あなたの周りで、自己主張が激しいわけでもないのに、いつも人だかりの中心にいる人や、

上司や友達に甘え上手な人っていませんか?もしかしたらその人は、「人たらし」なのかもしれません。

誰からも愛されたがりで、人の心に入るのが上手な人たらしに共通する特徴についてご紹介します。

人たらしって結局いいことなの?

どんな人からも愛されたいと望んでいて、甘え上手で自己主張をあまり持たない、と聞くと、

「何だかわがままな性格なんじゃあ・・」と思えてしまう人もいると思います。

自分をきちっと確立していて、何でも自分一人の力だけでこなしてきた人からすると、あまり好きにはなれないタイプの人かもしれません。

しかし、人たらしはそんな人の心の内にも、上手に入り込むことが出来るのです。

人たらしが良いか悪いかと聞かれれば、人たらしそのものはメリットの多い人生です。

しかし、人たらしの人生を歩む人も、何も考えずにのんびり生きているわけではないのです。

人たらしにはメリットがある分、ちょっと人よりも苦労していることもあるようです。

人たらしってなに?

人たらしとは、辞書では「人誑し」と表し、「人をだますことや、だます人のこと」を意味します。

そもそも「誑し」という言葉の持つ意味そのものが、

「言葉巧みに人をだまし、甘い言葉で誘惑する」といったものなので、人たらしは一言でいえば「人を誑かす人」ということになります。

女性を甘い言葉で誘惑して誑かす男性のことを、「女たらし」と言いますが、人たらしの場合には誑かす相手の性別を問いません。

意味だけで聞くと、とんでもない悪人のように思えますが、人たらしになること自体が難しく、いざ身につけようと思っても、中々人たらしを身につけることは出来ません。

そしてまた、人たらしには本人にしか分からない苦労もあるようです。

いずれにせよ、あまり良くない意味を持った言葉ではありますが、実際に人たらしの人生を送る人は、苦労以上のメリットにも恵まれています。

人たらしの基本的な特徴6つを知ろう

人たらしには、どのような特徴があるのでしょうか?

一見他人を誑かして生きている、悪い印象を抱かれやすいのですが、実際にはマメで誠実な人が多いです。

人をたらし込むことが出来る人というのは、無意識であれ意識的であれ、常に他人との心の距離やその場の空気を上手に読み取れる人が多いです。

そして他人のために心を砕いたり、自己主張をしなかったり、

また相手をたらし込みながらも、決して傷つけることをしなかったりと、「悪人」では決してあり得ないような考え方や価値観を持っています。

具体的な特徴を以下にご紹介します。

礼儀正しい

人たらしな人は、誰に対しても常に平等で、礼儀正しく接します。

誰からも愛されたいという気持ちが強いため、人から嫌悪感や、敵意を持たれるような言動は決してしません。

仮に相手から不快にさせられたとしても、自分も仕返しをすることはなく、そこはグッと堪えます。

相手が年上であれば、きちんと敬語で接し、態度も多少堅苦しいくらいに礼儀正しく接します。

年配の人では言葉使いや礼儀作法に細かい人もいますし、いわゆる「いまどきの若者」を嫌う人も少なくありません。

人たらしは年上の人のそういった性質をよく理解しているため、相手に気に入られるように特に礼儀正しく接します。

その結果、相手から大いに目をかけてもらえたり、気に入られたりします。

また、相手が年上でなく、同年代や年下の場合にも、初対面の時や、お互いをよく知らない内は礼儀正しく接します。

そうすることで、少なくとも相手から「あの人はきちんとしている人だなぁ」と好意的に思われることを知っているのです。

打算的ではありますが、決して相手を不快な気持ちにさせないため、人付き合いが上手に出来るのです。

おねだり上手

人たらしはおねだり上手です。

誰かに何かを頼む時に、「これ面倒くさいからやっておいて」と感じの悪い頼み方や、「お願いおねがい!」と、

とにかくお願いするような方法では、相手は不快な気持ちになりますし、一度は頼まれても、もうその相手からの頼まれごとは避けるようになるでしょう。

また、女性から男性に対して、いかにも媚びたように甘えるのも、頼まれる男性は良くても周囲の同性からの受けは良くありません。

人たらしは、そのどちらの方法も決してしません。

誰かに頼み事をする時には、相手よりも自分をへりくだって頼みかけます。

「この仕事、自分では能力不足だから、君みたいに出来る人に助けてもらいたいんだ」と、このように頼むことによって、

相手は「仕方ないなぁ」と言いながらも内心では悪い気分ではありません。

「自分の能力をそれだけ高く見てくれているのか」と、持ち上げられた相手は心の底では嬉しく思うからです。

例え本当はその人の能力をさほど買っていなかったとしても、人たらしは巧みに相手に対し、「あなたでなければ頼めないんだ」といった頼み方をします。

それは、「頼み事をしたいけれども、それによって相手に嫌われたり、面倒に思われたくない」という人たらしの

「愛されたがり」な性格から、そのような頼み方をしてしまうのでしょう。

しかし結果的には、それが人たらしの「甘え上手」な一面になっているのです。

人を否定しない

人たらしは、決して人を皮肉ったり、否定をしません。

なぜなら、誰かを否定することで自分も否定されたり、悪口を言うことで、自分も誰かに悪口を言われてしまうかもしれないことを恐れているからです。

何度も言いますが、人たらしは基本的に「誰からも愛されたい」と思っています。

誰からも愛されるには、自分自身も誰に対しても平等で、誠実に接しなければならないということを、良く理解しています。

だからこそ、迂闊に人の悪口を言ったリ、誰かの悪口に自分も乗ったりはしないのです。

時々、周囲に決して人の悪口を言わない人っていますよね。

普通に考えて、生きていてまったく何の愚痴も零さずにすむ人なんて、まずいません。

そういう人は、本当にごく一部の人にのみ話しているか、または一人で何らかのストレス発散をしているはずです。

日々生活していれば、色々と溜まることもあるでしょう。

しかしそれを人前では一切口に出せないというのも、中々大変なことです。

人たらしは、人知れずそんな努力をしてでも、周囲から愛されたいのです。

そして実際に、人を悪く言わない人は、周囲から信頼されやすく、好かれる傾向にあります。

上手に誰とも付き合っていきたいと考えているからこそ、人たらしはそうして地道な努力をしているのです。

ポジティブなことをいう

人たらしは、日頃からポジティブな発言が多いです。

ネガティブな発言が多いと、「あの人は暗い人だ」「あの人は直ぐに物事に対して悲観的になる」と周囲から思われてしまうからです。

ネガティブな言動は、その人自身もネガティブに思われてしまいます。

人は、自分の気持ちを高めてくれたり、一緒にいて楽しい人の側に集まる習性があります。

人たらしはそれを良く理解しているため、「いつもポジティブで明るく過ごしていれば、自然と人が集まってくる」という考えを持っています。

そして事実、そうして明るく振舞っていれば、「この人の側は居心地がいい」と人が集まってきます。

気付けば人たらしは集団の中心になっており、「皆から好意的に思われている」と自身も大変満足出来るのです。

人のことも楽しませ、結果的には自分のためにもなる行動なので、人たらしは常に前向きな言動が多いです。

真面目にコツコツと

「人たらし」と聞くと、一見だらしなくて不真面目な印象があるかもしれません。

しかし人たらしこそ、真面目にコツコツと努力をしているのです。

人たらしは、常に誰からも愛されたいと思っています。

両親や友達、仕事の同僚や上司など、周囲にはさまざまな年齢層や立場の人間がいます。

それらの大半から好かれるには、その人個人がきちんとしていなければいけません。

勉強や仕事の面でも、私生活においても、ゆくゆくは自分のために、「誰からも好かれるように」努力をしているのです。

動機が何であれ、真面目にコツコツと努力を重ねる人は、周囲の尊敬や好意を集めます。

また、「あの人はしっかりしているし努力家だ」「あの人は誠実だし頼りになる」と思われたり、もてはやされることによって、

人たらしはより一層「もっと頑張ろう!」とモチベーションもアップ出来るのです。

人たらしがモテるポイントはここにある!


人たらしが持つ特徴は、周囲に対して良い効果を発揮することが多いです。

そのため、誰からも好かれたり、頼られることも多く、周囲にとってなくてはならない存在となります。

そしてその事実は、人たらしにとって心底嬉しいことなのです。

周囲に良い影響を与える人たらしが、特にモテるポイントをご紹介していきます。

いつでも笑顔

人たらしは、いつでも笑顔でいることが多いです。

笑顔でいれば、一緒にいる相手も自然と笑顔になり、明るく楽しい雰囲気を場に作り出すことが出来ます。

「笑う門には福来る」「笑顔は七難隠す」というように、笑顔でいることは自分にとっても、相手にとっても良いことを呼び込み、暗い気持ちを吹き飛ばしてくれます。

いつでも笑顔というよりは、人と接する時に特に笑顔でいることが多いです。

そして、いつもニコニコしている人の近くに、人は集まってきます。

「この人の側にいれば楽しいかも」「この人と一緒にいると心が安らぐ」と相手に思われることによって、当人もまた嬉しくなり、余計に笑顔でいられるのです。

人は時に、人に対して感情が鏡のようになります。

相手が自分を嫌っていたら、理由はなくても何となく自分も相手を嫌ってしまう、というように。

しかし、人たらしは例え相手から敵意や悪意を向けられても、本心はグッと抑えて、あくまでも笑顔で礼儀正しく接します。

そうすることで敵意を向けていた相手も思わず拍子抜けになってしまい、一々相手を嫌うのが馬鹿らしく思えてしまうのです。

自分の気持ちはひたすらに抑えて、どんな相手とも前向きに接するよう心がけることによって、

人たらしは余計な諍いや争いに自分の身を置かずに済むのです。

先輩や上司に対していい態度

人たらしは、先輩や上司に対して良い態度を取るため、気に入られて、目をかけてもらえることが多いです。

しかし、「良い態度」とはいっても、なにも媚びているわけではありません。

相手の気持ちを上手に持ち上げて、自己主張をせず、いつも笑顔で礼儀正しく接していれば、どんな相手にだって好かれます。

また、先輩や上司から可愛がられていても、それを決して自慢げにひけらかしたり、他者を見下したりもしないため、同僚や後輩からの人望も厚いです。

常に謙虚な姿勢を保つことで、嫌味に取られることもありません。

人たらしは、社会で生きていく上での上手な処世術を身につけているのです。

異性の相談役!聞き上手


人たらしは、持ち前の人の良さゆえに、異性の相談役となることも少なくありません。

激しい自己主張や、相手の話を途中で遮ることもないため、愚痴や相談を聞いて欲しい人にとっては貴重な存在です。

また、下心を持たず、仮にあっても決して表には出さないため、異性からも「この人なら安心して相談できる」と信頼されやすいです。

実際に、信頼して相談してくる相手を、人たらしは決して裏切ることはありません。

同性はもちろん、異性からも相談を受けることが多いのは、人たらし特有の「話しやすさ」と、「男女の間違いが起きないであろう安心感」からだと言えるでしょう。

仕事でもプライベートでも誘いを断らない

人たらしは愛されたい人が多いので、人付き合いをとても大切にします。

例え自分の時間を割いてでも、プライベートで友達の誘いを受ければ断らず、また仕事でも誘われたことには極力参加します。

その付き合いの良さは、相手にとって人たらしの人が「都合がいい相手」というよりも、「何でも気軽に誘えて居心地の良い相手」と受け止められます。

誘えば高確率で断らず、しかも一緒にいて楽しい相手であれば、誰しも積極的に何かの時には声をかけて誘います。

人から誘われることが多いほど、人たらしもまた自分を必要としてくれていると感じられて嬉しいのです。

微妙な空気もいいように変える

人たらしは争いや諍いを好みません。

ですので、自分が一緒にいるグループの中で何か揉め事が起こりそうな時には、率先してそれを失くそうとします。

日頃は自己主張をせず、一歩引いて周りに合わせることが多いですが、嫌な雰囲気のときには自ら動いてなんとか問題を解決しようとします。

その行動も、結果的に「困った時には頼りになる」と周囲からの評価アップに繋がります。

たくさん褒める

人たらしは、人から愛されたいと思うゆえに、人に愛してもらえるような言動をします。

意識している、していないに関わらず、自然と相手を持ち上げるのです。

例えば友達や同僚の服装がいつもと違っていた場合、目敏く気付いて「その服良いね!」と褒めたり、

また仕事の面やプライベートの面でも、相手を褒めることが多いです。

人たらしは特に人から愛されたいと思っていますが、一般的に人は誰でも「他者から認められたい」という承認欲求が強いです。