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人間不信になるのは優しい人が多い?...(続き4)

過去に他人から受けたひどい経験で出来たトラウマや辛かった経験を元に今の出来事も判断してしまうので、

常に物事が悪い結果になるのではと否定的に見てしまい、結果否定的な態度を他人に対してしてしまいます。

この様に、常に物事に対して否定的な態度をとることも人間不信になっている人の特徴です。

自分の感情を出さない

人間は言葉だけではなく身振りや感情を交えてコミュニケーションをとります。

感情があって初めて相手が何を感じているかが分かるからです。

しかし、人間不信になっている人は自分の感情を出したがりません。

感情を出すことで深く傷ついた経験を持っていたり、反無意識的に自分は人間不信に陥っていると気づいていて、そのことを他人に知られたくないために感情を出さない場合もあります。

感情を出さないことで他人との関りを拒否しているのです。

この感情を出さないことも人間不信になっている人の特徴の一つです。

相手の反応を試している

人間不信になっている人は相手のことが信用出来ないため、相手の反応を試す行動をとることがあります。

体調が悪いふりをして相手が心配してくれるか反応をみたり、相手の行動を常に監視して少しでも怪しいと感じると難くせをつけて相手の出方をみたりします。

相手としては不自然な対応をされるため、その人間不信になっている人と距離を置くようになりますが、

人間不信になっている人としては相手が自分を避け始めたと捉えるため、ますます不信感を募らせる悪循環に陥ります。

言動に矛盾がある

人間不信になっている人は相手と心を開いてコミュニケーションがとれないため、その場その場で言動が変わります。

周りの人が信じられないため、その時に一番自分が安全でいられる設定や理由を考え言動するので矛盾が出てくるのです。

しかし本人は自分の言動の矛盾に気付いていないので、周りから見るとおかしな言動を繰り返すようになります。

自分の安全を守りたいために矛盾がある言動をとっているのですが、周りの人たちは特に攻撃をしている訳ではありません。

人間不信になっている人の思い込みが周りの人を悪いと勘違いさせているのです。

挙動不審になりがち

人間不信になっている人は挙動不審になりがちです。

他人とうまく接することが出来ないので落ち着いた応対が出来ないためです。

また内向的な性格の人の場合、周りの人が信じられないと、他人に恐怖心を抱いてしまいます。

そのため視線が定まらなかったり、その場にいることに不安を感じているのでそわそわして挙動不審になりがちです。

他人が普通に質問をしても、問い詰められているような息苦しさを感じてどもってしまったり、固く緊張してしまいます。

自身で確認しなければ気がすまない

人が信用できない人間不信に陥っている人は、何でも自分で確認しないと気が済まない状態になっていることもあります。

人を信じることが出来ないので、誰にも物事を任せることが出来ないのです。

仮に誰かに仕事を任せても、仕事の進み具合や結果を自分で確認しないと気が済みません。

どの様な時も自分しか信じられないのです。

そのため周りからは厳しい性格と思われたりしますが、本当は人間不信で他人が信じられず、自分で確認しないと気が済まないだけなのです。

人間不信を克服しよう


上の章では人間不信に陥っている人の特徴をみてきました。

人は様々な原因で人間不信になってしまうのですが、大元の原因は大きなショックによる心の傷と、心を守ろうとする防衛本能が働くため人間不信になってしまうことでした。

また人間不信になっている人の特徴もみてきました。

もしあなたやあなたの周りの人で人間不信に陥っている人の特徴がある方がいたら、

良い人間関係を築き、過ごしやすく楽しめる人生を送るために人間不信を克服する必要があります。

ここでは人間不信を克服するために効果的な方法をアドバイスしてゆきますので、ご自身や周りの人間不信に陥っている人に合った方法を見つけて実践してみてください。