目の周囲の筋肉もほぐれます。
「い」は口を真一文字に横に広げます。
口角も上げると自然に歯が見えます。
「う」は口をすぼめて思い切り前に突き出すのです。
「え」は口を横に広げて頬を高く上げる意識です。
「お」は口を縦に大きく開けます。
ほうれい線をグッと伸ばすのです。
この一連の動作を10秒~20秒を目安に行ってください。
初めは顔の筋肉が疲れますが、なれるとキープの時間を伸ばすことで効果が上がります。
どこでも手軽にできることが特徴です。
1日に5~6回実行すると、数日で顔が引き締まったような実感を得ることができます。
舌回し体操
ほうれい線がくっきりと出てくると老け顔になってしまうので、綺麗な笑顔を作る時にはほうれい線対策が重要です。
あいうえお体操も効果があるのですが、もうひとつ「舌回し体操」も女性の間では注目されています。
これは口を閉じたままで、舌を歯に沿って右回りと左回りにゆっくりと回転させる方法です。
最初は左右の回転をそれぞれ10回づつくらいの目安で行ってみてください。
使っていない表情筋を動かすことになるので、後頭部が痛くなることがあります。
表情筋は、細く薄い筋肉で、縮む速度が遅い遅筋と言われるものです。
顔全体はこの遅筋が主体の筋肉でできているので、素早い運動を行ってもあまり効果は得られないようです。
ゆっくりとした舌回し体操が、遅筋を鍛える効果が大きいようです。
右回りと左回りを各10回、1日3セットを目安に行ってください。
ほうれい線だけでなく、二重あごの解消にも効果が期待できそうです。
目回し体操
普段の生活の中では、ほとんどの時間は目は下を向いているそうです。
最近のスマホの発達で、一点に集中することも多いので、さらに眼球を動かす時間も少なくなっています。
そのために目の周りの筋肉が衰えていたり、血行も悪くなっているようです。
医者の立場からの意見では、目回し体操は緑内障の予防にも効果があるそうです。
目回し体操は、目の周りの筋肉を鍛えて血行を良くすることができることと、目の表情を改善するために有効だと思います。
顎外し体操
顎の異常が起こる人も多いようです。
口を閉じる時に顎がカクカクと鳴ってビックリしたり、朝起きると口を開けずらいという症状です。
これは20代から30代の女性に多い「顎関節症」という症状です。
場合によっては、口を開ける時に顎に激痛が走る時があります。
この原因は、枕が合っていない、歯ぎしりが多い、デスクワークが長く強いストレスを感じているなどです。
普段から顎を動かす運動が大切です。
対策としては、昔の志村けんの人気のポーズ「アイーーン」です。
下顎を前に突き出す動作です。
会社のトイレとか自宅で、下顎を出すポーズを行って改善するのです。
顔の筋肉をほぐす効果もあって、屈託のない笑顔を作りやすくなります。
嬉しさや喜びを全開にする
屈託がないということは、何も気にすることがないという清々しい気持ちなのです。