もともと三河弁を使っていた人間が過去には東京に移り住んで、開拓してきたという歴史もありますので、三河弁が影響されて今の東京弁になっているという事が明らかになっています。
なので「じゃん」などが東京などでも広く使用されているという事に関連しているのです。
人によっては意外かもしれませんが、東京は三河の影響で方言が形成されているのです。
疲れた=どえらい
次にご紹介する変わった三河弁は疲れた=どえらいという言葉です。
これに関しては驚かれる方もかなりいるかもしれませんが、三河弁では疲れたという言葉をえらいという言葉で表現しています。
えらいと一般的に聞くと、偉いという言葉を想像してしまいがちです。
なので、間違った解釈で伝わってしまうと偉そうな人間だと判断されてしまう危険性がありますが、三河弁で考えてみると、えらいという言葉を使う時には、疲れたという意味なので全く別物になります。
ちなみに、この方言は三河以外でも使用されている場所などが存在しています。
山口県などでも実際に使用されている場合があったりするので、全国規模で考えてみると、自分の地元では使用していたという方もいるかもしれません。
捨てる=ほかる
次にご紹介する変わった三河弁は捨てる=ほかるということです。
知らない方からすれば全く意味がわからない言葉になるかもしれませんが、三河弁では捨てるという言葉をほかるという言葉で表現することが出来ます。
例えば、「それどこかに捨てれば?」という言葉であれば「それどこかにほかっとけば?」という言葉に変換できるということです。
先ほどご紹介したじゃんと組み合わせてみると「そんなものほかっとけばいいじゃん」というように変化します。
ほかるという言葉に変化するとまったく別の言葉のようになるため、初めて聞く方は理解できにくい言葉かもしれませんね。
三河弁を話す方とコミュニケーションを取る事があれば使用していたのか聞いてみると面白いと思いますよ。
鍵を閉める=鍵をかう
次にご紹介する変わった三河弁は鍵を閉める=鍵をかうという言葉です。
三河弁では閉めるという言葉を「かう」という言葉で表現しています。
一般的に私たちが買うという言葉を使う場合は物を買うなどのように使用されることが多いです。
なので、知らない方は理解が難しいかもしれません。
まさに三河弁の中でも独特な表現になっている言葉のひとつだと言えます。
ずるい=こすい
次にご紹介する変わった三河弁はずるい=こすいという言葉です。
これは比較的全国的にも使用している地域などは多いかもしれませんね。
例えば相手がズルをしてゲームに勝ったりすると「何こすいことしてんだよ!」と相手を批判したりするときに使用されるような言葉です。
使用しない場所もあるかもしれませんが、九州などでは使用されることも多かったりするような言葉でもありますので、珍しい言葉ですが理解しがたい言葉ではないはずです。
もろい=やぐい
次にご紹介する変わった三河弁はもろい=やぐいという言葉です。
これはどのような時に使われるのかと言いますと何かの建造物なのか作りがもろったりするときに使用される場合が多いです。
例えば私たちは一般的に「この建物すごいもろいなぁ」と使ったりする場面があると思いますが、このような時に「この建物すごいやぐい」というような使い方が出来るという事です。
やぐいという言葉がもろいという言葉を連想するのが難しいので、比較的特徴的な方言になります。
東海地方出身の方であればある程度の認識を持っている方が多いと思います。
あさる=さばくる
次にご紹介する変わった三河弁はあさる=さばくるという言葉です。
これも一般的な使用されている言葉とは少し違います。
例えば私たちがあさるという言葉使う際には「何か使えるものがないか押し入れをあさる」というような使い方になりますが、三河弁では「何か使えるものがないか押し入れをさばくる」というような使い方ができるようになります。
二つの言葉を照らし合わせてみるとまだ理解が出来ますが、別々になると理解が一気に難しくなります。
休み時間=放課
次にご紹介する変わった三河弁は休み時間=放課という言葉です。