普通にどんな事に対しても言える言葉です。
要するに動作が早いかどうか、また、頭の回転が早いかどうか。
という事を言っているようです。
だから対象者は誰でもいいわけです。
特に優れた一部のエリートさんに対して使う「俊敏性」とは汎用範囲が大きく違うようですね。
よって「俊敏性<敏捷性」という図式を成り立たせているわけです。
私たちが広く一般的に使いやすいのは「敏捷性」という方なのです。
ただ、俊敏性の正しい意味を知っておかないと、使い方を間違えて相手の人に「ムッ」とされる事もあるかもしれません。
ただ動作などが早いだけなら「敏捷性」、相手に対して敬意や特別な人物という認識を表したいなら「俊敏性」という区分けが今後は必要でしょうね。
まずは俊敏性から鍛えよう
俊敏性を理解する前に自分自身が俊敏性を備えた人間になることを先にやっていきたいですね。
俊敏性を鍛えるのです。
かといって通信教育や資格の講座のように「俊敏性を鍛える」などというアイテムは恐らくどこの本屋さんを探してもないでしょうし、ネットで調べても見つからないかもしれません。
俊敏性とは「英語」や「理科」のようなまとめられた教科ではなくあくまで個人の「才知」なのですからね。
才知を鍛えようと思えばこれが一番、という教科はなかなか該当させにくいものです。
才知=「教養」とも言えますし「マナー」や「一般常識」あるいは「マンパワー」「人間力」と取ってもいいでしょうしね。
とにかく俊敏性を鍛えようと思えば、やるべきことは山ほどある、と言えるでしょう。
とにかく日本人は俊敏性が高い人ばかり
ここで視点をちょっと変えてみてみましょう。
日本人の気質なのか、自分は優等生イメージで周囲から見られたい、という思いはないでしょうか?
つまり学校内においてなら、クラスでも成績はトップクラス。
スポーツをやればそつなくこなせる。
そして外見は女子ならば「可愛い」が絶対条件。
男子ならば「目指せイケメン」といった感じ。
一方、社会人となってからも仕事はそつなくこなせ皆からは好かれる存在に。
組織の人気者を気どり、年収も同期の誰よりも多くもらう。
当然そのための努力をこれまでやってきたんだから、それくらい要求して当然だし、自分は世の中の多くの人間よりもかなり優れている、という発想です。
まあ、だからそれが悪い事とは絶対に言えませんよね。
努力して自分が「俊敏性」を兼ね備えた人間になるのなら誰も文句は言いませんから。
俊敏な人が社会に多く存在すればどれだけ世の中はいい方向に向いていくか、想像するだけで楽しみになります。
そういった意味では、日本人というのは俊敏性を持った人の割合が非常に高い国、とも言えるかも分かりませんね。
いい悪いは別にしてこれが日本の現状だと思います。
才気あふれる人が世に多く輩出される事に何の異論もありませんからね。
俊敏性のある人の11個の特徴
それではここからは俊敏性のある人の特徴をみていく事にしましょう。
日本人に多いという俊敏性を持つ人の特徴とはどのようなものなのでしょうか?全部で11個、ご紹介致します。
先のことを計算して行動する
俊敏性のある人の特徴の最初の1つ目は「先のことを計算して行動する」です。
これぞ俊敏性のある人の真骨頂ともいえる特徴でしょうね。
何故、俊敏性を備えている人の動きは迅速で早いのか?答えは常に先のことをしっかりと計算しておいた上で行動していたからなのです。