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人間不信になるのは優しい人が多い?...(続き5)

それではひとつひとつお話してゆきます。

原因を特定して解決する


まずは人間不信に陥っている人全ての方に共通するアドバイスになります。

それはなぜ自分が人間不信になっているのかを特定することです。

人間不信になっている原因が分かれば対処がしやすくなります。

例えば、人間不信になっている原因が子供の頃のいじめにある場合、まずはそのことを自覚しましょう。

そうすることで過去の辛かった出来事を引きずっている自分を把握出来、そこから抜け出す余裕が生まれます。

また原因を特定するには自分の記憶を遡る必要があります。

ひとつひとつ過去に思いを巡らせて、いつ頃から人間不信になったのかを特定してゆくのです。

また、既に原因が明らかな場合も記憶を巡って原因を特定した場合と同じで、一度その原因になった出来事をしっかり自覚して、それに囚われている自分に気付きます。

そしてその囚われが、いかに自分の人生に悪影響を及ぼしているのかをしっかりと認識するとそこから抜け出そうとする意欲が生まれてきます。

まずは原因を特定してみましょう。

ひどければ医療機関で診察してもらおう

人間不信の原因が特定されても、トラウマと呼ばれる心の傷の様に中々忘れたり、その影響から抜け出せない場合もあります。

その場合は一人で解決しようとせず、専門の医療機関や心理カウンセリングで診察してもらいましょう。

専門的な治療や有効なアドバイスを受けることが出来るでしょう。

また医師やカウンセラーとの相性も大切ですので自分に合った先生や医院を見つけることが大切です。

もし合わないと感じる場合は他の医師をあたってみることもひとつの手です。

医師に相談する事自体が、人間不信になっている人にとって勇気が入ることかも知れません。

しかし最初の一歩が大きな成果に繋がることもありますので、診察が必要と感じた方は勇気を出して診察を受けてみましょう。

無理しないこと

色々な種類の克服法がありますが、全てにおいていえることは、無理をしないでおこなうことです。

無理をすると心に負担が掛かり逆効果になりかねませんので、自分の感覚できついと感じる場合は休むことも必要です。

人を信用してみる

試しに1人でもよいので人を信用してみましょう。

ひとつのお願い事を信用して任せてみるとか、信用して詮索はしない、など人を信用するルールを作って守ってみるのです。

そして相手がお願い事や約束を守ってくれたり、詮索をしなくても期待通りの行動をとってくれたら徐々に信用する時間や、信用する相手を増やしてゆきましょう。

完ぺきに結果が出なくても7割以上信用出来れば合格とします。

人間は皆完ぺきではありませんので心に余裕をもって取り組んでみましょう。

1人でもいいから信用できる友達を持つ

信用できる友達を持つことも大切です。

人間不信になっている人にとって、信用できる友達を持つ事自体が難しいかも知れません。

しかし、同じ様に人間不信になっている人や過去に人間不信だった人がいれば、共通の悩みや苦しみを分かち合えるので友達になれる可能性が高くなります。

まずはSNSでも良いので他人との交流をとってみましょう。

そして一緒に笑い合える仲の友達が出来れば人間不信も徐々に薄らいでゆくでしょう。

世の中には確かに酷いことをする人もいますが、他人を思いやる優しい人もいるのです。

打ち解ける


積極的に人と打ち解けてみる姿勢も必要です。

自分のコンプレックスな所や弱さを笑い話に出来るくらいに人に話せれば、相手も安心して打ち解けてくれることが多くなります。

何故ならば人間は誰しも程度の差こそあれ、自分にコンプレックスや弱さを持っているので、それらをさらけ出せる人に好感や共感を抱くからです。