2.今の自分との違いを明確にする
どう変わりたいかを明らかにしたら、今度は今の自分と変わりたい像がどれだけ違うかを知らなければなりません。
一言で明るくなりたいといっても、自分のどこを直せば明るく見えるのかを知らないと変われません。
なりたい自分に変わるためには、今の自分がどういう人間なのかを明確にすることが大事になってきます。
自分のダメなところをピックアップ
「どう変わりたいかを明確にする」のところでも書きましたが、変わりたいということは今の自分に満足していない、つまり「なりたい像」があるということです。
目標とする「なりたい像」があるということは、自分には何かが足りない、どこかダメなところがあるということですよね。
ですのでまずは自分が思う「自分のダメなところ」を挙げていき、自覚しなくてはなりません。
自分のダメなところ、自分に足りないところを知れば、何から変えていけばいいのか見えてきます。
なにをすれば変われるのか考える
そうしてダメなところを自覚したら、次にやることは「何をするか」です。
ダメな部分をどうしたらいいのか。
足りない部分をどう補うか。
そこを考えていくことが、変わることにつながっていきます。
上に書いたように、明るくなりたい自分に足りないものが笑うことだとすれば、人と話しているときに少しでも笑みを浮かべるようにしようと考えればいいですよね。
泣き虫を変えたい人は、人に何かを言われて泣きたくなっても、ぐっと飲みこむことを意識しなければ、と考えるようにします。
女の子らしくなりたい自分が昔からずっとショートヘアならば、髪を伸ばすことから始めようと思えますよね。
ダメなところ、足りないところを自覚すれば、こうやって何をすべきかが見えてきます。
このようにして少しずつ、変わりたいと思う自分が何からすればいいのかがわかってくるのですね。
3.小さなことから目標を立てる
さて、変わりたい自分の像がわかり、どこを変えていけばいいかもわかれば、いよいよその目標を立てるところへ移ります。
と言っても、いきなりガラッと変わるのは無理なので、はじめは小さな目標から始めます。
泣き虫さんが翌日から絶対に泣かない人になるのが無理なように、いくら変わりたいと思い、変えるべきところを意識しても、いきなり変わろうとはしないで大丈夫です。
毎日コツコツ目標を達成する、または、目標に向かって毎日何かしらの行動をする。
それだけで変わっていけるので安心してください。
逆に、はじめから大きな目標を立てるのは危険です。
達成できない喪失感から、変わることをやめてしまう恐れもあるからです。
いきなり大きな目標だと達成しづらい
例えば、変わりたい目標が「あと5キロ痩せたい」だったとします。
5キロ痩せるのが簡単な人もいれば、頑張ってもなかなか結果が出ない人もいます。
人の体質によって結果の出方が違うのは当然なのですが、ダイエット成功者が、10日で5キロ!!どんな人でも1か月あれば充分!
などと言っていたら、自分もできるような気持になりますよね?
だからと言って、自分も10日で5キロだ!と決めてしまうと、おそらくですが目標達成することは難しいでしょう。
多くの人が、10日間これだけ頑張ったのにやっぱり痩せなかった。
自分にはダイエットなんて無理なんだ・・・。
と思うことでしょう。
変わろうとしていた意欲もなくなってしまいます。
そうならないために、目標は小さく設定するのです。
最終的に5キロ落とせばいいのですから、まず初めの1か月は1キロでいいじゃないですか。
1キロでも難しいなら、おやつを少し減らす、でもいいんです。