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三河弁はどんな方言?具体的な例や世...(続き5)

恐らくみんなこれが普通だと答えるはずです。

来なよ=おいでん

次にご紹介する変わった三河弁は来なよ=おいでんという言葉です。

私たちは一般的に相手にこっちに来てほしいという時には来なよと言う言葉を使って表現するはずです。

例えば食事をしている時に友達を見かけた時、こっちに来て一緒に食べようよと言う際には「こっちに来なよ」と呼びかけると思います。

しかし三河では「来なよ」は「おいでん」という言葉で表現することが出来ますので、「こっちにおいでん」という方言を使用して表現することが出来ます。

おいでという言葉はなまって表現されていると捉えることが出来ますが、やはりちょっとなまっていると可愛らしい印象を与えることが出来ますよね。

方言には使えば柔らかい印象を与えることが出来る言葉がたくさんありますので、あえて方言を混ぜて相手にアピールするとより可愛さが増すと思いますよ。

〜しよう=しよまい

次にご紹介する変わった三河弁は〜しよう=しよまいという言葉です。

これはどういう意味かと言いますと、相手に対して何かを誘ったりするときに用いられる三河弁です。

例えば相手に対して一緒に飲みに行こうと声をかける場合は「一緒に飲みに行こう」と声を掛けるのが普通だと思います。

しかし、三河弁に関しては「一緒に飲みいこまい」と声をかけたりするのです。

それ以外にも「一緒に今度サッカーしよう?」が「一緒に今度サッカーしよまい」になるのです。

意味としては単純に相手に対して一緒に何かをしようと誘ったりするときに用いられる言葉なので、そこまで難しい言葉にはなりません。

しかし普段聞き慣れない言葉であるため、初めて聞く方は聞き直したりすることも多くなると思います。

三河弁では一般的な言葉なので、三河から転勤してきた人と友達になった場合は聞くことがあるかもしれませんね。

こっち来て=こっちこりん

次にご紹介する変わった三河弁はこっち来て=こっちこりんという言葉です。

三河弁では相手に対してこっちに来てほしいということを伝える際には「こっちこりん」という言葉で相手に伝えています。

二つの言葉を見比べて考えてみると、そこまで大きく言葉が変わっているわけではないという事がわかりますが、見比べずに急に相手に言われると戸惑ってしまいますよね。

普段私たちが使っている言葉がちょっと違うだけで、意味がわかりにくくなってしまうという事がお分かりいただけるはずです。

行くでしょ?=行くだら?

次にご紹介する変わった三河弁は行くでしょ?=行くだら?という言葉です。

「だら」については先ほどご紹介した三河弁の特徴的な方言ですが、三河弁では「でしょ」という意味をもって使われています。

なので、相手に対して促すような場合によく使われることが多い方言です。

方言の中でもある程度存在感のある言葉にもなりますので、たくさんの方が三河弁の代表的な方言だと感じているかもしれませんね。

だから〜=だもんで

次にご紹介する変わった三河弁はだから〜=だもんでという言葉です。

この言葉に関してはある程度たくさんの方が認識できる言葉になるかもしれませんね。

なぜなら、お年寄りなどがこのような言葉遣いをしている場面を見たことがありませんか?
文章中に含まれていたとしても、そこまで違和感なく受け取れることが出来るはずです。

ただ、若い方などがこのような言葉遣いをしているのはあまり見かけることがないかもしれませんので、その点では変わった方言だなぁと感じる事もあるかもしれません。

この前見たんだよね=この前見たじゃん

次にご紹介する変わった三河弁はこの前見たんだよね=この前見たじゃんという言葉です。

じゃんという言葉は「~じゃないか、~でしょう」というような使い方で知られている三河の方言です。

なので日常会話でもかなり頻繁に使用される方言になります。

一見すると東京弁のような印象も感じる言葉ですが、これは理由が存在しています。