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人間不信になるのは優しい人が多い?...(続き2)

裏切りにあうまでその裏切った相手と幸せな時間を過ごしていたり、

信頼して大きな額のお金を預けていた相手とそのまま連絡が途絶えてしまったりと裏切りから受けるショックは大きいものがあります。

元々親しい仲ではない相手と揉めたり、天災等で損害を被った場合は同じ被害でも諦めがつきやすいですが、

大好きだったり信頼していた相手からの裏切りにあうとそのまま人間不信になってしまう可能性が高くなります。

もちろん裏切る人の方が悪いのですが、元の関係に戻ることが出来ないのであれば意識的に気持ちを切り替える必要があります。

同じ被害にあわない様にする警戒心は必要ですが、同時に全ての人が裏切る訳ではないことも意識するべきです。

人を裏切る人もいる世の中ですが、同時に人を助ける人もいるのです。

最低限の警戒心を持ちつつも警戒心ばかりに囚われずに人の良い部分も見るようにすると徐々に人間不信から正常な心へ戻ることが出来るでしょう。

人から騙された


高額な商品を騙されて買ってしまったり結婚詐欺の被害にあってしまったりと、人から騙された経験があると人間不信になってしまいがちです。

信用していたのにも関わらず騙されてしまったのですから当然といえば当然の心の反応です。

裏切りと同じ様な部分もありますが騙す人の場合、初めから計画的に他人を騙すことが多いのです。

特に相手の素性がよく分からない人の怪しいビジネスの話やうまい話には注意が必要です。

騙される前に怪しい話には耳を傾けない姿勢を普段からとり、騙されて大きな損害とショックを受け人間不信にならないように注意が必要です。

過度なストレス


適度なストレスはやる気や仕事の能率を高めて生活にメリハリを与えてくれるよいものです。

しかし、何事にも限度がある様に、いき過ぎたストレスは心身を蝕んでゆきます。

毎日のような残業や緊張感が常に強いられる職場、難関に合格するための厳しい試験勉強などで過度なストレスを受けた場合、

心がそのストレスに耐え切れなくなり徐々に人間関係が億劫となり、最後にはその環境の関わる人に対して人間不信になる場合があります。

そして他人に対して閉鎖的になったり攻撃的になったりするので注意が必要です。

過度なストレスは体にも心にも人間関係にもよくはありません。

息抜きをする時はしっかりと休みましょう。

ここでいうしっかりと、とはゆるく身も心も休ませることをいいます。

プレッシャーに打ち勝つ時とゆっくり休む時の両方が人間には必要なのです。

それが出来ないと徐々にストレスによって心の疲れや不満が溜まってゆき、人間不信や鬱に陥ってしまう可能性が高まります。

ストレスを発散させる工夫が大切です。

過去のトラウマ

過去に受けた心の傷、トラウマは人間不信になる原因のひとつです。

信じていた恋人の裏切りや親友の裏切り、犯罪の被害にあってしまったなど、

大きなショックが心に傷をつけてしまいいつまでも引きずることになると、人が信じられなくなり人間不信になってしまいます。

特にトラウマの原因となった相手と似た人に出会ったり、似た境遇に遭遇すると過去のトラウマと関係ない相手にも不信感を持ってしまいます。

心の防衛本能が働くため仕方ない面もあるのですが、トラウマがある分普通の人よりも過剰に心を守ってしまい人間不信になってしまうのです。

心の深い部分にトラウマがある場合、自力で克服することは難しいといえるでしょう。

信頼のおける専門医や心理カウンセラーの治療やカウンセリングを受け、トラウマを軽減させることが大切です。

また、周りにトラウマを持った自分を受け入れてくれる相手がいると、安心感から落ち着く場合もあります。

無理は禁物ですが傷ついた心を癒すための第一歩を踏み出すことがトラウマを解消または軽減し、人間不信から抜け出すために必要です。

周囲に相手にされない

望まない孤独感はとても辛いものです。

何かのきっかけで周囲から相手にされなくなる経験があると、その辛い経験から人間不信になってしまうことがあります。