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別居をする時の10個の注意点や事前...(続き7)

その子供が高校を卒業して働きだしたのなら18歳をもって終了ですね。

子供が仮に19歳で結婚して嫁に出たのなら、その年齢をもって養育費も打ち止めです。

要するに何らかの手段で子供が自活できるようになったと認められたときが養育費の期限と判断するべきでしょう。

だから片方の元親の都合で一方的に打ち切られる性質のものではない、という事です。

子供が無事に自立するまでの間、例え離婚という目にあったとしても子供のために養育費を支払うのは二親の最低限の義務となるのです。

【慰謝料】

慰謝料とは、
「生命・身体・自由・名誉・貞操などが不法に侵害された場合の、精神的損害に対する損害賠償金。」 
https://kotobank.jp/word/%E6%85%B0%E8%AC%9D%E6%96%99-30665  
(コトバンクより引用)

という解釈の元に成り立っているお金です。

損害賠償金ですから一時金、お見舞金、謝罪にまつわる礼金とでも言う解釈になるでしょう。

夫婦のどちらかが一方的に裏切られ、夫婦関係を続けられなくなるような原因を作った方が支払うお金、という見合いですね。

被害者と加害者の関係ともいえるでしょう。

よって別居原因が例えば夫側の不倫やDVDなどによるものであったなら、奥さん側が離婚の代償として受け取る権利が発生する仕組みとなるのです。

但し、その金額に関しては夫側の年収に大きく左右されます。

そこのところは一緒に住んでいた元奥さんも分かるはずですので協議の必要があるでしょう。

日々の生活にアップアップの元旦那さんからはたくさんの額を期待することは不可能っぽいという事でしょうか?

いずれにしても加害者と被害者の関係性の実証も必要です。

奥さん側にも過度な落ち度がない事が条件にもなるでしょうね。

【財産分与】

財産分与とは、それまでの夫婦生活の間において夫婦で協力して築き上げてきた財産を清算し、夫婦それぞれの個人財産に分割することをいいます。

この場合、財産と銘打つものは現金だけではありません。

家や家財道具、車、果ては植木まで、動産、不動産ひっくるめて全てを財産という枠で捉えます。

保有している財産が巨額であればあるほど、離婚に際して要求される額は大きくなっていく事でしょう。

この辺りは当事者同士の話し合いによって円満に解決してもらいたいところですが、別居する元妻側にとってみたら当面の生活費の補填を考慮すれば取れるだけ取っておこう、と考えるのが筋でしょうし、元夫側にしてみたら最小限で財産を守りたいと思うかも分かりません。

ここが離婚に関してエネルギーを使う部分となるわけです。

しかし、大人の人間としての責任をキッチリ果たさない事には、今後のあなたの人生にいい事があまり起きなくなる可能性もあり得るかもしれませんね。

まとめ

如何だったでしょうか?別居をするときの注意点や事前に考えておいた方が良い点に基づいて

・別居のメリットとデメリット
・別居をするときの注意点や事前に考えておいた方が良い点を10個

を、ご紹介致しました。

別居は男女の仲の終焉を意味しています。

それまで仲睦まじかった二人が何らかの原因でお互いの事を嫌いになってしまうのです。

一緒に住むという事はもはやあり得ない事態だといえるでしょうね。

別居を決断するにはかなりな時間とエネルギーを消耗するでしょう。

男女の仲というのは、明日はどうなっているか、誰にも予想出来ないものです。

明日は我が身、と思ってそれぞれの我慢すべき欲望は抑え、現実をみて地道にコツコツ生きていく事が、別居をとりあえず予防する手段ではないでしょうかねえ。