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別居をする時の10個の注意点や事前...(続き4)

これは別居してからの生活費の確保の問題です。

誰かが生活の面倒をみてくれる別居(例えば実家に帰る)ならばいいでしょうが、大抵は自分自身の力で局面を打開していかなければならないケースがほとんどだと思われます。

よって別居後に仕事があるかどうか、というテーマが非常に重要になってくるのです。

生活費の工面はできるか

別居後の仕事の心配をする理由はズバリ「生活費」です。

生活していくための費用を捻出するためにも仕事は必要です。

別居してから仕事を探せばいい、というスタンスでは大きく心もとないのは非常に明白です。

出来たら仕事が定着しているくらいの生活スタンスを確保してから別居という行動に移った方が、すんなりと新しい生活に入っていける事でしょう。

もしあなたが女性の立場であったなら、年齢にもよりますがいきなり条件のいい職場を見つけるのはそれ相当の覚悟が必要となります。

いくら景気がいい時であっても自分のやりたい仕事と実際ある仕事とは大きなギャップがある場合が多いからです。

よって別居を感情的に突発的にやってしまうと自分の身が非常に危険になるという事実をよく踏まえて行動に移す準備を行いたいものです。

5.子供は引き取るか

別居をするときの注意点や事前に考えておいた方が良い事の5つ目は「子供は引き取るか」です。

夫婦二人だけの生活だったのならば、精神的にはだいぶ楽だったでしょう。

ところが別居するにおいて子供の存在のあるなしが、自身にとってどれだけ大きな心の負担になるのか。

ここをしつこいくらい何度も再確認する必要があるのです。

いつの時代になっても、親のエゴのせいで犠牲になるのは子供ですからね。

子供との話し合いが必要

別居するに当たって子供の問題がネックになってしまう大きな要素は費用を伴う「子育て」の部分にかかってきます。

子供を育てるには「愛情」プラス「お金」が必要です。

「子は黙っていても育つ」と昔から言いますが、それは食べるものさえあれば確かに身体は大きくなるでしょう。

今、私が言いたいのはそういった問題ではなく「情操教育」、つまり人としてこれから社会に巣立っていくときにどれだけ世の中に順応できる人間になっているか、思いやりや心遣いというものを理解できた子供に育っているか、という部分なのです。

ハッキリ言って女性一人で子供育て上げるのは、並大抵の苦労ではありません。

子供が分別の分かる小学校高学年になっていれば手はかからないだろう、という発想も正しくはありません。

幼児期に幼児期の、小学校のときには小学校の、中学生になったら中学生に相応しい親としての愛情のかけ方が必要になるのです。

それなのに生活費の工面のために子供をほとんど放置して一人にさせてしまう。

確かに子供は食べるものがあれば身体の発育は出来ますが、心の成長がそれでは出来なくなってしまうのです。

だから、子供がいる場合の別居は十分な話し合いが必要です。

いえ、話し合いをしたからといって満足いく回答は出ないでしょう。

それが別居というものです。

子供にとったら二親がいないという現実がどれほど心の負担になっているか。

そこを親は慮る必要があるのです。

6.子供の心のケアはできるか

別居をするときの注意点や事前に考えておいた方が良い事の6つ目は「子供心のケアはできるか」です。

自信のエゴのために行う別居において、いつも犠牲になるのが子供です。

子供は親の行いに対して何も抗えません。

ただ黙ってついていくだけです。

ただ、本当は腹に溜まった思いが子供心に必ずあるはずです。

それを親はいかにして掘り起こして子供の口から話してもらうか。

実の親子でしか出来ない行為を、この時に行っておかないと後々、いろんな面でとんでもない事態が勃発しないとも限らないのです。