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別居をする時の10個の注意点や事前...(続き5)

子供のことを思っていても子供は素直に思ったことを口に出す

ただ、子供がまだ2歳未満の子であれば子供の意見を聞くという行為は無理があるでしょう。

よって子供の心をケアする必要が発生するのは子供に両親の存在がはっきりと認識されだして年齢からとなってくると思います。

子供を引き取って世話しようと思っている親の立場に立てば、自分の取る行動が子供のこれからのためにおいて絶対に正しい行動だ、と固く信じているに違いありません。

そうでなければ子供を女手一つで育て上げるという困難な道を選ぶはずがありませんからね。

それはそれで非常に毅然とした素晴らしい行いだとは思います。

ただ、少し待ってください。

本当にあなたの選択を子供は腹の底から納得しているのでしょうか?

言いたい事があるのだが、子供なりに親に気を遣って我慢しているのではないでしょうか?

子供にとったら、親の仲がどれだけ悪かろうと大切な父親であり母親である事に変わりはありません。

幼少期から親から本来もらえていたであろう「愛情」が片方、欠けてしまうのはこれから少年期を迎える子供にとったら、たまらない「ハンディ」となるのです。

親は子供が口から出す素直な言葉を聞かなければならないのです。

その機会を奪ってはいけないのです。

子供なりに言いたい事を言えた、という経験は今後の人生において必要な事となるのです。

子供との遠慮のない押し付けのない、腹を割った話し合い。

別居する前に設けてあげるべきだと思いますよ。

7.気持ちを強く持てるか

別居をするときの注意点や事前に考えておいた方が良い事の7つ目は「気持ちを強く持てるか」です。

「別居」というもの、やる前とやってしまってからの気持ちの持ちようが大幅に変わってきます。

やる前はあんなに感情的になっていたものが、別居をして1ヶ月もたたないうちに現実が見えてくるようになり、猛烈な寂しさが襲ってきます。

特にあなたが女性の場合だったらば、その傾向が顕著かも分かりません。

それくらい「別居」というものは思うのとやってしまったとでは大きな違いがあるものなのです。

後悔しない選択をする

まあ中には別居する事によって本当にせいせいした、という気持ちになってノビノビと第二の人生に踏み出す方もいらっしゃるでしょう。

しかし、やはり多いのは、孤独感の果ての寂しさです。

一緒にいた時はあれだけ相手の悪い点ばかりが目につき、見たら喧嘩ばかりしていたはずだったのが、今ではそれが物凄く懐かしく愛おしく感じてしまうようになってしまうものなのです。

よって、別居した事が、後悔しない選択になるよう自身で気持ちを強く持てるよう振る舞っていかなければならないでしょう。

周囲の人もあなたの事を心配し、気にかけてもくれるでしょうが、かえってそのような行為が気持ちを弱くさせてしまう結果になることもあります。

気持ちを強く持つことが、別居に入る前の心がけの一つでもあるのです。

8.別居してからのお金について

別居をするときの注意点や事前に考えておいた方が良い事の8つ目は「別居してからのお金について」です。

細かい話しになるかも分かりませんが、今までの生活においてお金の貸し借りや借金があったりしたならば、それらは綺麗に清算しておく事が求められます。

でないとあとあとでトラブルやもめ事に発展してしまう可能性も無きにしも非ず、だからです。

お互いが別々の道を歩むようになるのならば、どこからどこまでがそれぞれの負担になっていたのか、はっきりさせておいてから別居するようにすべきでしょう。

婚姻費用とは

また、もう一つ気にしておいていただきたいのが双方の「婚姻費用」です。

このケースは結婚してからまだあまり時間が経過していない場合がその対象となるでしょう。

つまり結婚式や新婚生活を送るに当たって、双方がいくらくらい出し合ったのか。

それらを照合して双方が協議し納得のいく清算方法を見つけ出す作業です。

最近は「地味婚」という形式で式を節約して小さく行うのが一つの流行りですね。