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三河弁はどんな方言?具体的な例や世...(続き2)

一般的に考えてみると、「ありがとう」という言葉は標準語では「りがと」が上がります。

そして東京弁では「り」が上がり、関西弁では「と」が上がりますが、名古屋弁では「が」が上がります。

なのでアクセントが独特で同じ言葉でも違った印象に聞こえるようになるのです。

だら

三河弁のだらを話す女性
ここからは具体的に三河弁にはどのような言葉があるのかということをご紹介します。

まずはじめにご紹介する三河弁は「だら」という言葉です。

よくテレビなのであからさまに田舎の人を演じたりするときに用いられている表現方法として知っている方も多いと思います。

~だらという言葉を聞いた事ありませんか?

実際に聞いてみると本当にそんな表現方法あるの?と思う方もいるかもしれませんが、実際にあるんです。

一般的には「この帽子可愛いだら~」というような使い方をしています。

一見するとよくわからない言葉かもしれませんが、意味としては「でしょ」という意味が存在しています。

つまり「この帽子可愛いだら~」という言葉は「この帽子可愛いでしょ」というような意味になるのです。

不思議かもしれませんが、これは三河ではありがちな方言であり、一般的に使用されている方言です。

あからさまに田舎の印象をうけるかもしれませんが、こうして聞いてみると女性が使ってみるとかなり可愛い印象を持ちませんか?

方言が好きな方であればこの魅力が必ずわかるはずです。

ずら

次にご紹介する三河弁は「ずら」という言葉です。

ずらという言葉も先ほどご紹介した「だら」という言葉と同じくらい田舎っぽい言葉に聞こえるかもしれませんね。

三河弁ではずらという言葉はかなり有名な方言になっています。

ずらという言葉に関しては「今日は寒いずら」という使い方で表現することが出来ます。

こうして考えてみるとなんとなく意味を想像しやすいかもしれませんね。

ずらという言葉は意味としては「~ですよね。

~でしょう」というような解釈をすることが出来ます。

なので「今日は寒いずら」という例文になると「今日は寒いですよね」という意味と解釈できます。

なので一般的に日常生活の中ではかなり使われる言葉として用いられています。

じゃん

次にご紹介する三河弁は「じゃん」という言葉です。

じゃんという言葉に関してもかなり三河弁の中では有名な方言として知られています。

じゃんという言葉はどのようにして使われるのかと考えてみる「今日は疲れたから早く寝たいじゃん」という言葉として使われています。

これはどういう意味なのかと考えると、じゃんは「~じゃないか、~でしょう」という意味を持っている言葉として知られています。

つまり「今日は疲れたから早く寝たいじゃん」という例文の意味は「今日は疲れたから早く寝たいでしょう」となります。

じゃんという言葉はまだほかの方言に比べると聞き取りやすく感じませんか?

私たちも一般的に日常の会話の中でじゃんという言葉を使ったりすることが時々あると思います。

例えば「これおいしいじゃん」とか「よく知ってんじゃん♪」などと使ったりするような事があると思います。

なので比較的受け入れられやすい方言として捉えることもできます。

りん

次にご紹介する三河弁は「りん」という言葉です。

りんという言葉は使い道などがかなり難しく感じる言葉になるかもしれませんね。

なかなか日常会話の中でりんという言葉を使う機会はないと思います。

では、三河弁ではどのようにして使用されるのかと考えると「今日はあなたもサッカーやってみりん」というような使い方が出来ます。