訓としてよく覚えておきましょう。

人間は覚える生き物です。

同じことを何度も何度も繰り返したくありませんよね?

自分が調子に乗っているときや、仕事で同じ失敗をしないよう注意すべきと覚えておくことが重要視されます。

人は失敗から目を背けたいと考えてしまい、落ち込んでいたことなんて思い出したくないですよね。

しかし落ち込んでいたことを忘れてしまうと、人は図にのって同じ失敗を繰り返してしまいます。

よく同じ失敗を繰り返している人ほど、このような傾向にあるものです。

そのとき落ち込んだから、気持ちを切り替えて次行こうでは結局同じことをしてしまいます。

次の教訓を生かす意味でも、落ち込んだことは時々覚えておきましょう。

悩んだとき

落ち込んだと悩むは似ているかもしれませんが、落ち込んだときは修復不可能に近い状態、悩んでいるときは修復の見込みがあるという違いがあります。