それを見て男性が「可愛い」と言うのです。
あくまで男性の感性の様に見えますが、実際には女性に作られた「可愛い」だったのです。
キャラクター
「可愛いキャラクター」と言われて、まず思いつくのはディズニーやサンリオ等でしょうか。
王道キャラクターは勿論ですが、近頃は「こ…これ可愛い…?」と言いたくなる様なキャラクターも多いですよね。
特に近年で筆者が個人的に衝撃だったのが「ディズニー」キャラクターの「ヴィランズ」シリーズです。
本来、物語の悪役である「ヴィラン」をメインキャラクターにし、それが「可愛い」と、20代を中心に人気を博しておりました。
最早「キャラクター化」されてしまえば「可愛い」は全てに当てはまるのかもしれませんね。
日本人は基本的に2頭身や3頭身位のキャラクターを「可愛い」とする趣向があるので、勿論キャラクターを作る企業や自治体側もそこを配慮しており、どんなキャラクターでも「可愛い」と言わるのは当たり前の事かもしれません。(ネットやSNSで炎上させて話題にす場合は話が別ですが)
もし暇を持て余しているならば「海外 キャラクター」で検索してみると「本当に可愛くないキャラクター」がたくさん存在しているので比較してみるのも一興です。
服
ファッションに関しては、近年「個性的」「他と違う」事が受け入れられているので正直「無法地帯」という言葉がしっくり来ます。
「可愛い」と「カッコいい」の差も曖昧になり、この二つをミックスさせる様なファッションもありますよね。
基本的に女性向けファッションは「可愛い」を好む傾向が強いです。
若年層のファッションのみならず30代40代50代向けのファッション誌でも「大人可愛い」なんて言葉が流行っている位です。
女性はいくつになっても「可愛くありたい」という事でしょう。
また、男性向けファッションでも中性的で可愛いものが好まれるジャンルがありますね。
これは、「かっこ可愛い」と言われる様な中性的な俳優やモデルさんの影響ですが、実際の所ハードルは高く容姿があってこそ似合う…という厳しい現実が待っていますのでご注意を。
また、サラリーマン等の仕事でスーツを着用する世代に「可愛いネクタイをプレゼントする」というのが一部の世代の女性の間で流行の様です。
筆者が見た一番衝撃的で可愛かったネクタイは、強面不動産屋さんが着用していた猫柄のネクタイでした。
(強面と可愛さのギャップについつい、契約してしまった事があります)
雑貨
近年、文房具をはじめとする雑貨業界は景気が良いようです。
それは「実用性」と「ビジュアル」の比率を微妙に調節している為。
女性は特に、「必要じゃないのに、ビジュアルが可愛くて買ってしまった雑貨」がザクザク出てくるのではないでしょうか。
それ位に、「可愛い雑貨」は世の中に溢れています。
これは「雑貨」が可愛いのではなく「可愛いデザインの雑貨」が溢れているという事。
ただのホッチキスを可愛いとも必要とも思いませんが、ペンギンの形をしたホッチキスを「可愛い」と衝動買いしてしまった…男性からは呆れられるかもしれませんが、きっと女性は「あるある~」と共感してくれる事でしょう。
食べ物
食べ物に対する「可愛い」は主にスイーツに向けられるものが多いでしょう。
しかし、近頃は女性をメインターゲットにした可愛いデコレーションが施された料理も話題になっているので一概には言えませんが。
「美味しそう」にほぼ近い意味で使ってしまっている事も多いですね。
食用花を使ったサラダなんかはインスタ映え間違い無しで「可愛い!」と女子会ではひっぱりだこのメニューですが、男性からは「…これ本当に喰うの?」と不評の様です。
自分より下と思っている人
単純に、自分より目上の人間に「可愛い」という評価は失礼に当たります。
つまり、後輩や部下に「可愛い」と言われた事がある方は、その人物になめられている又は自分より目上の人間である認識がされていない可能性があります。
これは「可愛い」の本来の意味に通じるものでもありますね。
「小さい・弱いもの」という意味で見れば「自分より下と思っている人物」に対して「可愛い」という言葉を使うのは案外間違っていないのかもしれません。
本当に可愛い人
よく聞く「女の子の「可愛い子紹介するよ」は信用ならない」というやつですよね。