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感想を上手く伝えるための5個の注意点


自分が感じたことを人に伝える時に、上手に感想が伝えられる人と、そうでない人とでは、周りの人から受ける評価に大きく差が表れます。

仕事や人とコミュニケーションを取る上で、上手く自分の気持ちを伝えられる人は、何事もスムーズに進めることが出来ます。

一方で、上手く伝えることが出来なければ、その分意思の疎通に支障が出て、さまざまなタイムロスが生じる上、信頼関係を築くことも難しいでしょう。

そこで、感想を相手に上手く伝えるための方法についてご紹介します。

感想や意見を伝えるのは技術

感想や意見は、誰でも簡単に伝えることが出来ると勘違いしている人は多いです。

確かに「面白かった」「それはいいと思います」などと、たった一言だけの感想で済むのなら、子どもにも出来ることです。

また、ふと頭に浮かんできた感情をそのまま口にすることで感想とする人もいますが、それもせいぜい小学生ぐらいの子どもまでの話です。

中学生以降、ましてや社会人ともなれば、それなりの感想や意見の伝え方が求められます。

感想や意見を上手に伝えるためには、ある程度の技術が必要です。

思ったことだけを口にしてそれが簡単に通るほど、世の中は甘くはありません。

特にそれが公の場や会社であれば尚更、それなりに理に適った感想や意見の伝え方をしなければ、それがそのまま自分に対する評価にもなってしまいます。

学校で勉強をしている時には、読書感想文や作文を書く際に、感想の伝え方について教わる機会があるかもしれません。

しかし、社会に出ると一々それを教えてくれる人はいません。

そのため、自分自身で感想や意見を上手く伝えるための勉強や努力をしなければなりません。

これからまた勉強をし直すのはとても手間に思えるかもしれませんが、上手に感想や意見を伝える技術を身につければ、必ずどこかであなた自身のためになるはずです。

自分のスキルアップのためにも、この機会に伝え方の技術を身につけましょう。

感想をうまく伝える方法

どのように話せば、自分の感想を相手に上手く伝えることが出来るのでしょうか?

感想とは、その言葉のままに「自分が感じたこと」です。

誰でも豊かな感情を心には持っていますが、それをどの程度言葉として口に出すことが出来るかは、その人自身の持つ知識量や技術によって大きく変わってきます。

例えばある恋愛映画に感動したことを聞き手に伝えようとした時に、あなたならばどう伝えますか?

友達同士であれば「あの映画良かったよ~とってもときめいた!」というシンプルな言葉でも表情や態度である程度は伝わることでしょう。

しかしあなたの好みや性格をよく知らない相手に、それこそ相手の見たこともないような映画について感想を伝える状況になったとしたら・・おそらく一生懸命に感じたことを言葉にしようと頭を捻ることでしょう。

それで言葉がスラスラと出てくれば良いですが、そうでない場合にはどのようにして伝えるべきなのか、そのアドバイスにもなることを以下にご紹介していきます。

ギャップ法

ギャップ法とは、自分が本来伝えたい言葉とは反対の意味の言葉を用いることで、本来言いたい言葉により強い印象を持たせることが出来る方法です。

例えば「あなたが好き」という言葉を相手に伝える時に、「あなたを嫌いになろうと思ったけど・・どうしても好きなの!」と敢えて「好き」と正反対の「嫌い」という言葉を用いることで、好きだという言葉に強い印象と重みを付加させることが出来ます。

そのため、恋愛映画の感想を相手に伝える際にギャップ法を用いるとすると、「恋愛映画は嫌いだったけど、この映画だけは好きになってしまった」といった内容の感想になります。

このギャップ法により、相手は「恋愛映画が嫌いな人でも見たら好きになるくらいに面白い映画なのかな」と興味を抱く可能性があります。

そこでたたみかけるように他の感想も交えると、相手はその内に自分も「同じ映画を観てみよう」という気持ちになるのです。

赤裸裸法

赤裸々法とは、一言でいえば「自分の肌感覚を素直に表現する方法」です。

どういうことかと言うと、例えばとても寒い日に、自分がどれだけ寒いかを相手に伝えようとするとします。

普通ならば「今日はとっても寒いね!」とだけ言うところを、「今日は寒くて全身の鳥肌が止まらないよ!」と伝えたり、「寒さが肌に突き刺さって痛い!」と伝えたりします。

要するに、触覚にダイレクトに訴えた表現方法なのです。

聞き手側も、ただ「寒いね」と言われるよりも、「肌が痛くなるほど寒いね」と言われた方が、相手がどれだけ寒いのかを、自分の肌感覚の想像を通して共感出来ます。

そのため、この赤裸々法を用いて恋愛映画の感想を相手に告げる場合には、次のような表現方法になります。

「とても良かったけど、ちょっとくさいシーンもあってお尻がむずがゆくなっちゃった」や、「ラストのシーンは思わず息が詰まって胸が熱くなっちゃった」など、どれだけ自分が映画で感じる場面があったのかを伝えると、相手は少なからず興味を抱いてくれるかもしれません。

言いたいことから先にいう

感想を伝えたい時には、自分が一番言いたいことから先に言う方が相手には伝わりやすいです。

私たち日本人は、昔から「肝心の部分は遠回しにして徐々に相手に伝えて行く」という言葉の伝え方をしてしまいがちです。

それは、いきなりダイレクトに要点を告げることが相手に対して失礼だと感じることや、伝える内容によっては相手が傷つく、もしくは怒る可能性があるのでなるべくやんわりと伝えたいといった理由からだと言われています。

また、例えば「体調不良で仕事を休む連絡」などの場合には、仕事を休む罪悪感と、休むことで上司や同僚に何か思われないかという気まずさから、「休みたい」という結論を遠ざけて、言い訳から話し始めてしまうこともあります。

しかし、どのような場合であれ、あまり回りくどい物言いから始まると、肝心な部分ではすでに相手は話を聞く気が失せてしまっていることもあります。

そのため、まずは自分が最も伝えたい要点から伝えるようにしましょう。

恋愛映画の感想の場合には、「途中で恋愛映画らしからぬアクションの展開もあって面白かったよ!」など、自分が一番映画の中で良かったポイントから話し始めると良いでしょう。

簡潔に短く

感想とは言っても、読書感想文のように長々と話していると、聞き手は途中で飽きたり、興味を失ってしまったりすることが多いです。