毎日続けると決めても、サボってしまったりできなかった時もあるでしょう。
そういうときも、言い訳をせず今回はダメだったけれど、明日はできると信じることが大切です。
この目標を立てるという行動は、それを達成するという充実感はもちろん、続けることで小さな失敗や挫折を経験することができるのも自信を持つ重要なプロセスとなるのです。
なぜなら、前回できなかったことが今回はできたという経験が、失敗を活かし、恐れずチャレンジするという行動につながり、自信を取り戻すことができるからです。
3.成功体験をつくる
自信をつけるのに手っ取り早いのは、沢山成功して自分を褒めてあげることです。
過去の失敗ばかりうじうじと悩んでいても人は成長しません。
それどころか、どんどん自信を失い、また新しい失敗を繰り返す羽目になることも。
自分が何か成功した時、それを思い切り喜んで、自分自身を褒めてあげることで自分が失敗したことより、成功したことへの意識を高めていくようにしましょう。
成功するという体験が増え、そこに目が行くようになれば、自然と自信が持てるようになってくるはずです。
小さなことでもOK!
成功体験と言っても、小さなことでかまいません。
大きな目標を持ってトライするのも大切ですが、自身がないうちに身の丈に合わない目標を持ってしまうと、不安でチャレンジできなかったり、失敗した時のダメージが大きくなり逆効果になってしまう恐れがあります。
とにかく、自分が絶対に成功することをしてみましょう。
そしてそれが成功しても当たり前だ、などと思わず、自分を能力を認め思い切り褒めて、ご褒美を与えるのです。
子供のしつけをする時、悪いことを叱って育てるより、良いことをしたら褒めるしつけのほうが効果的と言われています。
叱られれば萎縮するだけですが、褒められると嬉しくてまた褒められるために何かいいことをしようとするのです。
自分自身を子供だと思って、小さな成功でも思い切り褒める瞬間を作ってみましょう。
4.ポジティブ思考を意識する
自信がある人は、毎日起こるいろいろなことに対してポジティブ思考で対応します。
それは日常のちょっとした出来事から、仕事のトラブル、対人関係のアクシデントまで実にいろいろなことに対してです。
自信がない人がネガティブにとらえがちな出来事も、その中にある良かった部分を拾い上げてポジティブに切り替えることができるので、対応も素早くなり、より有意義な経験として人生の糧にすることができるのです。
ちょっとした良い面を見る
不幸中の幸い、という言葉がありますが、自信がない人は特にこの言葉を意識して物事を捉えてみましょう。
たとえ仕事や対人関係で失敗してしまっても、その失敗がなぜ起こったのか気づけたら、それはとても身になること。
失敗でくよくよ悩んでいるよりも、次に失敗しない教訓になったとポジティブに考える方が、気分も落ち込まず切り替えて過ごすことができます。
自分の身に降りかかる出来事を良い面から見るようにすれば、落ち込む時間が減り、前向きな思考になっていくはず。
1日の終わりには嫌なことよりも楽しかったこと、嬉しかった事を思い出し、毎日のちょっとした良い面を発見するようにしましょう。
5.目的や目標を持つ
なにかにトライして成功したり、失敗したりすることはそれだけで人の人生の大きな糧となり、自分の自信を持てるきっかけとなります。
成功すれば、こんなに頑張ったと素直に認められ、失敗してもそこに至る努力は必ず自分自身の身になるからです。
ところが、何も目的や目標を持たず、流れに身を任せて毎日を過ごしていると、達成感を感じることがなくなっていきます。
すると、自分は何もできない、どうしようもない人間だという意識が強くなり、自身を失っていくのです。
自信を持つために、まずは小さな目標や目的を持って、それに挑戦するためにどうしたらいいのかを意識するところから始めてみましょう。
高い目的・目標でなくてOK
この場合、目標はあまり高いものでなくていいのです。
といっても、当たり前にできることでは成功した、頑張ったという充実感や達成感を感じることはできません。
自分が思いっきり頑張ってできることの、少しだけ上の場所にある目標を立ててみましょう。