まずはそれぞれの特徴に注目していきましょう。
ここでは5個の特徴を取り上げたいと思います。
他人からすれば、舌足らずというだけで男性からチヤホヤされたり、モテてうらやましく思えるかもしれないですが、この特徴を見てみると、当の本人からすれば真剣に悩んでいる事情も見えてくるかもしれません。
幼さがある
まず一つ目の特徴は、「幼さがある」という点に注目できます。
舌足らずな人は、舌を上手く動かすことができないので、話し方もどうしてもスローペースになってしまう人が多いです。
ゆっくりとしどろもどろに話す話し方が、幼いイメージを与えてしまうのでしょう。
他にも、舌足らずな人は、生まれつきの舌の力が要因という人だけではなく、精神的な幼さが要因となって、無意識のうちに発音に表れてしまっている人もいるようです。
「え?つまりわざとってこと?」と思っちゃうでしょうが、必ずしもそうではなく、性格が幼稚で、可愛く見られたいとか守られたい願望が強い女性だと、そういう内面の幼さが自然と言葉遣いに表れてしまうということのようです。
甘ったれな感じに見えるのも、そうした内面の幼さが見え隠れしていることも、一つの要因として挙げられるのかもしれないですね。
苦手な行がある
少し取り上げましたが、舌足らずな人は発音の際に苦手とする行があるのも特徴的です。
これは下の長さに問題があるわけではなく、舌の力が弱いことに原因があります。
発音する際に重要になってくるのは、舌の筋肉がいかになめらかに動くか、ということです。
舌足らずな人はその舌の動きが人より鈍いので、特に舌の力や動きが重要になってくる行は不得意だと感じる人が多いのです。
サ・タ・ラ・ナが特に顕著
人によって苦手とする行や発音はさまざまなので一概には言えませんが、舌足らずな人は特に「サ行」「タ行」「ラ行」「ナ行」が苦手だという特徴があります。
たとえば「サ行」は舌先が見えてしまい、空気が抜けたような発音になることがあります。
子音が「s」ではなく、「th」と聞こえてしまう感じです。
「ナ行」はどうしても鼻にかかったような音に聞こえてしまう事があるようです。
「ラ行」は、舌先の裏側を前歯の裏側に近づけて発音するわけですが、この動きが弱いと、舌の表側が当たって発音してしまい、「ダ行」に近いような音に聞こえてしまうわけです。
このように、発音の中でも特に舌の筋肉を使って発声するものにおいて、不明瞭あるいは不明確に聞こえてしまうことがあります。
いじられやすい
舌足らずな話し方をする人ってそう多いわけではないので、わざとらしく聞こえてしまう人もいるかもしれません。
また子供っぽい雰囲気に見えるので、なんかついちょっかいを出したくなったり、構いたくなる存在に思われて、どうしてもいじられキャラになってしまう人も多いようです。
ちょっかいを出したり、いじった時のリアクションや話し方がやっぱりかわいくて、その反応を期待してついいじりたくなる男性も多いんでしょうね、きっと☆
周りからすると、かわいくってついいじりたくなるのでしょうが、本人からすると、気にしているコンプレックスをバカにされているような気がして、嫌だと感じるかもしれませんね。
たまに聞き取れない
やっぱり滑舌が良くないので、音が抜けて聞こえたり子音がはっきり聞こえないことがあって、相手が聞き取れない場合もあるようです。
「え?なに??」と何度も聞かれてしまう事も☆
普段は舌足らずも、かわいらしくて微笑ましく思っても、いざ社会人になって、電話応対とかお客さんや取引先との大切な話しをする際は、相手に聞き取ってもらえないというのは、お互いに気まずい思いをしてしまったり、信頼を得られないこともあるかもしれません。
そうした点においては、本人としては真剣に治したいと悩んでしまう要因になるのかもしれないですね。
音声認識してもらえない
最近では、話した言葉をそのまま文字に起こしたり、音声だけで文字入力をしてくれる「音声認識システム」なるアプリも人気ですよね。
イチイチ手入力する必要がないので、時間の短縮にもなる、たいへん便利なアイテムとなっています。
以前アメトーークという番組で「滑舌が悪い芸人が音声認識ソフトを使うとどうなるか」という実験がありました。
ご覧になった方はお分かりのように、認識してもらえないという散々な結果になりました。
まあこれはテレビなので、やや大げさにやっている感も否めませんが、やはり時折音声の認識をしてもらえない、ということもあるようです。
舌足らずな人がモテる理由
舌足らずに関してはさまざまな意見もあるとは思いますが、それでも半数の男性からは好意的な反応を得ているのが「舌足らずな女性」です。