自分はどんなことをしても駄目な結果しか出せない、他の人より劣っていると思い込んでいるのは「自分自身を諦めてしまっている」状態。
成長や進歩をあきらめた人間がそれ以上成長することはできません。
考え方を変えてみましょう。自己評価が低いということは自分の欠点や弱点を冷静に分析できているということです。
そこを引け目に感じて萎縮するのではなく、どうやったらその足りない部分を補えるのかを考えることが、自分自身を一歩上に成長させるきっかけになるのではないでしょうか。
2.ネガティブな言葉が口癖
自信がない人は、人と話をするときについついネガティブな表現をしてしまいがちです。
これは、自分の話すことが的を得ていなかったり、面白くなかったりしたらどうしようという不安からやってしまいがちな行動です。
周囲の人にとっては常にマイナス思考の発言をしている人と話をするのは、気持ちがいいものではありませんよね。
さて、日本には言霊という素晴らしい言葉があります。
言霊とは、口にした言葉には魂が宿り、言ったことが真実になるという古い信仰のこと。
結婚式などで不吉な意味を持つ言葉を使わないのも、不吉な言葉を使うとそれに誘われて不運がやってくるからという言霊信仰から生まれたマナーなんですよ。
ネガティブなことばかり言っていると、言霊が宿り、ますます悪い気持ちや不安を引き寄せてしまうかもしれません。
意味無く否定してしまう
また、自分に対してだけではなく、人に対しても否定的な発言をしてしまうのも自信がない人の口癖です。
特に、一見自信満々で自分を主張しているように見える人ほど、自身がない気持ちをごまかすために相手を見下したり、否定する表現に走りがちです。
人を否定することによって自分に自信を持とうとしているこの行動は、相手を不快な思いにさせるだけで何もいいことが無いので、心当たりがある場合はなるべく否定しない様心がけましょう。
自信を持ちたかったら、相手を受け入れて自分の意見もしっかりと崩さないことが大切です。
3.周囲の批判・批難に過剰反応する
周囲の批判・批難に過剰反応するというのも、自信がない人の特徴のひとつです。
人から嫌われる、反対されることを怖がる心理は誰でも少なからず持っているものですが、自信がない人はそれが顕著に表れています。
ちょっとした会議での口論や、友人同士のいざこざにも過剰に反応し、もしかしたらみんなに嫌われているのではないか、陰で笑われていたらどうしようなどと考えすぎてしまう…。
これは、自分に対して不安に思っている部分が多いからこそ、周囲の反応が気になり他人の言動を過剰に意識してしまうことで起こる現象です。
人間はクローンではありません。
好き嫌いがあるのは当たり前ですし、意見が食い違うことも多々あるでしょう。
そんなすれ違いを繰り返して、人間関係が変化していくという事実も、社会で生きていく上では受け入れなければならないものなのです。
他人の事を意識し過ぎている
批判や避難に過剰反応してしまうというのは、他人の事を意識しすぎるあまり、自意識過剰になってしまうという心理が原因でしょう。
自信がない部分が多いと、周りからどう思われているのか不安に思い、なるべく周りから浮かない、否定されない行動や言葉を選ぶようになります。
それでもそれが正しく周囲に馴染めていないのではないかと自信を持てず、ますます自分がおかしくないか気になり始め、周囲の反応を見るようになっていく…このような自意識過剰の連鎖は人の自信をどんどん奪っていってしまいます。
自分自身に当てはめて考えてみましょう。
他人が自分と違う意見を言っていたり、人と違うことをしていてもそんなに気にしないですよね。
人はあなたが思っている程人のことを気にしてはいません。
fネガティブ
他人の些細な言動に右往左往するよりも、「自分は自分」とどっしり構えてしまいましょう。