20代前半までなら可愛いで済んだものが付き合いが長くなってアラサーになっても、なおその姿でいられると、並んで歩くのも恥ずかしくなってきます。
「そういう可愛さはもういいよ」と言いたくなりますが、それで拗ねられるのも面倒なのでなかなか言えないのが実情です。
その上、時や場所を考えない「にゃんにゃん」行為は傍から見るといたたまれません。
知り合いに見られたらと思うと出歩くのが躊躇されます。
普段の「にゃんにゃん」の内容が子供っぽいと、落ち着いたレストランやバーには行きづらいですよね。
あまりに甘い行為は家で二人きりだけのときに限ってもらいたいものです。
時々嫌になる
男は単純とよく言われますが、そんなことはありません。
男心も結構複雑です。
遊び盛りの20代のうちはまだ浮気心もあったりして、彼女があまりに嫉妬のない姉御肌だと可愛い女の子を探したり、許してくれると思って遊んだりはします。
しかし、30代になってくると、多くの場合浮気心は治まって結婚を考えるようになってきます。
そんなときに彼女の嫉妬心が強くて束縛してくると「信用されていない」と感じます。
自分の中で浮気心が消滅しているからです。
仕事でも責任ある立場を任されることが多くなり、デキる女性と出会う機会も増えると、永遠に子供っぽい彼女の考え方や言動に違和感を覚えるようにもなります。
この先仕事で悩んだり、人生の転機を考える時期がきても彼女が力にはなってくれそうもないと考え、付き合いを続けることへの難しさを認識します。
疲れてる時はやめてほしい
にゃんにゃん女子は疲れているときこそ彼に満たされることで疲れがふっ飛ぶのが可愛いのですが、彼もそうだろうと考えてしまうのがキツいところです。
男性が疲れているときは無になりたいことが多く、睡眠なり趣味なりで脳内を空っぽにしたいわけです。
そこへ構って攻撃をされるのは辛い以外の何物でもありません。
「放っておいてくれ!」と怒鳴りつけたくなることもしばしば。
それでも彼女を大切に思っているので、ぐっとこらえて相手をしますが、にゃんにゃん女子は彼も喜んでくれていると勘違いするので余計にじゃれてきます。
定期的に仕事が楽な時期がくる人なら、なんとかなるかもしれませんが、日々の仕事の疲れの中でこれが続くと、もって半年でしょう。
様子を見ながら彼が一人にして欲しそうなときは察してくれるとありがたいです。
彼女を好きなことに変わりはないので、元気なときはデートもできるし構ってもくれます。
大人の恋愛として常に一緒にいなくても満たされるものにシフトしていくことを推奨します。
にゃんにゃんするときは彼氏のことも考えて!
可愛いにゃんにゃんと迷惑なにゃんにゃんは、きちんと線引きしておきましょう。
彼のことが大好きなのはよくわかりますが、やはり付き合いの長さやお互いの年齢からも居心地の良い関係を築いていくことが大切です。
「にゃんにゃん」は彼にしか出ないので外から注意してもらえることがありません。
その分、彼に言われなければ彼が負担に思っていることに気付けないので、知らない内に溝ができてしまうことがあります。
やりすぎていないかどうか、自分の行動や相手の反応を冷静に見つめ直してみましょう。
本当に彼のことが大好きなら、彼の気持ちを汲むのも楽しいはずです。
恋愛感情を押し付けずに彼の気持ちや立場なども考えながら、ただ可愛いだけではない愛され女子を目指してくださいね。