その通りだと思います。
そもそも、男性と女性の「美の基準」が違うのだから当たり前と言えば当たり前なのですが…。
女性が「本当に可愛い人」を形容する言葉は「綺麗な人」の方が当てはまります。
つまり「容姿が美しい人=綺麗な人」で「性格が良い人=可愛い人」という事です。
一方で、男性は「容姿美しい人=可愛い人」「ずば抜けて容姿が美しい人=綺麗な人」なのでそもそも基準が全く違うと言えますね。
値段
価格に対して「可愛い」を使うのは、所謂団塊ジュニア世代。
「可愛い(それ程無茶苦茶な高額ではない)値段」という意味ですね。
年代によっても「可愛い」の範疇が変わる例です。
また、この年代は「可愛い値段」というより「デザインは可愛いのに、値段は可愛くないわね(思ったより高額である)」という使い方の方が多い様です。
男性
近頃は男性の草食化が進み「男らしさ」に拘る方も少なくなってきたので「誉め言葉かな?」と勘違いしている方が多いかもしれませんが、これは完全に見下されていると思っても良いでしょう。
芸能人や有名人に向ける「可愛い」とは訳が違うのです。
一般男性に向けた「可愛い」は「恋愛対象とならない」であったり「この人はいじっても構わないから」という意味で来ている場合が多いので、ご注意下さいね。
アクセサリー
女性同士でアクセサリーを褒める際の「可愛い」は中身にさして意味が無い世間話程度のものですが、男性に向けての「このアクセサリーって可愛いと思わない?」は”褒めて欲しい”であったり、”買って欲しい”である意味を含んでいます。
ここは要チェックしておいて損はないでしょう。
「これ可愛いって言ってたよね?」なんて言葉と共に贈られるアクセサリーは好感度抜群でしょう。
しかし、この際更に難しい「瞬間的な可愛い」という難問もある為ご注意下さい。
詳しくはこの後検証していきましょう
女性が言う「可愛い」は「好き」ではない
これは、最も男性の理解が及ばない事象ではないでしょうか?
「この間可愛いっていってたよね?」とプレゼントしたキャラクターグッズに微妙な表情をされた事のある男性は、かなり多い事でしょう。
「可愛い」には必ずしも継続的なポジティブな意味が含まれている訳ではないのです。
可愛い=今、心が惹かれている
「このカバン可愛い~」と言っていた数日後、全く違うテイストのカバンを「新しいの買っちゃった!可愛いでしょう!?」と自慢する女性。
女性ならば「あるある」で済むのですが男性からしたら全くもって意味不明なのではないでしょうか?
「この間言ってたのと全然違うね」なんて余計な一言はグッと飲み込んで下さい。
女性の「可愛い」は、その時の勢いや感情が多く含まれています。
このカバン可愛い~!と言った彼女は「その時」「そのタイミング」で見たそのカバンを「可愛いと思った」というだけの事。
女性の「可愛い」は瞬間的で継続的ではないのかもしれません。
その判定は女子同士でも大変難しいもので本人のみ知り得る事でしょう。
好みでなくても「可愛い」と言う
それが、自分の好みでなくても「可愛い」という女性は多いでしょう。
それは「可愛いものとして流行しているから」であったり、「一般的に見て可愛いものだから」であったりする為、「共感」する為の「可愛い」と言えるでしょう。
グループで行動する事の多い女性達は、無難に「共感」しておく事で平穏を保っているのかもしれません。
女性の可愛いにルールはない
「おはよう」は朝使う挨拶だし、「さようなら」は別れの際に使う言葉。
しかし「可愛い」には”この場面で使う”という明確なルールが無いのです。
それは「ヤバイ」にも通じる所がありますね。